中島千波の版画・水彩・日本画の買取価格とポイント
1945年~現在に至る。
長野県生まれ。日本画家中島清之の三男として生まれる。1965年に東京藝術大学日本画専攻に入学し、卒業後は修士課程に進む。在学中から院展など多数の賞を受賞し、版画作品も制作する。1979年に初の海外旅行をする。中国、東南アジアを旅行し、作風に変化をもたらす。1981年に鎌倉へ転居する。1992年、長野県に<おぶせミュージアム・中島千波館>が開館する。1994年に東京藝術大学美術部デザイン科助教授に就任する。1997年に都内へアトリエを移す。2000年に東京藝術大学美術学部デザイン科教授に就任する。現在に至るまでに全国の百貨店や有名画廊で個展を開催する。
2023年におぶせミュージアム・中島千波館で「秋の中島千波展:日本画家 中島千波って何者?」が開催された。
中島千波の最新買取情報
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春の日・天龍寺の枝垂桜(シルクスクリーン)
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瀧桜(木版)
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高台寺の枝垂桜(シルクスクリーン)
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不二に桃花図(シルクスクリーン)
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買取ポイント
中島千波の作風
中島千波といえば、<桜><花><動物>を題材にした絵画作品ではないでしょうか。
人物図鑑やおもちゃ図鑑などで、幅広い試みを行っていますが、桜や花の構図の方が世間には浸透しているのではないでしょうか。ただ、時代の流れに応じて作家の代表作は変わりますので今後が楽しみです。
高価買取のポイントは、<桜>でしょう。
三春の瀧桜、夢殿の枝垂桜、臥龍桜、天龍寺の枝垂桜など、上げるときりがないですが、全国各地で桜を描いています。桜を描く作家といえば中島千波という代名詞になっています。その為、桜をモチーフにして描かれた桜が高価買取しやすく、花の細かさや構図などで評価させていただきます。技法により評価が異なりますので順に見ていきましょう。
中島千波の現在の評価と価値
① 日本画
最も評価が高いのは桜を描いた日本画です。サイズや描き込み具合によりますが、桜以外の花や静物ですと落ち着いた買取金額になります。共シールとコンディションもポイントです。
原画の買取金額は数十万円から数百万円までと作品により大きく異なります。
鑑定書等は必要ないため、お気軽にご相談ください。
② 水彩
描き込み具合によって金額は異なりますが、日本画と比べると評価額は下がります。要因としては日本画を描くための下絵のような扱いが多いからではないでしょうか。
ただ、水彩画作品でも日本画のような書き込みがあれば、そのクオリティに応じた評価にはなります。
③ 版画
版画に関しても桜が描かれた作品が最も高額査定しやすいです。シルクスクリーン、木版、リトグラフなど様々な技法によって制作されていますが、作品技法による価格差はあまりないです。作品の大きさ構図のほうが重要です。桜以外の花に関しては落ち着いた買取金額になる事が多いです。シミや退色などのダメージが出ていると評価額が下がります。
中島千波は桜や富士山が代表作
上記でも述べさせていただきましたが、中島千波といえば【桜】を描いた作品が最も良いとされています。その次に高価買取しやすいのは【富士山】を描いた作品です。桜を描いた作品と比べると圧倒的に作品数が少ないですが、富士山というモチーフ自体の需要が高く、買取金額にも反映されています。
当社では「電話」、「LINE」、「メール」で査定依頼を受け付けております。画像を用意できる方はLINEやメールでお送りください。具体的な査定が可能となります。すぐに査定金額だけでも知りたい方はお電話でお問い合わせ下さい。概算価格になりますがお伝え可能です。
中島千波の代表作品
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神田の大糸桜(2)
(2000年)
シルクスクリーンで作られた作品です。買取の時期により異なりますが、5万~10万円の買取金額です。 -
不二(2)
(2003年)
木版で作られた作品です。中島千波が不二の構図を描くのは珍しいです。4万~8万円の買取金額です。 -
富貴花(3)
(1997年)
リトグラフで作られた作品です。桜以外の作品は評価が低くなり、買取査定額は1万~3万円です。 -
かとれあ
(1993年)
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枝垂れ桜
(2003年)
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春の夜
(1988年)