ご家族が亡くなったあとは、葬儀や多くの手続きに追われます。それと同時に、遺品整理についても考える必要が生じてきます。遺品整理をすることは悲しみを伴うため、なかなか始められないという人もいるかもしれません。ただずっと放置するわけにはいかず、相続の手続きを考える上でもいつかはやらなければならないものです。生前大切にしていたものや個人情報もあることでしょう。遺品整理は行う機会がそうたくさんあるわけではないため、いざ自分でやろうと思っても分からないことが多いものです。そんな遺品の整理を始めるおすすめの時期、方法、注意点などをご紹介します。一緒に確認していきましょう。
遺品整理はいつ行うべきなのでしょうか。結論からいうと、時期は決まっておらず正解はないのです。もろもろの手続きを終え、自分や家族の気持ちの整理がついたとき、そして時間がとれるときがベストなタイミングです。遺品整理は故人がいた思い出の空間での作業になります。その上、故人の生きた証である私物とあらためて向き合うことになるため、気持ちの整理がつかないまま始めるとどうしても感傷的になってしまい思うように進まないことがあります。また、遺品整理はある程度の時間を要するもの。自分の気持ちや状況に応じて、適切な時期を判断することが大切です。
故人が生前大切にしていたものを心を込めて丁寧に整理していけば、自分の心の整理にも繋がります。
基本的に、遺品整理をするのは相続人です。ただ、遺族の合意なしに自分一人で進めることは絶対に避けるべきです。トラブルになりかねないからです。近しい家族や親戚で話し合い、手分けをして行うのがよいのではないでしょうか。
また、相続というのはプラスの財産だけではないことを心に留めておかなければなりません。生前、故人が借金や負債を多く抱えており、相続を放棄した方がよいという場合もあります。ただ遺品をすでに売却してしまった、財産を一部でも使ってしまったり処分してしまった、などの場合には相続放棄ができなくなるので注意が必要です。
遺品整理をする前に、プラス、マイナスを含め相続財産がどのくらいあるのかを把握することが大切です。
もう一つ大事なことは、相続する遺産に相続税がかかるということ。故人が残した遺産が相続税の非課税額を超えていた場合、相続人は被相続人が亡くなったと知った日から10か月以内に申告・納税を行わなければなりません。 期限を過ぎてしまうとペナルティが科せられるので注意しましょう。
相続財産は、現金、預貯金、不動産資産だけではなく借金や負債も含まれます。故人の借金や負債が多く、相続放棄を視野に入れている場合はより注意が必要になってきます。相続放棄を選択した場合、3か月以内に家庭裁判所に書類を提出しなければなりません。遺品の形見分けや売却をしたり、遺品をゴミとして廃棄してしまうと相続放棄ができなくなります。自身の財産であることの意思表示となり、相続したと見なされてしまうからです。家族や親族で話し合い、相続放棄を視野に入れているのであれば、うかつに遺品に手を付けることはやめましょう。
貴金属やその他美術品や骨董品など、素人では価値が見いだせないものに関しては、専門の買取業者へ買取査定を依頼する方法がベストです。
遺品整理を始める時期はいつ頃?
結論から言うと時期は決まってはいません
遺品整理はいつ行うべきなのでしょうか。結論からいうと、時期は決まっておらず正解はないのです。もろもろの手続きを終え、自分や家族の気持ちの整理がついたとき、そして時間がとれるときがベストなタイミングです。遺品整理は故人がいた思い出の空間での作業になります。その上、故人の生きた証である私物とあらためて向き合うことになるため、気持ちの整理がつかないまま始めるとどうしても感傷的になってしまい思うように進まないことがあります。また、遺品整理はある程度の時間を要するもの。自分の気持ちや状況に応じて、適切な時期を判断することが大切です。
故人が生前大切にしていたものを心を込めて丁寧に整理していけば、自分の心の整理にも繋がります。
誰がやるのがベスト?
基本的に、遺品整理をするのは相続人です。ただ、遺族の合意なしに自分一人で進めることは絶対に避けるべきです。トラブルになりかねないからです。近しい家族や親戚で話し合い、手分けをして行うのがよいのではないでしょうか。
また、相続というのはプラスの財産だけではないことを心に留めておかなければなりません。生前、故人が借金や負債を多く抱えており、相続を放棄した方がよいという場合もあります。ただ遺品をすでに売却してしまった、財産を一部でも使ってしまったり処分してしまった、などの場合には相続放棄ができなくなるので注意が必要です。
遺品整理をする前に、プラス、マイナスを含め相続財産がどのくらいあるのかを把握することが大切です。
遺品整理におすすめの時期
四十九日のころがおすすめ
故人が亡くなると多くの手続きをしなくてはなりません。もろもろの手続きが終わった時期に落ち着いてから遺品整理に取り掛かる人もいるでしょう。また、故人の住んでいた賃貸の契約の関係上、葬儀後すぐに行わざるを得ない場合もあります。いつまでにやらなくてはいけないという期日はありませんが、四十九日という一つの区切りを目安に遺品整理を行う人は多いです。仏教では、死後49日間は故人の魂がこの世とあの世をさまよっていると考えられています。なかなか親族間で話し合いの時間をとることが難しい中、故人が成仏する四十九日の法要は親族が集まる良いタイミング。故人が生前大切にしていたものをしっかりと自分たちへ相続できるよう、話し合いをすることが重要です。相続税の関係上、10か月以内に手続きをする必要がある場合も
故人が賃貸に住んでいた場合は早めに遺品整理を行う必要があります。もう一つ大事なことは、相続する遺産に相続税がかかるということ。故人が残した遺産が相続税の非課税額を超えていた場合、相続人は被相続人が亡くなったと知った日から10か月以内に申告・納税を行わなければなりません。 期限を過ぎてしまうとペナルティが科せられるので注意しましょう。
相続財産は、現金、預貯金、不動産資産だけではなく借金や負債も含まれます。故人の借金や負債が多く、相続放棄を視野に入れている場合はより注意が必要になってきます。相続放棄を選択した場合、3か月以内に家庭裁判所に書類を提出しなければなりません。遺品の形見分けや売却をしたり、遺品をゴミとして廃棄してしまうと相続放棄ができなくなります。自身の財産であることの意思表示となり、相続したと見なされてしまうからです。家族や親族で話し合い、相続放棄を視野に入れているのであれば、うかつに遺品に手を付けることはやめましょう。
遺品整理が大変な理由
まずは家族や親戚でチェックしてみましょう
トラブルを避けるため、まずは家族、親戚で相続の意思を確認することが大切です。そしていざ遺品整理を始めるとなったら、大まかなスケジュールを立てることをおすすめします。遺品整理は決して簡単な作業ではありません。複数人で行う場合は役割を決めるのも効率的で良い方法です。遺品はとにかくたくさんあるので、リスト化をするといいでしょう。貴重品・思い出の品などの形見となるもの・リサイクルできるもの・処分するものなどに分類します。人によって残したいもの、大切なものは違うので、親族間で話し合いながら進める必要があります。家電や大型のゴミは、処分に費用がかかるので注意して下さい。弁護士・専門家に依頼するパターンも
遺品整理は時間と手間を要するものです。また故人の遺品に向き合う時間になるため、思い出がよみがえり精神的につらいと感じる人も多いでしょう。遺品が大量にあったり、どうしても時間がとれない場合、自分でやるのはつらい場合などは業者に依頼するのも一つの手です。遺品整理は相続にも大いに関係してくることなので、トラブルや面倒を避けるために相続関係に強い弁護士を探し、相談することを視野に入れてもいいでしょう。相続で揉めている、相続放棄を検討しているなどという場合は特に、弁護士への相談が必要になってくるかもしれません。遺品整理の注意点
勝手にやるとトラブルの元になりかねない?
大切な人を亡くした悲しみのさなか、なるべくトラブルは避けたいものです。そのために遺品整理を行うに当たっては、家族、親族全員の同意を得ることが大切です。全員が納得した形で話を進められるのが理想的です。何に価値を感じるかは人それぞれなので、ものを処分するときには特に注意が必要になってきます。自分にとっては他愛もないものも、他の人にとってはとても大切なものと言うこともあるわけです。処分してしまってからでは取り返しがつきません。そんなトラブルを起こさないためにも、事前に話し合いをしておくことは非常に重要です。遺言・エンディングノートを探しましょう
何よりもまず、故人が生前に遺言を残しているかどうかの確認をしましょう。また、エンディングノートを書いているという場合もあります。近年ではデジタルデータとして残っているケースもあるため、スマートフォンやパソコンのチェックも欠かせません。相続に関してのことや、遺品整理に必要な内容が書かれているかもしれません。遺言やエンディングノートを探すことは、トラブルを避けるため、故人の想いをきちんと引き継ぐためにも非常に大切なことです。不動産や賃貸物件は早めに手続き
故人が賃貸に住んでいた場合は特に注意が必要です。契約の関係で家賃を払い続けなければならなかったり、契約解除により早々に退去しなければならないこともあるので、不動産屋への確認が不可欠です。それと同時に、遺品整理をいつまでにやらなければならないかという期日が設けられることになります。期日に合わせて遺品整理を始めていきましょう。賃貸の場合は当然のことなのですが、原状回復が求められるため、ある程度の清掃も必要になってきます。家電や大型ゴミの廃棄には費用がかかってくるものもあるので、早めに確認をしておきましょう。リサイクルが出来るものはリサイクルに回しましょう。業者に依頼するメリット・デメリット
遺品をリスト化した後は整理に着手
とにかく荷物が多く整理しきれない、時間がとれない、遠方に住んでいるなどの場合は、業者に頼むのも選択肢の一つです。ただ、かかる費用やサービスは業者によって異なるため、信頼できる業者に依頼することが最も重要になってきます。遺品整理士や一般廃棄物収集運搬許可などの資格があるか、見積もりの料金は明確か、訪問見積もりをしてくれるか、対応は丁寧かなどをチェックしましょう。そして見積もりを取る際には、必ず何社か相見積りを取って比較をしましょう。口コミや業績を調べておくことも大切です。遺品の供養や買取を同時に行っている会社もあるので、そういうサービスを利用するのも効率的です。美術品や骨董品が多い場合には、前もって買取業者を探しておくのもいいかもしれません。業者に依頼するメリット
業者に依頼することの一番のメリットは、手間と時間のかかる全てを任せられることではないでしょうか。自分でやるより費用はかかりますが、遺品整理、それに伴うゴミの処理、清掃、不用品の買取サービスまで請け負ってくれるところもあります。貴重品の捜索にも長けており、安心して任せられるうえに短時間で済ませてくれるのがありがたいところ。また自分の時間を削られることがないため、時間を有効活用できます。遺品整理をしていると、処分の判断に困る場面も多々出てきますが、そんな時にもプロならではのアドバイスをくれることでしょう。買い取ってもらえそうなものは、買取業者に査定をお願いしましょう。遺品整理は、当事者にとって故人と向き合わなければならない辛い作業です。代わりに行ってもらえることは精神的負担の軽減にも繋がります。業者に依頼するデメリット
業者に依頼するデメリットはやはり費用負担が大きいことでしょうか。家の広さや荷物の量によっては高額になってしまうケースもあります。業者にお願いする場合でも、思い出の品や大切なものの判断はご遺族にしかできません。立ち会いは必要になってきます。また遺品整理業者はたくさんあり、会社により料金やサービス内容が違うため業者を選ぶのも一苦労です。大切な遺品をぞんざいに扱われたり、後々トラブルが起きては困るので慎重に選ばなくてはなりません。信頼できる会社選びが必須となります。貴金属やその他美術品や骨董品など、素人では価値が見いだせないものに関しては、専門の買取業者へ買取査定を依頼する方法がベストです。
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