シルクスクリーン買取なら買取専門店への依頼がおすすめ
1960年代以降盛んになったシルクスクリーンは、現在も、バッグやTシャツ作り等で使用されている技法です。シルクスクリーン技法を用いた作品は、数多く存在し市場で高値で取引されることもあります。しかし、シルクスクリーンに関して正確な知識をもたない方が作品の価値を正確に判断するのは非常に難しいです。
素人の方は元より業者でさえも実績のないところだと複雑な価値の見分け方が難しいため、買取実績や経験が豊富な絵画買取専門店・獏への依頼がおすすめです。
本記事では作品の大まかな価値を知っておきたい方に、シルクスクリーンの買取相場や価値について徹底解説します。
より詳しい価値を知りたい場合は、買取専門店に鑑定を依頼してみましょう。
シルクスクリーンはどんな絵画?
シルクスクリーンは、版画の4つに分類されたうちの一つ、「孔版画」の一種です。版にインクが通る部分と通らない部分を作った上で、インクを落とします。インクが通る部分にだけインクが落ち、刷る方法です。
現在は、グッズ作り(Tシャツやトートバッグ、エコバッグ等)でも使用されます。印刷する素材やインクを変えるだけで、さまざまな物に刷れるのも魅力の1つです。
シルクスクリーンは、比較的シンプルで特別な技術を必要としません。現在も、さまざまな場で使用されていることから、私たちにとっては身近な存在であると考えられます。
シルクスクリーンの仕組み
シルクスクリーンは、大きく3つの工程に分けられます。下記は、シルクスクリーンを行う上で準備する主なアイテムです。・刷るもの
・版
・インク
・スキージー
まず、刷るものの上に重ねる形で版をセットします。続いて、版の上部にインクを置きスキージーを使用して全体にインクを塗る工程です。この時、丁寧に上→下(奥→手前)にインクを伸ばします。
版の孔(穴)が作られた部分だけからインクが落ちるため、版を取り外せば完成です。
シルクスクリーン買取は価値がつく?シルクスクリーン買取の相場
シルクスクリーンの買取相場は、さまざまな要因によって常に変動します。そのため、確定金額の提示が困難です。その都度、査定経験が豊富な担当者が正確に判断する必要があります。下記は、シルクスクリーンの買取金額に影響を与える事柄です。
・作家名
・作品の人気度または知名度
・エディションナンバー
・美術市場の動向
・直筆サイン
・作品の保存状態
作品の価値が認められれば、場合によっては100万円以上の高値になる可能性もあります。
絵画・美術品の買取について詳しく知りたい場合はこちら
シルクスクリーン買取のコツ
シルクスクリーン買取のコツは、大きく3つあります。・作家名:有名な作家であればあるほど、高値が期待できる
・エディションナンバー:分母が小さいほど価値がつきやすい
・サイン:作家本人のサインがあると高値が期待される
作家
有名作家の方が、希少価値が高いと判断されて買取時高値が期待できます。作家名や作品の人気度によっては、100万円以上がつく場合もあるほどです。一方、無名作家の場合希少価値が低いと判断されて、買取価格も低い傾向があります。無料で買い取られる場合もあって、有名作家とは希少価値が異なるのが現実です。
下記は、有名なシルクスクリーン作家を一部ご紹介します。
・ロイ・リキテンスタイン
・アンディ・ウォーホル
・横尾忠則
・木村光佑
・ヒロ・ヤマガタ
エディションナンバー
エディションナンバー(edition number)とは、作品の限定部数を表す数字です。分母が限定総部数、分子にはエディションナンバーが記されたもので、「シリアルナンバー」ともいわれます。主に、作品の左下に記入されているので、業者に依頼する前のチェックがおすすめです。
限定総部数(分母)の数字が少ないほど、作品の数が少なく希少価値が高いと判断され高値が期待できます。
サイン
作品のなかに、作家本人のサインがあれば「直筆サイン入り=作家本人が描いた作品」と判断され、高値での買取が期待できます。ただし、中には偽サインや作品自体「贋作」である可能性もあるため、正確な知識と見極める力をもつ絵画買取業者に依頼するのが確実です。
リトグラフとシルクスクリーンの違い
リトグラフとシルクスクリーンは、どちらも版画の一種ですが、種類や技法が異なる存在です。リトグラフは、版画が大きく4つに分類されたうちの「平版画」に該当します。石版画とも呼ばれ、「油と水の反発作用(化学反応)」を利用した技法です。
・パブロ・ピカソ
・フィンセント・ファン・ゴッホ
・ミュシャ
一方、シルクスクリーンは4つに分類されたうちの「孔版画」の方法の一種です。版に孔(穴)を作り、インクが通る部分を制限し刷る方法で、現在のTシャツ作りなどでも使用されます。
・元永定正
・コンラッド・リーチ
・カズモトトモミ
シルクスクリーンの代表作品
シルクスクリーンの技法を用いた作品を世に多く生み出した代表的な画家・アーティストは、「アンディ・ウォーホル」と「ヒロ・ヤマガタ」です。アンディ・ウォーホール(Andy Warhol)
・キャンベル・スープ缶「キャンベルのスープ缶」
・ブリロ・ボックス
・マリリンモンロー
・マイケルジャクソン
・ミッキーマウス 他多数
ヒロ・ヤマガタ(HIRO YAMADATA)
・ムーラン・ルージュ
・ノルマンディー
・カー・フェスティバル
・ノアの方舟
・ペリエ 他多数
シルクスクリーンの正確な価値については絵画買取専門店獏へご相談ください
シルクスクリーンの価値の見分け方、買取相場を紹介しました。正確なシルクスクリーンの価値を知りたい方は、一度絵画買取専門業者へ見積もりを依頼してみることがおすすめです。
買取業者、特に東京の絵画買取専門店 獏では過去の経験や実績をもとに、適正な価格での見積もりをご提示・買取させていただくため買取時のトラブルも避けられます。
当社では簡易見積書の作成が無料です。絵画買取の経験がない方も、簡易見積書をみながらじっくりご検討できる環境が整っています。
また買取専門店・獏では各作品ごとに適切な販路を有しているため、他店に負けない「高価買取」も十分に実現可能です。
他にも無料出張買取や宅配・郵送買取も対応しているので、東京以外からでもお気軽に買取についてお問い合わせください。