日本には有名な焼き物がたくさんありますが、中でも有田焼や伊万里焼を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。どちらも佐賀県有田町周辺で誕生したもので、二つセットで耳にする機会も多い焼き物です。そんな有田焼と伊万里焼の違いについて解説していきます。
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有田焼は佐賀県有田町を中心に生産される磁器の総称で、日本で初めて作られた磁器です。有田で作られた磁器は、伊万里港から輸出されていたため「伊万里焼」という名で普及するようになりました。つまり有田焼と伊万里焼は同じ焼き物なのです。同じく、長崎県の三川内や波佐見で作られた肥前の磁器も「伊万里」と呼ばれていたようです。
明治時代以降、船から鉄道へ輸送手段が変わっていくと、有田地区で作られたものを「有田焼」、伊万里地区で作られたものを「伊万里焼」と産地名で区別するようになりました。
現在の有田焼では高級品から日常使いの食器まで、伊万里焼では献上品を作っていた鍋島の伝統技術の担い手として、品格のある高度な作品を生産しています。
伊万里焼と古伊万里の最も大きな違いは骨董品的価値の有無にあります。現在、伊万里焼とは佐賀県の伊万里市でつくられた陶磁器のことを指します。一方、古伊万里は江戸時代に有田で作られた歴史的、骨董的価値の高い作品を指します。古伊万里は、歴史的なタイミングと芸術性の高い評価によってヨーロッパへ輸出され、王侯貴族に愛されました。今でも「オールドイマリ」として珍重されています。
焼き物は大きく「陶器」と「磁器」に分けられますが、有田焼は泉山陶石や天草陶石などを用い成形し、釉薬をかけて1300℃の高温で17時間以上焼き上げて作られる「磁器」です。ここで用いられた二つの陶石は、強度と焼き上がりの美しさに長けており、単独で使用できるという恵まれた原料でした。軽くて薄いが硬質で割れにくく、耐久性に優れているため日常食器としても扱いやすいという利点があります。また、ツルツルとした滑らかな肌触りも特徴の一つです。有田焼といえばヨーロッパで「白い金」と称された美しい白色が魅力で、そこに施される藍色の染付や絵付けがさらに引き立ち、格調高い優美さを漂わせます。
400年以上の歴史を持ち、1977年には伝統工芸品に指定された有田焼。有田は日本で唯一、長期にわたり磁器生産を続けていた地であり、磁器の起源ともいわれています。ではどのように技術が伝わり、有田の地での開窯に至ったのでしょうか。
始まりは豊臣秀吉の朝鮮出兵でした。この際に朝鮮から多くの陶工が日本に連れてこられました。その中には佐賀藩の鍋島直茂が連れ帰った李参平がおり、後に彼によって有田山の泉山で良質な陶石が発見され、日本初の磁器製造が開始されることになります。
1610〜1630年代に作られた製品は「初期伊万里」と呼ばれるもので、朝鮮半島独自の焼成技術が使われているとともに、中国由来の白磁にコバルトの絵の具の呉須のみで模様を表した染付がほとんどでした。
1640年代には日本初の色絵磁器が生産されるようになり、やがて柿右衛門様式や古伊万里様式として大きな発展を遂げていきます。ちょうどその頃、明から清への交代期であった中国では磁器の輸出が一時停止し、日本の磁器へと目が向けられたといわれています。1650年代にはオランダの東インド会社が初めて有田焼を買い付け、伊万里港からアジア、ヨーロッパへと輸出され始めました。
時代背景やさまざまな技術の進歩に伴い、有田焼を代表する三つの様式が生まれました。それが「柿右衛門様式」「鍋島様式」「古伊万里様式」です。それぞれの特徴を詳しくみていきましょう。
柿右衛門様式とは初代酒井田柿右衛門が確立した作風で、「濁手」と呼ばれる素地に赤を基調とした上絵を施したものです。作製が困難であった「濁手」を極め、赤色がよく映える乳白色の最高品質の白磁素地を確立しました。色鮮やかで繊細な絵付け、余白をたっぷりと残した絵画のような構図で海外でも人気を博した柿右衛門様式ですが、特に輸出初期の花形として高い評価を得ていたようです。ドイツのマイセン窯にも影響を与え、模倣品が作られていることからも人気のほどがうかがえます。
柿右衛門様式の特徴として、赤色をはじめ黄、緑、青、紫、金色などで描かれた鮮やかな色絵の美しさが挙げられます。その色絵が、青みを帯びていない乳白色の磁肌にぴったりと調和します。また、ふんだんに残された余白を活かした左右非対称の構図が美しく、日本的な花鳥図を題材にしたものが多く作られました。図柄には「岩梅に鳥」「もみじに鹿」「竹に虎」「粟に鶉」などの決まったパターンがありました。
鍋島様式とは、鍋島藩の御用窯で大名への贈答品や幕府への献上品として作られたものです。主力製品として作られていたお皿は円形で、サイズが厳密に規格化されていた上に文様も計算しつくされており、完璧な技が光る格調高い芸術品でした。中でも優れていたものが「色鍋島」と呼ばれるもので、柿右衛門と並び有田焼の最高峰ともいわれます。その他には、藍色が特徴的な染付や青磁、墨はじきなどの技法が用いられています。
献上品として採算度外視で作られたといわれる高級磁器である鍋島様式。文様は幾何学的なもの、植物や野菜、風景などさまざまですが、共通するのは純和風のデザインであるということ。そして高台には「櫛高台」と呼ばれる櫛歯状の模様が見られるのも特徴の一つです。また「色鍋島」では春をテーマにした絵付けが多く施されており、染付の藍色に加えて、色絵に用いる色は赤、黄、緑の三色に限定されていました。
古伊万里様式は染付と金襴手という装飾技法に代表される、絢爛豪華で華やかな磁器です。それまで流行していた柿右衛門様式にかわって17世紀末ごろから生まれたもので、多様なモチーフや豪華な装飾は、まさに当時の豊かな元禄時代を反映しているといえます。
柿右衛門様式同様ヨーロッパで人気を博し、東インド会社により大量に海を渡った古伊万里。王侯貴族の間では「磁器の間」を設けることが流行したそうです。
金襴手とは、染付の素地に、赤、金、緑、黄などの色使いで豪華な配色と模様を施す装飾技法のことです。その配色が織物の金襴に似ていることからその名がつきました。金彩をまじえた華やかさに加えて、植物や動物、幾何学模様や唐草模様など多様なモチーフが使われています。余白を活かした柿右衛門様式とは反対に、余白がなくなるほど絵柄で埋め尽くされた作品が多いのも金襴手の特徴です。
有田の地から全国へ技術が広まった磁器生産ですが、現在でも有田焼は日本の磁器生産のトップブランドとして存在感を放っています。技術を継承しながら現代のスタイルに寄り添う製品も生み出しています。そんな有田を代表する窯元をご紹介します。
柿右衛門窯は「濁手素地」と呼ばれる、柿右衛門独自の柔らかで温かみのある素地が特徴の由緒ある窯元です。江戸中期、一時中断を余儀なくされた時代を乗り越え、十二代、十三代により復興を遂げます。そして「柿右衛門(濁手)」は1971年に国の重要無形文化財として総合指定を受け、技術や事業を脈々と継承し十五代目の現在に至ります。
初代柿右衛門が創始した赤絵と、「白い美」ともいえる乳白色の素地との見事な調和性、そしてその白い余白を最大限に活かした構図。明るく華麗な色絵磁器は、国内だけでなく国外でも高く評価され、今もなお世界中の人々を魅了してやみません。
今右衛門窯の色絵磁器は、江戸期より370年の「色鍋島」の伝統技術と品格を継承し続けている「現代の色鍋島」です。もともと今泉今右衛門家は、江戸期に鍋島藩の御用赤絵師を命じられた家系で、赤絵の調合と技術は門外不出の技法として、口伝により代々受け継がれてきました。モチーフになる文様は、中国で不老長寿の果実とされる桃やおめでたいとされる松竹梅、季節を感じる花々、権威の象徴や氏族の繁栄を願う有職文などです。
陶芸分野史上最年少の人間国宝である現在の十四代目は、江戸時代から用いられてきた「墨はじき」という白抜きの技法にこだわった作品を作っています。
高くそびえ立つ煙突がシンボルの有田町の山あいに立つ源右衛門窯。江戸陶工たちの手技と古伊万里のこころを受け継ぎ、本物の機能美を追求している窯元です。手間暇をかけ心をこめた手技により、器に豊かな表情が生まれ、そのフォルムや文様に温かな人間味が宿ります。食卓で活躍する日常食器、インテリアや工芸品などを伝統の技術で制作するとともに、ハンガリーのヘレンド窯とコラボレーションをするなど進化を止めません。
鮮やかな色合いが美しく、古伊万里様式に現代的なアレンジを施した古伊万里の進化形ともいえる作風が人気です。
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有田焼と伊万里焼の違いについて
有田焼は佐賀県有田町を中心に生産される磁器の総称で、日本で初めて作られた磁器です。有田で作られた磁器は、伊万里港から輸出されていたため「伊万里焼」という名で普及するようになりました。つまり有田焼と伊万里焼は同じ焼き物なのです。同じく、長崎県の三川内や波佐見で作られた肥前の磁器も「伊万里」と呼ばれていたようです。
明治時代以降、船から鉄道へ輸送手段が変わっていくと、有田地区で作られたものを「有田焼」、伊万里地区で作られたものを「伊万里焼」と産地名で区別するようになりました。
現在の有田焼では高級品から日常使いの食器まで、伊万里焼では献上品を作っていた鍋島の伝統技術の担い手として、品格のある高度な作品を生産しています。
伊万里焼と古伊万里の違いについて
伊万里焼と古伊万里の最も大きな違いは骨董品的価値の有無にあります。現在、伊万里焼とは佐賀県の伊万里市でつくられた陶磁器のことを指します。一方、古伊万里は江戸時代に有田で作られた歴史的、骨董的価値の高い作品を指します。古伊万里は、歴史的なタイミングと芸術性の高い評価によってヨーロッパへ輸出され、王侯貴族に愛されました。今でも「オールドイマリ」として珍重されています。
有田焼の特徴
焼き物は大きく「陶器」と「磁器」に分けられますが、有田焼は泉山陶石や天草陶石などを用い成形し、釉薬をかけて1300℃の高温で17時間以上焼き上げて作られる「磁器」です。ここで用いられた二つの陶石は、強度と焼き上がりの美しさに長けており、単独で使用できるという恵まれた原料でした。軽くて薄いが硬質で割れにくく、耐久性に優れているため日常食器としても扱いやすいという利点があります。また、ツルツルとした滑らかな肌触りも特徴の一つです。有田焼といえばヨーロッパで「白い金」と称された美しい白色が魅力で、そこに施される藍色の染付や絵付けがさらに引き立ち、格調高い優美さを漂わせます。
400年の歴史を持つ有田焼
400年以上の歴史を持ち、1977年には伝統工芸品に指定された有田焼。有田は日本で唯一、長期にわたり磁器生産を続けていた地であり、磁器の起源ともいわれています。ではどのように技術が伝わり、有田の地での開窯に至ったのでしょうか。
技術は朝鮮から伝わってきた
始まりは豊臣秀吉の朝鮮出兵でした。この際に朝鮮から多くの陶工が日本に連れてこられました。その中には佐賀藩の鍋島直茂が連れ帰った李参平がおり、後に彼によって有田山の泉山で良質な陶石が発見され、日本初の磁器製造が開始されることになります。
1610〜1630年代に作られた製品は「初期伊万里」と呼ばれるもので、朝鮮半島独自の焼成技術が使われているとともに、中国由来の白磁にコバルトの絵の具の呉須のみで模様を表した染付がほとんどでした。
世界へ輸出されるようになった
1640年代には日本初の色絵磁器が生産されるようになり、やがて柿右衛門様式や古伊万里様式として大きな発展を遂げていきます。ちょうどその頃、明から清への交代期であった中国では磁器の輸出が一時停止し、日本の磁器へと目が向けられたといわれています。1650年代にはオランダの東インド会社が初めて有田焼を買い付け、伊万里港からアジア、ヨーロッパへと輸出され始めました。
様々な魅力を持つ有田焼の三様式とは
時代背景やさまざまな技術の進歩に伴い、有田焼を代表する三つの様式が生まれました。それが「柿右衛門様式」「鍋島様式」「古伊万里様式」です。それぞれの特徴を詳しくみていきましょう。
柿右衛門様式とは
柿右衛門様式とは初代酒井田柿右衛門が確立した作風で、「濁手」と呼ばれる素地に赤を基調とした上絵を施したものです。作製が困難であった「濁手」を極め、赤色がよく映える乳白色の最高品質の白磁素地を確立しました。色鮮やかで繊細な絵付け、余白をたっぷりと残した絵画のような構図で海外でも人気を博した柿右衛門様式ですが、特に輸出初期の花形として高い評価を得ていたようです。ドイツのマイセン窯にも影響を与え、模倣品が作られていることからも人気のほどがうかがえます。
柿右衛門様式の特徴
柿右衛門様式の特徴として、赤色をはじめ黄、緑、青、紫、金色などで描かれた鮮やかな色絵の美しさが挙げられます。その色絵が、青みを帯びていない乳白色の磁肌にぴったりと調和します。また、ふんだんに残された余白を活かした左右非対称の構図が美しく、日本的な花鳥図を題材にしたものが多く作られました。図柄には「岩梅に鳥」「もみじに鹿」「竹に虎」「粟に鶉」などの決まったパターンがありました。
鍋島様式とは
鍋島様式とは、鍋島藩の御用窯で大名への贈答品や幕府への献上品として作られたものです。主力製品として作られていたお皿は円形で、サイズが厳密に規格化されていた上に文様も計算しつくされており、完璧な技が光る格調高い芸術品でした。中でも優れていたものが「色鍋島」と呼ばれるもので、柿右衛門と並び有田焼の最高峰ともいわれます。その他には、藍色が特徴的な染付や青磁、墨はじきなどの技法が用いられています。
鍋島様式の特徴
献上品として採算度外視で作られたといわれる高級磁器である鍋島様式。文様は幾何学的なもの、植物や野菜、風景などさまざまですが、共通するのは純和風のデザインであるということ。そして高台には「櫛高台」と呼ばれる櫛歯状の模様が見られるのも特徴の一つです。また「色鍋島」では春をテーマにした絵付けが多く施されており、染付の藍色に加えて、色絵に用いる色は赤、黄、緑の三色に限定されていました。
古伊万里様式
古伊万里様式は染付と金襴手という装飾技法に代表される、絢爛豪華で華やかな磁器です。それまで流行していた柿右衛門様式にかわって17世紀末ごろから生まれたもので、多様なモチーフや豪華な装飾は、まさに当時の豊かな元禄時代を反映しているといえます。
柿右衛門様式同様ヨーロッパで人気を博し、東インド会社により大量に海を渡った古伊万里。王侯貴族の間では「磁器の間」を設けることが流行したそうです。
古伊万里様式の特徴
金襴手とは、染付の素地に、赤、金、緑、黄などの色使いで豪華な配色と模様を施す装飾技法のことです。その配色が織物の金襴に似ていることからその名がつきました。金彩をまじえた華やかさに加えて、植物や動物、幾何学模様や唐草模様など多様なモチーフが使われています。余白を活かした柿右衛門様式とは反対に、余白がなくなるほど絵柄で埋め尽くされた作品が多いのも金襴手の特徴です。
現在の有田焼について
有田の地から全国へ技術が広まった磁器生産ですが、現在でも有田焼は日本の磁器生産のトップブランドとして存在感を放っています。技術を継承しながら現代のスタイルに寄り添う製品も生み出しています。そんな有田を代表する窯元をご紹介します。
柿右衛門釜
柿右衛門窯は「濁手素地」と呼ばれる、柿右衛門独自の柔らかで温かみのある素地が特徴の由緒ある窯元です。江戸中期、一時中断を余儀なくされた時代を乗り越え、十二代、十三代により復興を遂げます。そして「柿右衛門(濁手)」は1971年に国の重要無形文化財として総合指定を受け、技術や事業を脈々と継承し十五代目の現在に至ります。
初代柿右衛門が創始した赤絵と、「白い美」ともいえる乳白色の素地との見事な調和性、そしてその白い余白を最大限に活かした構図。明るく華麗な色絵磁器は、国内だけでなく国外でも高く評価され、今もなお世界中の人々を魅了してやみません。
今右衛門釜
今右衛門窯の色絵磁器は、江戸期より370年の「色鍋島」の伝統技術と品格を継承し続けている「現代の色鍋島」です。もともと今泉今右衛門家は、江戸期に鍋島藩の御用赤絵師を命じられた家系で、赤絵の調合と技術は門外不出の技法として、口伝により代々受け継がれてきました。モチーフになる文様は、中国で不老長寿の果実とされる桃やおめでたいとされる松竹梅、季節を感じる花々、権威の象徴や氏族の繁栄を願う有職文などです。
陶芸分野史上最年少の人間国宝である現在の十四代目は、江戸時代から用いられてきた「墨はじき」という白抜きの技法にこだわった作品を作っています。
源右衛門釜
高くそびえ立つ煙突がシンボルの有田町の山あいに立つ源右衛門窯。江戸陶工たちの手技と古伊万里のこころを受け継ぎ、本物の機能美を追求している窯元です。手間暇をかけ心をこめた手技により、器に豊かな表情が生まれ、そのフォルムや文様に温かな人間味が宿ります。食卓で活躍する日常食器、インテリアや工芸品などを伝統の技術で制作するとともに、ハンガリーのヘレンド窯とコラボレーションをするなど進化を止めません。
鮮やかな色合いが美しく、古伊万里様式に現代的なアレンジを施した古伊万里の進化形ともいえる作風が人気です。
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遠方のお客様は郵送・宅配買取も可能です。電話・メール・LINEにて作品の詳細をお伝えください。無料査定後、ご納得いただければ必要書類をお送りしますのでご記入の上、着払いで郵送してください。到着後、コンディションを確認し最終的な金額をお伝えいたします。金額にご納得いただきましたらご指定の口座に振込という手順となります。
まとめ
この記事をお読みいただいた今、お手元に売却や処分に迷っている焼き物はございませんか。ありましたらぜひ一度「獏」にご相談ください。その価値を知ることで、お客様のお悩み解決のお手伝いができればと考えております。丁寧かつ迅速な対応で、正しい価値を正しい金額でご提案させていただきます。そして両者納得の上での取引を目指しております。