骨董品・美術品・絵画買取なら獏

実家じまいや遺品整理をきっかけに骨董品が見つかることはよくあります。不要であれば、見つかった骨董品を売却しようと考える人も多いのではないでしょうか。
せっかく売るのであれば、少しでも高く買い取ってほしいと思うはず。そのためにはちょっとしたコツがあるのです。
この記事では高額査定をしてもらうためにはどうしたらいいのか、そのコツを解説していきます。


骨董品の買取に関するご相談は獏までお寄せください

骨董品を高く売るにはまず価値を知る！

骨董品を高く売るためには、お持ちの骨董品の価値を知ることが大切です。とはいっても、素人にはとても判断が難しいのが骨董品です。
そこで骨董品の価値の見分け方のポイントを説明していきます。
自分なりに価値を把握することで、買取の際の取引をスムーズに行うことができるはずです。納得の上で売却できるようにしましょう。

作家のサインを確認する

骨董品の査定において、誰の作品かということは非常に重要なポイントです。
まずはその作者を知るために「落款」や「銘」を探しましょう。骨董品を収めている共箱（ともばこ）や、蓋の裏、作品の裏に記されていることが多いため、くまなくチェックしてください。落款は「作品が完成品である」ことや「自分の作品である」ことの証なのです。有名な作品や、有名な作者、有名な工房で制作されたものであれば価値もぐんと上がります。素人に落款を読むことは難しいですが、落款の存在を確認できれば価値の高いものである可能性は高まります。

いつ制作されたものか

骨董品において、いつ生産されたものかという時代性も重要な判断ポイントの一つです。
一般的に古いものほど現存数が少なく、古ければ古いほど価値が上がりやすいといわれています。しかし古いものが必ずしも価値が高いとは限らないのが骨董品の難しさ。どの時期に作られた作品であれば価値が高いのかということがわかればいいのですが、それも一概には言えないのです。その理由は、時期の流通量や希少価値などに影響されるから。
どの時代に作られたものなのか、サインと同様に付属品や共箱に記されていることがあるため、よく確認をしましょう。

素材を知る

次に骨董品の素材に着目してみましょう。何で作られているかによって、価値は大きく変わってきます。
例えば象牙、宝石珊瑚である血赤珊瑚、翡翠、琅玕（ろうかん）、金銀製品など、価値の高い素材が使用されている作品は高値がつきやすいです。これらは当時富裕層が嗜好品として作らせたものが多く、希少性や芸術性が高く価値があると判断されます。
骨董品全体が高価な素材で作られている場合には、確実に査定額アップが見込めるでしょう。骨董品の一部にこれらの素材が使われている場合でも、価値が高くなる可能性は十分にあるといえます。

市場の需要と供給

前述したとおり、作家のサインがある、古い時代のもの、高価な素材が使用されている骨董品の場合、高価買取の可能性は高まります。しかしそれだけでは判断できません。市場での人気にも大きく左右されるからです。ただし人気がある作家や作品でも、市場に出回っている数が多ければ価値は上がりません。出回っている数が少ないほど希少性が高く価値も上がるというわけです。市場の需要と供給のバランスが重要です。
また骨董品市場にもはやり廃りがあるため、話題になり欲しい人が増えれば価値が上がり、逆に欲しい人が少なければ価値は下がってしまいます。

骨董品を高く売るには？【コツを解説】

お持ちの骨董品をチェックし、もしかしたら価値のあるものかもしれないと期待を膨らませている人もいることでしょう。
では骨董品を少しでも高値で売却するにはどうしたらいいのでしょうか。
ここからはそのコツについて解説していきます。6つのポイントがありますので、それぞれ詳しくみていきましょう。

付属品は揃っているか

売却を考えている骨董品に付属品がある場合は、必ずセットで持っていきましょう。骨董品が入っている木箱や袋、鑑定書、保証書などの付属品があるかないかで、査定額に大きな差が出てきます。特に鑑定書は、その品物が本物であることの証明になる可能性が高いため、あるとベストです。
また、付属品にサインが記されていることも多く、誰の、いつの時代の作品かを見抜くための大切な指標となります。正しく査定してもらうためにも、付属品がある場合は必ず用意してください。
箱が汚れていたり、邪魔になるからといって安易に捨ててはいけません。
新品の物の場合は、未開封・未使用品だとより査定額は高くなりますのでそのままの状態をキープしておきましょう。

保存方法に気を付ける

骨董品はきれいな状態であるほど買取価格は高くなります。例え小さな傷でも査定には響いてくるため、保存方法には十分注意しましょう。
骨董品は温度変化や湿度に弱く非常にデリケートなため、適切な場所で保管する必要があります。ほこりや湿気の多い場所は、ひび割れ、シミ、カビなど、骨董品の劣化につながる危険性があります。直射日光の当たらない風通しのよい場所を選び保管しましょう。小まめに換気をするのも大切です。ただし、不必要に触ったり移動させたりすることは避けましょう。
骨董品が置かれがちな倉庫や蔵の中、物置や押し入れの奥などは、保管には適さない場所だということがわかります。一度見直してみてください。

まとめて出す

骨董品が複数点あった場合、まとめて売ることをおすすめします。なぜなら、1点で査定に出すより、複数点の方が高値で売れる可能性があるからです。また、買取業者によっては査定に費用がかかるところがあります。まとめて査定してもらうことにより、その費用を抑えることができます。
陶磁器や掛け軸など品種が違っても、複数の骨董品があったらまとめて査定に出すようにしましょう。
セットで持っているものはセットで売らなければ損をしてしまいます。後々後悔しないために、骨董品を発見したらその周辺に他の骨董品がないかよく探してみてください。

タイミングを見極める

骨董品の売却にはタイミングも重要です。話題になっている作品やコレクターの需要が高まっているタイミングで買取に出せば、高値が付く可能性があります。このように、タイミングによって価格は変動するのです。たとえ過去に高値が付いていた骨董品でも、現在人気が下火になり需要が低くなってしまっていれば、価値も下がってしまうもの。見極めが重要です。
しかしタイミングを見計らっている間にも、骨董品はどんどん劣化してしまいます。時間が経つことにより価値が上がるケースもありますが、保存状態が悪くなり価値が下がってしまうことがほとんどです。なるべく早めに査定に出すことが得策といえるでしょう。

骨董品をリサイクルショップでは売らない

骨董品をリサイクルショップで売ることだけは避けましょう。
リサイクルショップが得意とする分野は、衣類やバッグ、家電などの身近なものです。リサイクルショップは、入りやすく親しみやすい場所ではありますが、骨董品の知識に精通し、価値を正しく判断できる人は少ないかと思われます。適切に判断されず安く査定されてしまう恐れがあります。
適正価格で買取をお願いしたいのであれば、査定のプロが在籍している買取サービスを選ぶことが重要です。ホームページなどで買取実績やお客様の声などを調べてみましょう。実績が多いほど経験が豊富ということになり、正しい価値を判断してくれる業者だという目安になります。

複数見積をとる

骨董品買取業者は数多く存在します。選ぶ際には、複数の業者に依頼し相見積もりをとり、買取金額を比較して一番高い業者を選ぶとよいでしょう。
業者によって得意とする分野が違うはずです。自分が売りたい品物に強い業者を事前に調査しておくことも重要です。またインターネットで査定できるところも多いため、複数見積もりをお願いする際には利用してみるのも便利で良い方法です。

出張費無料の業者を選ぶ

ただ一点気を付けなければならないのは、査定をしてもらう際の出張費が別途かかる業者もあるということ。出張費だけでなく、鑑定費や返送手数料などがかかる場合もあるかもしれません。複数見積もりをとるとなると、手数料だけでも大きな出費になってしまう可能性もあります。事前に手数料の有無は丁寧に調べておきましょう。

骨董品を売る前の事前準備

ここまで骨董品を高く売るためのコツについて解説してきました。
では次に、骨董品を売却する前にやるべき事前準備についてみていきましょう。
ちょっとしたポイントを抑えることで高価買取につながります。少しでも高く買い取ってもらえるように、できることをしておきましょう。

状態を確認しておく

査定に出す前に、骨董品の状態を確認しておきましょう。
目立った傷や汚れはないでしょうか。傷や汚れは価値が下がってしまう原因となります。
また前述のとおり、骨董品の査定には付属品の有無が大きく影響します。漏れている付属品はありませんか。いま一度チェックをお願いします。
事前に状態を把握しておくことで、スムーズに取引が進むことでしょう。

お手入れは軽く

骨董品は非常にデリケートです。きれいな状態であればそれだけ高価買取につながる可能性があるとはいっても、自分でお手入れをすることはなかなか困難です。お手入れをするのであれば必要最低限にとどめるようにしましょう。
お手入れをすることで、傷をつけてしまったり壊してしまっては本末転倒です。少しでも不安に思ったら、お手入れはせずそのままにしておきましょう。

お手入れの注意点

骨董品に触れる場合には、素手ではなく必ず布製の手袋を着用しましょう。手に付着している汗や油分が骨董品の劣化につながる恐れがあるからです。ゴシゴシ磨いたり洗剤を使うのは厳禁です。ただでさえ古く、脆くなっている可能性のある骨董品。陶磁器などの焼き物の場合は特に要注意です。簡単に落とせる程度の汚れやほこりを払うだけで十分といえるでしょう。
またお手入れをする日は、湿気の多い雨の日は避け、カラッと天気の良い日を選ぶのもポイントです。ただし、直射日光が当たらない室内で行いましょう。

骨董品を売る方法

骨董品を売る事前準備が整ったら、次はいよいよ売る段階に入ります。どのような方法で売却するかを考えていきましょう。
専門業者で売却する方法が一番おすすめですが、他にもいくつかの方法があります。メリットやデメリットを含め詳しく解説していきますので参考にしてください。

ネットオークション

ネットオークションは、オークションサイトに登録するだけで誰でも出品が可能です。自分のタイミングで売ることができること、買い手が見つかりやすいことがメリットですが、骨董品の梱包や発送、買い手とのやり取りを自分で行わなければならないなど、手間と時間がかかります。
また個人取引のため、金銭面や骨董品の状態などにおいてトラブルになる危険性も。定価がない骨董品は適正な価格での取引ができるとは限らず、十分注意が必要です。

フリーマーケット

蚤の市と呼ばれるフリーマーケットに出品する方法もあります。ただし、さまざまな準備が必要になってきます。
最近ではフリマアプリのサービスを使う方法も浸透してきています。スマホ1台で手軽に利用できるのが最大の特徴ですが、定価のない骨董品は、本来の価格より安くなってしまうなどのトラブルも尽きません。ネットオークションと同様、梱包作業や発送作業を行わなければならないため、手間と時間がかかります。

専門業者

最もおすすめなのが専門業者で売却する方法です。骨董品の鑑定は、知識と経験が求められる非常に難しいもの。専門業者であれば骨董品の正しい価値を見極め、適正価格を提示してくれることでしょう。また、個人間で取引をするよりも安全で安心という点も大きなメリットです。
店舗買取、出張買取、宅配買取など買取方法を選べる業者が多いため、自分に合った方法を選択できます。
ただし業者選びは慎重に。業者の資金力、得意分野、買取実績、手数料の有無などをきちんと調べた上で選びましょう。

獏は骨董品の買取を行っております

美術品買取専門店獏では、骨董品の買取を行っております。弊社では、作品を見る確かな目と適切な販売経路を持ち、作品ごとに最適な金額をご提案させていただきます。
骨董品の買取は専門業者にお任せください。

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まとめ

ここまで骨董品を高く売るためのコツについて解説してきましたがいかがでしたか？
見極めの難しい骨董品の売却は、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
骨董品の売却をご検討中の方は、ぜひ一度獏にご相談ください。
「丁寧」「迅速な対応」「どこよりも高くお買取り」を大切に、正しい価値を正しい金額でご提案させていただきます。