キース・ヘリングの絵画・版画(リトグラフ・シルクスクリーン)の
買取価格とポイント

キース・ヘリング
1958年〜1990年
アメリカ・ペンシルベニア州生まれ。1978年にニューヨークへ移り、スクール・オブ・ビジュアル・アーツに入学する。1980年からニューヨークの地下鉄構内の広告板にチョークで描く「サブウェイ・ドローイング」を開始し、翌年にはウェストベス画廊で初個展を開催する。1982年に大手画廊トニー・シャフラジでデビューを果たす。1983年に初来日し、計4回日本へ訪れる。1985年にレオ・キャステリにて個展を開催する。1988年にエイズと診断される。1989年に恵まれない子供たちへの基金やHIV・エイズ予防啓発運動継続のためキースへリング財団を設立する。1990年2月16日に死去。31歳。
2023年12月9日より森アーツセンターギャラリーで「キース・へリング展 アートをストリートへ」が開催予定。

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キース・ヘリングの最新買取情報

POP SHOP2 PL3(シルクスクリーン)
買取価格
3,100,000円
キースヘリングPOP SHOP2 PL3(シルクスクリーン)
Statue of Liberty(シルクスクリーン)
買取価格
6,500,000円
キースヘリングStatue of Liberty(シルクスクリーン)
TV MAN(シルクスクリーン)
買取価格
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キースヘリングTV MAN(シルクスクリーン)
Untitled(シルクスクリーン)
買取価格
お問い合わせください
キースヘリングUntitled(シルクスクリーン)

キース・ヘリングの買取ポイント

キース・ヘリングの作風

キース・ヘリングは、アンディ・ウォーホルやジャン=ミシェル・バスキアなどと同様に、1980年代のアメリカ現代美術を代表するアーティストで、日本国内でも高い知名度があります。キースが描くデザインはファッションなどを通じて幅広い世代に認知されています。人によってはキース・ヘリングが生み出したアイコンだと知らずに着用している方もいるでしょう。
本格的にデビューする前の80年代初頭にNYの地下鉄で、黒い紙が貼られた使用されていない広告板を使った通称サブウェイ・ドローイングというグラフィティ・アートを始めました。ユニークで誰もが楽しめる落書きは、一躍ヘリングの名を広めることになりました。
デビュー後は瞬く間に有名作家の一員となり、アニメーション、舞台デザイン、自信のグッズを販売するポップショップをオープンするなど、幅広い分野で活躍しました。
31歳で夭折した作家が残したイメージは、死後30年経った今でも色あせることなく人々に受け入れられています。

若者に人気のキース・へリングの代表作を紹介

キース・ヘリングの現在の評価と価値

日本国内で流通している作品の多くは「シルクスクリーンかリトグラフで制作された版画作品」です。ペンで描かれた作品もありますが版画に比べると値段が付きにくいケースが多い印象です。

キース・ヘリングの版画作品は100〜300万円前後の買取金額が多く、一部の人気作品(ANDY MOUSE)は1000万円以上の金額が付きます。ここ1〜2年で再評価され、大幅に買取金額が上がっております。
今後さらに上がる可能性もありますが、相場の変動はプロでも読みづらいです。個人的には売ろうかなと思ったタイミングが一番の売り時かなと思っているため、お気軽にご相談ください。

基本的に版画作品は鑑定等の必要はないため、現物を見て判断させていただきます。近年、贋作も出回っているため注意が必要な作家です。
また、最も新しい作品でも30年は経過していますので、シミなどのダメージが発生している可能性があります。修復が難しいほどダメージが発生していると著しく評価が下がりますので、保管には注意が必要です。

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キース・ヘリングが愛したストリートアートとは?

ストリートアートの始まりは1920〜1930年代のニューヨークです。初めはギャングによる壁や電車、バスに描かれた落書きでしたが一般に知られるようになったのは1980年頃になってからです。公共の壁や建物に描かれるということから一般的は犯罪であることに間違いはないのですが、当時の若者たちが抱く政治や社会への不信感や反発、将来への強いメッセージを含んだ絵がいずれ「芸術」だと捉えられるようになりました。

キース・へリングも1980年から地下鉄構内の広告案内板に絵を描き始め、通勤客の間で話題となりました。そのポップで独特な線は瞬く間に人気となり、有名な画商のバックアップも得て個展を開くまでとなります。ストリートからキャンバスへ移行していきましたが、彼の伝えるメッセージはいつも私たちを前向きな気持ちにさせてくれるのです。

キース・ヘリングはシルクスクリーンが高評価!?

キース・ヘリングの版画作品は主にシルクスクリーンかリトグラフで制作されています。買取の立場から見ると、リトグラフよりシルクスクリーンで制作された作品の方が評価は高い傾向です。シルクスクリーン特有の光沢感と立体感とキース・ヘリングが生み出したポップなアイコンとの相性は抜群です。

若くして逝去したため同時期に活躍したアンディ・ウォーホルなどと比べると作品数は多くはないため、希少性は高いと言えます。現在はウォーホル作品の方が平均的な相場は高い印象ですが、希少性の高さと確立されたアイコンでキース・ヘリングの作品も評価が更に上がるかもしれません。

キース・ヘリングの代表作品

AndyMouse 1986
■ANDY MOUSE(1986年)
ウォーホルのサイン入りです。版画作品の中でも非常に人気があります。
POP SHOP 1 1987
■POP SHOP 1(1987年)
POP SHOP 3 1989
■POP SHOP 3(1989年)

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