骨董品の買取なら獏
仕事でも毎日美術品を目にしていますが、休日もよく美術館へ足を運びます。
東京には非常に多くの美術館があります。世界でも有数の美術都市で様々な種類の美術館があり、すべてを回るには膨大な時間がかかるでしょう。
都内近郊に住んでいる方なら時間をかけて回る事が出来ますが、旅行などで数日だけ滞在する方には現実的ではありませんね・・・
今回はそんな時間がない方でも気軽にクオリティが高い作品を味わえる美術館を紹介します!
ポイントは【国立美術館】と【常設展】です。
国立美術館の中で唯一コレクションを持たない新国立美術館(六本木)を除き、質・量ともに充実したコレクションを持っています。
美術館は運営元によりコンセプトが異なり、そのコンセプトの違いが多種多様な表現方法を生み出し、私たちに新たな発見をさせてくれます。
企画展は数カ月単位で入れ替わりますが、常に展示されているコレクションの量・内容は基本的に変わりません。「いつ行っても楽しめる」というテーマでは、十分な質と量のコレクションを常時保有する国立美術館が最適だと思います。
常設展が自館の収蔵作品を展示するのに対し、企画展では自前のコレクション以外にも国内や海外の美術館やギャラリー、コレクター借りた作品を展示します。
あと1つ、国立ではありませんが、プラスワンとして【東京都現代美術館】もご紹介いたします。
【東京国立近代美術館について】
東京国立近代美術館は皇居に近い北の丸公園にあり、広く近代美術への関心を喚起するための事業を展開しています。
日本で最初の国立美術館として、昭和27年(1952年)12月1日に中央区京橋に開館しました。その後、所蔵作品の増加と企画展の拡充等により、コレクションの展示が次第に制約されるようになったことから、昭和44年(1969年)、千代田区北の丸公園の現在地に、建築家・谷口吉郎氏設計の新館を開館しました。
また、平成24年(2012年)年には開館60周年を迎え、所蔵品ギャラリーの大規模なリニューアルを行いました。
【常設展について】
本館は約4,500㎡の展示スペースを有し、2~4階の所蔵品ギャラリーでは、13,000点を超える充実のコレクションから選りすぐった約200点を展観する「MOMATコレクション」展が開催されています。
日本の20世紀初頭から「いま」にいたるまでの、日本画、洋画、版画、水彩、素描、彫刻、写真、映像など多様なジャンルの作品を展示しています。
また、1,300㎡を有する1階の企画展ギャラリーでは、特定のテーマに基づいた国内外の美術作品を展示する企画展を年3~4回開催しています。
【観覧料について】
一般 500円 (400円)
大学生 250円 (200円)
※( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。
※詳しい金額はHPをご覧ください
【国立西洋美術館】
東京都で唯一、ユネスコ世界文化遺産登録されている建物で、ル・コルビュジェ(1887-1965)が設計したことでも有名です。
国立西洋美術館はフランス政府から寄贈返還された松方コレクション(印象派の絵画およびロダンの彫刻を中心とするフランス美術コレクション)を基礎に、西洋美術に関する作品を広く公衆の観覧に供する機関として、1959(昭和34)年4月に発足しました。
【常設展について】
中世末期から20世紀初頭にかけての西洋絵画とフランス近代彫刻が中心です。
370点におよぶ松方コレクションが核となり、現在は約6000点の作品を所蔵しています。ロダンを中心とするフランス近代彫刻を本館、新館、前庭で年間を通じて展示しています。
【観覧料について】
一 般 500円
大学生 250円
※詳しい金額はHPをご覧ください
【東京都現代美術館について】
東京都現代美術館の収蔵作品の歴史は、1926年上野公園内に開館した東京府美術館の時代にまで遡ります。同館から東京都美術館へと活動が受け継がれるなかで収集された3,000点に及ぶ美術作品は、東京都現代美術館の開館とともに当館が引き継ぐこととなりました。
歴史的な観点から戦後美術を体系的に収集するとともに、現在の美術状況を端的に示す若手作家の作品の収集に努め、現在の収蔵作品数は約5,500点におよんでいます。
各々の時代を切り拓いてきた革新的な傾向の作品が中心で日本の戦後美術を俯瞰できます。
【常設展について】
これらの収蔵作品は当館コレクション展示室で「MOTコレクション」展として公開されています。MOTコレクション展では、一年間を3期から4期の会期に分け、会期ごとに設定されたユニークなテーマに沿って、多数の収蔵作品の中から毎回100~200点の作品を選んで紹介しています。
【観覧料について】
一般 500円
大学生・専門学校生 400円
高校生・65 歳以上 250円
中学生以下 無料
※詳しい金額はHPをご覧ください
そのような方には上記3つの美術館の常設展を中心に周ってみることをおススメします。美術館に行くことが初めての方も、多くの美術館を見た経験がある方も楽しんでいただけると思います。
絵画買取店を東京でお探しの方は獏まで
はじめに
こんにちは、東京の美術品買取専門店 獏です。仕事でも毎日美術品を目にしていますが、休日もよく美術館へ足を運びます。
東京には非常に多くの美術館があります。世界でも有数の美術都市で様々な種類の美術館があり、すべてを回るには膨大な時間がかかるでしょう。
都内近郊に住んでいる方なら時間をかけて回る事が出来ますが、旅行などで数日だけ滞在する方には現実的ではありませんね・・・
今回はそんな時間がない方でも気軽にクオリティが高い作品を味わえる美術館を紹介します!
ポイントは【国立美術館】と【常設展】です。
国立美術館は間違いない!
東京にある数多くの美術館の中でも、国立の美術館は期待を裏切りません。国立美術館の中で唯一コレクションを持たない新国立美術館(六本木)を除き、質・量ともに充実したコレクションを持っています。
美術館は運営元によりコンセプトが異なり、そのコンセプトの違いが多種多様な表現方法を生み出し、私たちに新たな発見をさせてくれます。
企画展は数カ月単位で入れ替わりますが、常に展示されているコレクションの量・内容は基本的に変わりません。「いつ行っても楽しめる」というテーマでは、十分な質と量のコレクションを常時保有する国立美術館が最適だと思います。
常設展を見るべきメリットは3つ!
どこの美術館に行こうかと考える時、多くの方は企画展の内容を見るのではないでしょうか。しかし、先述の通り常設展(美術館のコレクション)も充実している美術館は多く、是非見ていただきたいです。常設展を見るべきメリット3点をご紹介します。① 基本的にいつでも見ることが出来る
→多少の入れ替えはありますが、数カ月単位で入れ替わる企画展とは異なり、継続的に鑑賞することが可能です。② 料金が安い
→企画展は外部から作品を借りたり、広告を出したり等の諸経費が掛かるため、チケット代が割高です(1,000~2,000円前後)。一方、常設展は元々所有している作品のみで構成されているため、どこでも500円程度(一般)で見る事ができます。③ 企画展と変わらないクオリティの美術館も
→「国立美術館」という名前は伊達ではなく、コレクションの質・量も非常に良いです。地方の美術館では国立美術館の収蔵作品だけで企画展が開けるほどのレベルではないでしょうか・・・。~企画展とは?~
企画展とは美術館のコンセプトをもとに趣向を凝らした展示を一定期間行うことです。常設展が自館の収蔵作品を展示するのに対し、企画展では自前のコレクション以外にも国内や海外の美術館やギャラリー、コレクター借りた作品を展示します。
是非行ってほしい3つの美術館
2020年8月現在、国内に国立美術館は6つのようですが、個人的におススメの国立美術館は2つ、【東京国立近代美術館】、【国立西洋美術館】です。あと1つ、国立ではありませんが、プラスワンとして【東京都現代美術館】もご紹介いたします。
東京国立近代美術館(MOMAT)
【東京国立近代美術館について】
東京国立近代美術館は皇居に近い北の丸公園にあり、広く近代美術への関心を喚起するための事業を展開しています。
日本で最初の国立美術館として、昭和27年(1952年)12月1日に中央区京橋に開館しました。その後、所蔵作品の増加と企画展の拡充等により、コレクションの展示が次第に制約されるようになったことから、昭和44年(1969年)、千代田区北の丸公園の現在地に、建築家・谷口吉郎氏設計の新館を開館しました。
また、平成24年(2012年)年には開館60周年を迎え、所蔵品ギャラリーの大規模なリニューアルを行いました。
【常設展について】
本館は約4,500㎡の展示スペースを有し、2~4階の所蔵品ギャラリーでは、13,000点を超える充実のコレクションから選りすぐった約200点を展観する「MOMATコレクション」展が開催されています。
日本の20世紀初頭から「いま」にいたるまでの、日本画、洋画、版画、水彩、素描、彫刻、写真、映像など多様なジャンルの作品を展示しています。
また、1,300㎡を有する1階の企画展ギャラリーでは、特定のテーマに基づいた国内外の美術作品を展示する企画展を年3~4回開催しています。
【観覧料について】
一般 500円 (400円)
大学生 250円 (200円)
※( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。
※詳しい金額はHPをご覧ください
国立西洋美術館(NMWA)
【国立西洋美術館】
東京都で唯一、ユネスコ世界文化遺産登録されている建物で、ル・コルビュジェ(1887-1965)が設計したことでも有名です。
国立西洋美術館はフランス政府から寄贈返還された松方コレクション(印象派の絵画およびロダンの彫刻を中心とするフランス美術コレクション)を基礎に、西洋美術に関する作品を広く公衆の観覧に供する機関として、1959(昭和34)年4月に発足しました。
【常設展について】
中世末期から20世紀初頭にかけての西洋絵画とフランス近代彫刻が中心です。
370点におよぶ松方コレクションが核となり、現在は約6000点の作品を所蔵しています。ロダンを中心とするフランス近代彫刻を本館、新館、前庭で年間を通じて展示しています。
【観覧料について】
一 般 500円
大学生 250円
※詳しい金額はHPをご覧ください
東京都現代美術館(MOT)
【東京都現代美術館について】
東京都現代美術館の収蔵作品の歴史は、1926年上野公園内に開館した東京府美術館の時代にまで遡ります。同館から東京都美術館へと活動が受け継がれるなかで収集された3,000点に及ぶ美術作品は、東京都現代美術館の開館とともに当館が引き継ぐこととなりました。
歴史的な観点から戦後美術を体系的に収集するとともに、現在の美術状況を端的に示す若手作家の作品の収集に努め、現在の収蔵作品数は約5,500点におよんでいます。
各々の時代を切り拓いてきた革新的な傾向の作品が中心で日本の戦後美術を俯瞰できます。
【常設展について】
これらの収蔵作品は当館コレクション展示室で「MOTコレクション」展として公開されています。MOTコレクション展では、一年間を3期から4期の会期に分け、会期ごとに設定されたユニークなテーマに沿って、多数の収蔵作品の中から毎回100~200点の作品を選んで紹介しています。
【観覧料について】
一般 500円
大学生・専門学校生 400円
高校生・65 歳以上 250円
中学生以下 無料
※詳しい金額はHPをご覧ください
まとめ
いかがでしょうか。東京都には非常に多くの美術館が存在するため、多種多様なコレクションを楽しむことができます。しかし、裏を返せば選択肢が多すぎてどこに行くべきか迷う方も多いと思います。また、企画展は少し料金が高いから・・・と敬遠される方もいるかもしれません。そのような方には上記3つの美術館の常設展を中心に周ってみることをおススメします。美術館に行くことが初めての方も、多くの美術館を見た経験がある方も楽しんでいただけると思います。
絵画買取店を東京でお探しの方は獏まで