掛け軸

獏の掛け軸買取が選ばれる3つの理由

正しい価値を正しい金額で

当社では【正しい価値を正しい金額で】をお約束致します。絵画・骨董品と呼ばれるジャンルは金額が不透明な世界です。古い作品や市場価値がある作品に関しては贋作も存在し専門家ではないと正しい金額を導きだす事が難しいです。
また、正しい価値を見出したとしても適切な販路と正確な相場感がないと正しい金額でお客様にご提案する事ができません。
当社では正しい価値を見出し、正しい金額でお客様に査定額をご提案させていただきます。

1つ1つ丁寧に査定させていただきます

掛け軸だけではなく、絵画・骨董品など幅広い取扱実績があります。また、個人コレクターだけではなく法人様との大口取引も多数対応させていただいているため、100点を超える作品の買取もスムーズに行っております。
もちろん1点からの出張買取(無料)依頼も大歓迎です。1つ1つ丁寧に作品を拝見させていただき、正しい金額でご提案させていただきます。

即日査定、その場で現金買取も可能です

絵画・美術品に関して専門のスタッフで運営しております。日々、相場や新しいジャンルの勉強に勤め、正しく価値を見出し、正しい金額でご提案できるように精進しております。そのため、即日で買取金額をご提案する事が可能で、1000万円を超える作品でも即日お支払いが可能です。ただ、例外的に鑑定の取得が必要な作家、文献等で調べる必要がある作品に関してはお時間をいただく事もございます。

掛け軸の買取実績

  • 橋本関雪

    橋本関雪

    10

  • 川合玉堂

    川合玉堂

    山荘月明

    29

  • 川合玉堂

    川合玉堂

    梅鶯

    11

  • 松林桂月

    松林桂月

    松図

    6

掛け軸の買取相場

作家名 モチーフ 買取相場
上村松園 美人画 50~700
横山大観 富士図 50~1000
橋本関雪 ~300
竹久夢二 美人画 50~250
棟方志功 不動明王 ~300
不詳 仏画 3
即中斎 ~15
井上有一 30~150

掛け軸を高く売るポイント

こちらでは掛け軸を高く売れるポイントを紹介させていただきます。ご自身でご購入されていればなんとなく想像できるかもしれませんが、お問い合わせいただく多くは相続などで手に入れた方が多いため、知識が無くても理解できるようにポイントを絞らせていただきます。お持ちの作品が高く売れるポイントに合致していると高額査定を期待できるかもしれません。不明点等ございましたらお気軽にご相談ください。

付属品が揃っているか?

掛け軸単体でも内容によっては高価買取できますが、基本的には付属品が無いと評価は下がります。具体的には共箱(ともばこ)といった作家直筆のタイトルとサインが記入されている木箱です。詳しくは日本の作家は共箱や識箱が重要という項目で記載させていただいております。
木箱があれば必ず一緒に査定へ出す事をおススメします!中には鑑定書などが必要な作品もあります。鑑定書があるとスムーズに買取ができ、鑑定書代分を査定額に上乗せできます。
汚れていても問題ありませんので、付属品は捨てずに保管して査定の際には必ず用意していただく事が好ましいです。

軸先の素材について

掛軸の名称を覚えよう

掛軸の名称はとても多く、約20か所あります。掛軸に精通している人でも覚えにくいですが、売却をご検討の方は1つだけ覚えてください。ここの名称と意味だけ知って入れば役に立ちます。
それは<軸先>です。

軸先とは

掛軸の下部についている棒飾りです。掛軸を巻く時はこの部分を持って巻いていきます。なぜ軸先を覚えた方が良いか?軸先を見ておおよその相場を想定できるのです。
油絵や日本画などは作家の価値が高ければ高いほど、良い額に入れてあります。
額縁を画材屋さんで購入すると数千円から1、2万円程ですが、有名店に頼むと10~30万円します。高額作品ではないと良い額に入れる事が出来ないので、1つの判断材料になります。掛軸の場合も同様で表具で良し悪しを判断できますが、多少の経験が必要なので軸先だけの判別方法を紹介します。

軸先の素材について

大事なのは使われている<素材>です。プラスティックが使われている作品は買取価格が低くなる事が多いです。画像だと分かりにくいかもしれませんが、軸先がプラスティックの画像を載せておきます。
もしご自宅に掛軸がありましたら一度見てみてください。

ただ、貴重な作品でも安価な表装をされている場合もありますので一度ご相談ください。

掛け軸の種類

掛け軸は大きく分けると日本と中国の2種類と言っても良いでしょう。台湾や韓国の掛け軸もありますが、日本国内に流通する掛け軸の多くは上記2か国です。同じ掛け軸と言えでも作家の国籍で書き方や評価も異なります。詳しく見ていきましょう。

日本の掛け軸

現在流通する作品の多くは明治以降となり、江戸以前の作品も見かけますが来歴がしっかりしていないと査定するのが難しい傾向です。明治以降の掛け軸に関して作家が重要となり、共箱(ともばこ)と呼ばれるような木箱が重要となってきます。中国の掛け軸と異なり日本の掛け軸は共箱と呼ばれる付属品が買取金額を左右します。

中国の掛け軸

日本国内には貴重な中国作品が眠っているとされ、日本人の気質から保管状態も良いため中国本土から注目されています。歴史的に中国の美術品が日本に流出した経緯があり、原点回帰ではないですが自国の美術品を買い戻す流れから、作家・作品によっては高価買取が可能です。日本の掛け軸と異なり付属品の重要度は高くないです。

気になる掛け軸の買取・査定方法は?

掛軸とは、書や絵が描かれている紙や絹を表装したもので、床の間に飾られるものです。書に関しては禅語などが書かれ、茶道で使われることが多いです。絵に関しては多種多様なスタイルで描かれており、独特な遠近法などが特徴的です。書や絵を表装されている作品を総称して掛軸と呼びます。 当社では掛軸の評価方法は大きく分けて2通りの見方があります。
<作家物としての評価><骨董としての評価>です。

作家物としての評価

掛軸の歴史は古いですが、近年ではその流れが日本画に受け継がれています。現代の日本画家は掛軸という様式を使わない方が増えてきている印象ですが、評価方法は同じです。日本画は作家の相場により買取価格の大枠が決まりますので、掛軸でも同じような事が言えます。この作家としての評価は横山大観や川合玉堂などが挙げられます。また、中国作家もここに含まれます。作家物に関しては、紙に描かれているより絹の方が高価買取しやすい傾向です。

画面の規格(長物・横物)

作家物として評価する際は、画面の規格も買取価格に影響します。
掛軸は床の間に飾られていましたが、現代建築では和室が少なくなり、和室を作っても床の間まで作る人は減少しています。その為、掛軸を飾る機会が無くなった人が飾りやすくするために額縁に入れなおしています。横物は額に変えることができますが、長物は変えることができません。汎用性の観点から長物の方が横物より評価が下がりやすい傾向です。
補足ですが共板は掛軸から額装へ変更する際に生まれました。

骨董としての評価

骨董としての評価とは、誰が描いたかが重要ではなく、歴史的価値とクオリティから判断します。陶磁器の骨董と同じような認識で、どれぐらい古いか、どれぐい描き込みがあるかで判断します。仏画などが代表的で、制作年代が古くて、描き込みが多いと高価買取しやすいです。

骨董・古美術の詳しくはこちら

その他

番外編ですが、よく問合せで狩野派や円山派といった江戸時代を中心に活躍した作家の依頼を受けます。この辺りは昔と比べて評価基準が若干異なり非常に扱いづらくなってきています。理由としては日本国内の物故作家で有名な人は所定鑑定機関が設けられる流れになったためです。日本画の重要な販売経路である百貨店などで売るには真筆の根拠が必要です。近代の作家は所定鑑定機関が設けられていますが、江戸時代の作家は殆どありません。その為、百貨店を主な売先としている業者は取り扱が難しくなったという経緯です。過去に美術館や博物館などに貸し出した来歴が重要になってきます。

以上の事から、掛軸というジャンルでも様々な買取ポイントがあります。知識が無い業者ですと十把一絡げで買取されてしまう可能性があります。売却する上で信頼できる業者を見つけることが非常に重要だと感じますので、参考にしていただければと思います。

需要がある作品・作家か?

基本的に明治以降に制作された掛け軸に関しては作家の需要により買取金額が決定します。江戸以前の作品は作家の需要と作品の古さによって買取金額を判断させていただいております。バブル期に比べると売れる作家・作品とそうではない作家・作品がはっきりと分かれている傾向です。また、日本の住宅事情の変化(和室・床の間の減少)により、そもそも飾るスペースが無いため掛け軸自体の需要が下がっています。
その中でも市場動向を見極めて高価査定ができる作品に関しては正しい金額でご提案させていただきます。

日本の作家は共箱や識箱が重要!

共箱とは?

日本画の買取には、陶磁器や茶道具と一緒で共箱が必要です。
共箱とは作家自身がタイトルとサインを記した木箱になります。例外はありますが、基本的には無いと買取評価が下がります。

また、識箱というのも存在し、作家以外の人が鑑定の意味を込めてサイン等を書いた木箱です。

また、共箱ではなく合わせ箱という紙で作られた箱があります。中国作家や仏画は共箱の方が少ないので、合わせ箱だからといって価値が無いわけではありません。

あと、風鎮という軸先に掛ける為の付属品がありますが殆ど金額はつかないです。

共シールとは?

共シール(ともしーる)とは日本画独特のもので、作家が制作した証明書のような役割があります。一般的には額の裏にサインとタイトルが書かれた紙が貼ってあります。日本画の場合は絵と共シールがセットで作品として成立するとされていますので、共シールが無いと評価の減点対象になります。無かったとしても現存作家なら共シールを書いてもらうこともできますが、その時間や費用等を考えると評価額を下げる買取業者が多いかと思います。当然ですが、既に亡くなっている作家は共シールを書いてもらうことはできません。

共板とは?

共板(ともいた)とは共シールと同じ役割で、作品の証明書の様な役割があります。油絵とは異なり日本画には額装だけではなく表装という鑑賞方法があります。額装とは作品を額に入れて飾ることですが、表装とは掛軸にすることです。掛軸にした場合は陶磁器のように掛軸の大きさに合わせた共箱が作られます。掛軸は基本的に床の間で鑑賞しますが、現代建築では床の間が造られる事が少なくなり、鑑賞する機会が減りました。その結果、掛軸を額装に直して鑑賞する人が増え、共箱を保管しやすくするためにサインとタイトルが書かれている所を板状にした共板が生まれました。

汚れた状態でも買取可能です

掛軸のダメージに関して

掛軸も油絵や版画と同様に温度と湿度の管理が重要です。紙か絹に描かれているので、劣悪な環境に長い間置いてあると<シミ>がでます。しかしながら、管理はそこまで難しく無く一年に一回乾燥した時期に2〜3日陰干しするのが予防策と言われています。また、乾燥材を入れるのも効果的です。掛軸に関しても修復は可能ですが、場合によっては表装ごと変える必要もありますので費用が高くなりがちです。なので、高額作品以外は修復しない業者が多いかと思います。

また、絵画のようにアクリルで作品を保護するものがありませんので、物理的な傷がつくリスクが高いです。当然ですがダメージが出てしまうとその分買取価格が下がりますので、予防が重要です。シミと傷の画像を参照ください。

獏の掛け軸の買取方法

  • 店舗での買取

    お客様が当店に直接お持ち込みいただく方法です。
    その場で査定・現金でお支払いが可能です。
    ※ご来店前に予約をまずお取りください。店舗での買取に限り、クーリングオフ対象外となります。
  • 出張買取(無料)

    当社にご連絡いただき、日程を調整後ご自宅まで無料出張・査定いたします。
    提示価格が折り合えば、その場で現金決済となります。
    ※エリアや作品の内容によっては、お伺いできない場合もございます。
  • 宅配買取

    作品の内容やお住まいのエリアによって、作品を宅急便で送っていただき 当社で現物を確認してから振込いたします。
    ※ガラスや額が破損しますと作品が傷ついてしまうため厳重に梱包をお願いします。

絵画買取・美術品買取の
4つの方法

株式会社獏の絵画・美術品の買取には4つの方法があり、お客様のご都合に合わせて買取方法をお選びいただけます。
絵画や美術品の点数が多いなどの場合は無料の出張買取(無料)をおすすめしております。是非、絵画・美術品買取専門店獏へお問い合わせください。

美術品はご自身で購入したものでない場合、作品の詳細もわからないことがほとんどです。そのようなお客様は多くいらっしゃいますし、弊社査定担当者は豊富な知識を持っておりますので、安心してお問い合わせください。 「よくわからないのでとりあえず見てほしい」というお問い合わせも大歓迎です。

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