酒井田柿右衛門の新作陶磁器買取

酒井田柿右衛門の買取実績

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酒井田柿右衛門をお買取りしたお客様の声

  • 「十四代酒井田柿右衛門-綿 竹文 盃」をお買取り

    十四代酒井田柿右衛門-綿 竹文 盃

    ★★★★★

    出張買取 東京 男性・50代

    レビューコメント

    家族の遺品整理の一環で出張買取を依頼しましたが、担当の方がとても丁寧に対応してくださり、安心して任せられました。査定額も納得のいくものでした。家にある他の品物もまたお願いしたいと思います。ありがとうございました。

    査定士コメント

    この度はお客様の大切な作品をご売却いただき誠にありがとうございます。ご満足いただけたことを大変嬉しく思います。査定額にご納得いただけたことも光栄です。今後ともお客様の信頼に応えられるよう努めて参ります。
    楜澤
  • 「十三代酒井田柿右衛門-綿露草紋酒盃」をお買取り

    十三代酒井田柿右衛門-綿露草紋酒盃

    ★★★★★

    店頭買取 広島 男性・60代

    レビューコメント

    店頭に持ち込みし、査定していただきました。査定も早く、予想以上の高額査定に驚きと喜びを感じました。担当の方の知識の深さに感銘を受けました。ありがとうございました。

    査定士コメント

    ご満足いただける査定結果となり、こちらも大変嬉しく思います。私たちの知識と経験を活かして、お客様の大切な品物の価値を正確に評価することに努めております。今後ともよろしくお願いいたします。
    山本
  • 「十二代酒井田柿右衛門-綿花鳥文花入」をお買取り

    十二代酒井田柿右衛門-綿花鳥文花入

    ★★★★★

    出張買取 福岡 女性・60代

    レビューコメント

    古い実家から出てきた花入れを査定に出しました。担当の方が非常に丁寧に対応してくれて、花入れの歴史や価値についても学べました。査定価格にも満足しています。

    査定士コメント

    ご実家の作品を査定させていただき、ありがとうございました。お客様に満足いただける査定価格をご提案でき、幸いです。私たちは常にお客様から学び、サービスの質を高めていくことを心がけています。
    山本

酒井田柿右衛門の買取相場

 

 

種類 モチーフ 買取相場
十二代 本人作品 数千~80
十三代 本人作 濁手 数万~数十
十三代 工房作 錦 数千~10 
十四代 本人作 濁手 数十万~100万円以上 
十四代 工房作 錦 数千~10 
十五代 本人作品  ~100

 

出張・宅配買取エリア

全国で出張買取を行っています
お気軽にお問い合わせください

東京・愛知・大阪・広島・福岡に店舗を構え、日本全国で買取を行っています。
迅速な対応を心がけておりますので、是非お気軽にご相談ください。
美術品を押し入れに閉まっている・お部屋に飾っている状態でも大丈夫です。

出張料金は
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店舗情報


獏の買取の特徴

  • 迅速な訪問が可能です!

    当社では日本全国へ出張買取(出張費は無料)を行っております。
    売却するタイミングは「売りたいな」と思った時がベストです。迅速な訪問を心がけ、当日中に出張・査定・売却まで可能です。遺品整理などの理由でまずは見積希望の方もご相談ください。専門の鑑定士が対応させていただくため、高価買取をお約束します。

  • 無料で出張・査定いたします!

    全国どこへでも無料で出張買取を行っています。
    いきなり来てもらうのは・・とお思いの方は、電話・メール・LINEで作品の情報や画像を頂けましたら、おおよその買取額を提示する事も可能です。査定額にご納得いただけない際はお断りいただけます。もちろん出張料・査定料を請求する事はございません。便利な出張買取を安心してご利用ください。

  • その時の相場の適正価格でご提案

    常に「査定時点での最高評価の買取金額」をご提案させていただいております。
    美術品・骨董品の相場は日々変動いたします。当社では、お問い合わせ時点の相場を基に、買取価格をお客様にご提示します。仮に絵画といってもリトグラフやシルクスクリーンなどでも評価方法が異なります。専門店だからこそきめ細かなご提案を心がけております。

  • 「クーリング・オフ制度」に対応!

    「クーリング・オフ制度」に対応しております。
    当社から出張してご売却頂いた場合、8日間は返品可能です。
    品物を手離した後、「やはり売らなければ良かったな」と感じられることもあるかもしれません。期間以内であれば作品をお返しいたしますので、安心してお問い合わせ・ご相談ください。
    ※店頭・宅配はクーリング・オフ適用外となります

  • 下記のような絵画
    でも買取できます!
    • 作者不明の絵画作品
    • サインが読めない絵画
    • 額縁が無いもの
    • 汚れ・ダメージがあるもの
    • 美術品かどうか分からないもの
    • 鑑定書がないもの
    • 印刷・ポスターかもしれない
    • 昔から飾ってある古い作品

出張・宅配買取の流れ

  1. Step01

    まずはお気軽にお問合せ下さい。

    まずはお電話メールLINEにてお問い合わせください。
    ※内容により画像(写真)で判断させていただく場合もあります。
    お問い合わせ前に作家の名前や詳細など確認していただけるとスムーズですが、何も分からなくても大丈夫です。
  2. Step02

    出張査定(無料)

    出張買取(無料)専門のスタッフが約束の日時にご訪問させていただきます。
    当日、新たに査定して欲しいものがある場合も歓迎いたしますので、ぜひご用意ください。
    ※作品によっては後日買取金額の回答をさせていただく場合もあります。
  3. Step03

    現金お支払い

    査定金額にご納得いただけましたら、その場で現金にてお支払いします。
    当日中に作品も引き取りますので、基本的には1日で完結します。
    お振込にも対応しております。

    <必要書類>
    ※現住所が記載されているものに限ります。
    ・身分証明書 (運転免許証、保険証、パスポート、外国人登録証など)
  1. Step01

    電話/LINE/メールにてお問い合わせください

    美術品の詳細をわかる範囲でご教示ください。(作家名・サイズ など)写真を送付いただけると、より具体的な査定額のご案内が可能となります。
  2. Step02

    査定価格のご連絡

    いただいた情報を基に、おおよその買取金額をお調べしてご連絡いたします。
    査定は無料、金額にご納得いただけない場合は勿論お断りいただいて構いません。
    ※作品によっては、現物を見てからでないと判断出来かねる場合もございます
  3. Step03

    売却品を発送いただく

    査定価格にご納得いただけましたら、弊社から必要書類をお送りします。
    書類にご記入いただき、弊社東京本社宛に着払いにてお送りください。
    梱包材がお手元に無い場合、無料でお送りしますのでお知らせください。
    作品によってはお客様にご用意をお願いする場合もございますこと、予めご了承ください。
  4. Step04

    お荷物が弊社に到着

    コンディション等を確認させていただき、最終的な査定価格と登録番号を記載した「確認書」をお客様のご自宅へお送りします。
    ※最終的な査定価格にご納得いただけない場合はキャンセルも可能です。
    ※作品によっては返送時の送料をお客様負担とさせていただく場合がございます。
  5. Step05

    買取金額のお支払い

    必要な情報をご教示いただいた後、お客様指定の銀行口座へお振込みいたします。

酒井田柿右衛門作品の買取相場

酒井田柿右衛門の作品は、代々受け継がれた技術と美しさで高い評価を受けています。

各代によって買取相場や評価基準が異なるため、どの作品がどの時代に作られたかが重要なポイントとなります。

十二代 柿右衛門
十二代・柿右衛門(1878~1963)

1953年に息子の渋雄(後の十三代目)と濁手素地の復元に成功しました。ここから近代柿右衛門の系譜がスタートします。
1878年に生れました。有田工業学校の前身である有田徒弟学校を卒業し、父・十一代について陶芸技術等を学びました。絵付けに影響する南画も5年間習っていたそうです。1953年に初期の柿右衛門が創りだした濁白手素地の技法が中絶していたのを再現することに成功し、1955年に無形文化財として指定されました。享年84歳。

買取相場

十二代目の作品は、十三代目や十四代目と比較すると相場がやや低めです。柿右衛門の作品は、「濁手(にごしで)」と「染錦(そめにしき)」という二つの種類に分かれ、評価額が決まります。しかし、十二代目の時代にはこうしたルールが厳密に定められていなかったため、「濁手」と明確に記載された作品は少なく、タイトルも統一されていない場合が多いです。

「濁手」と「錦」の関係性や見方は コチラ にまとめてありますので是非参考にしてください。

十三代 柿右衛門
十三代・柿右衛門(1906~1982)

佐賀県西松浦郡に十二代目酒井田柿右衛門の長男として生まれました。1924年に有田工業学校製陶科を卒業する。1953年に父と共に濁手の復元に成功し、文化財保護委員会より無形文化財の記録選択を受けました。1963年、父の死去に伴い十三代酒井田柿右衛門を襲名しました。1964年に日本工芸会正会員となり、67年佐賀県重要無形文化財認定、同年佐賀県文化功労者として表彰されました。
伝統的な模様を用いる事が多く保守的な十二代目に対し、写生主義に基づき現代性を加味した新しい柿右衛門様式を生み出しました。

買取相場

十三代目の作品も、本人作の「濁手」と工房作の「錦」に分けられます。

本人作は、数万~数十万円と作品の内容によって査定額に大きな差が出ます。一方、共箱に「錦」と記された工房作は、比較的落ち着いた価格帯になります。

作品にもよりますが、十四代目の方が若干評価は高い傾向です。

十四代 柿右衛門
十四代・柿右衛門(1934~2013)

詳しくは略歴をご覧ください。柿右衛門家の当主として、祖父と父が再興を成し遂げた「濁手」の技術を継承し、発展させました。独特の白地と柿右衛門伝統の赤絵を大胆に用いた艶やかな絵付と幾何学的な模様構成により独自の作風を築き上げ、濁手の新たな境地を開拓しました。また、60歳を過ぎたころより地元陶芸団体等において要職に就き、後進の指導にも尽力しました。

買取相場

十四代目の作品は、十三代目とほぼ同じ相場です。

特に本人作の「濁手」は、十三代目のものよりも高く評価されることが多く、描き込みや幾何学的な文様があると小さい作品でも評価が高くなります。

大きなサイズと細部まで丁寧に描かれた作品であれば、100万円を超える査定になることもありますが、一般的には数十万円台での買取が多い印象です。特に花入れや皿などの作品に良質な作品が多い印象です。

十五代 柿右衛門
十五代・柿右衛門(1968~)

1968年に佐賀県有田町に生まれました。多摩美術大学絵画学科(日本画専攻)を中退後の1994年に父・十四代酒井田柿右衛門に師事しました。2010年に第45回西部伝統工芸展にて初入選し、その後数々の賞を受賞しました。2014年に十五代酒井田柿右衛門を襲名し、現在に至ります。佐賀県陶芸協会副会長、有田陶芸協会副会長、九州産業大学大学院芸術研究科客員教授などの要職についています。

買取相場

十五代目の作品については、まだ二次流通市場に出回る機会が少ないため、相場が安定していません。近年の市場価格から判断すると、十三代目や十四代目との大きな価格差は見られませんが、今後の動向次第では相場が上がる可能性もあります。

現在のところ、50万円以下で取引されるケースが多いですが、その都度最新の相場を確認し、適正な査定額をご提案いたします。

十三代目と十四代目に関しては所定鑑定機関が設立されましたが、現物を見て判断させていただく事が多いです。現代の陶芸に関しては共箱(ともばこ)が価値を支える重要な役割を担っています。現存作家なら書き直してもらうことも可能ですが、物故作家は不可能です。共箱を保管している方は売却するまでに探すことをおススメします。共箱が無いだけで通常の価格から著しく下がります。

酒井田柿右衛門の評価ポイント

酒井田柿右衛門の作品は、まず作品と箱書きを確認することです。作品が本人作か工房作かによって査定額は大きく異なります。
箱書きには、本人作なら「濁手」、工房作なら「染錦」「錦」と記載されています。本人作の場合、作品の裏にサインがなく、工房作の場合は青色の染付で柿右衛門と記載されています。濁手は数十万から百万を超えることがあり、錦は数万円から十万円程度と、濁手と錦では金額に大きな差があります。

酒井田柿右衛門の代表作

  • 濁手紅葉文花瓶

    濁手紅葉文花瓶(陶磁器)

    十四代柿右衛門の作品で、120万円で買取しました。

  • 十三代 柿右衛門

    錦草花文花瓶(陶磁器)

    十三代柿右衛門の作品です。

  • 濁手草花文鉢

    濁手草花文鉢(陶磁器)

    十三代目の作品です。

  • 十四代 柿右衛門

    錦珈琲碗(陶磁器)

    十四代柿右衛門の作品です。

  • 十四代 柿右衛門

    錦草花生瓶(陶磁器)

    十四代柿右衛門の作品です。

  • 十四代 柿右衛門

    錦珈琲碗(陶磁器)

    十四代柿右衛門の作品です。

  • 十四代 柿右衛門

    錦草花文飯碗 (陶磁器)

    十四代柿右衛門の作品です。

  • 十四代柿右衛門

    錦花果地文飯碗 (陶磁器)

    十四代柿右衛門の作品です。

  • 十四代柿右衛門

    錦珈琲碗(陶磁器)

    十四代柿右衛門の作品です。

  • 十四代 柿右衛門

    錦菊文酒杯(陶磁器)

    十四代柿右衛門の作品です。

  • 十三代 柿右衛門

    ぐい呑み(陶磁器)

    十三代柿右衛門の作品です。

  • 正

    のりうつぎ文ぐい呑(陶磁器)

    酒井田正(十四代襲名前)の作品です。

  • 十三代酒井田柿右衛門錦草花紋額皿

    錦草花紋額皿

    十三代酒井田柿右衛門の作品です。

  • 十三代酒井田柿右衛門綿花花地文花瓶

    綿花花地文花瓶

    十三代酒井田柿右衛門の作品です。

酒井田柿右衛門について

1934年~2013年 物故作家。(十四代目)
佐賀県有田町生まれ。酒井田渋雄(のちの十三代酒井田柿右衛門)とツネの長男として生まれる。襲名までの本名は正(まさし)。多摩美術大学日本画科に進み絵画的な描写技術の基礎を習得する。1958年に卒業すると帰郷し、祖父・十二代柿右衛門と父が復興させた「濁手(にごしで)」の製陶技術を学ぶ。祖父からは絵具の調合と絵付け技術を、父からは素地の成形と焼成技術を受け継ぐ。1966年に一水会と西部工芸展に入選し、陶芸家としてスタートをきる。翌年には一水会で一水会会長賞を受賞する。1971年に柿右衛門製陶技術保存会の「柿右衛門(濁手)」技法が重要無形文化財の総合指定を受ける。1976年には技術保持団体として認定される。1982年に父・十三代柿右衛門の死去にともない柿右衛門製陶技術保存会の会長に就任し、十四代柿右衛門を襲名する。1993年に国際陶芸アカデミーの名誉会員となる2001年に重要無形文化財「色絵磁器」の保持者に認定される。05年、旭日中授章受章。06年には有田町名誉町民の称号を受けた。享年78歳。
2024年にトキハ本店、そごう千葉店、京都髙島屋S.C.(百貨店)、札幌三越、岐阜髙島屋、デパートリウボウで「襲名十周年記念 十五代酒井田柿右衛門展が開催された。

柿右衛門

酒井田柿右衛門の作風

「作家について」は市場に最も作品が出回っている十四代・柿右衛門について紹介しました。有田焼を代表する陶芸一族で、現在は十五代目が当代となります。

「濁手」と呼ばれる独特の白素地に、赤絵を基調として草花を描いた作品が特徴的で、伝統を守りつつ時代に合わせて少しずつ変化している印象です。「濁手」の由来は乳白色の素地が米のとぎ汁に似るところからだそうです。

酒井田柿右衛門の買取は獏にご依頼ください

酒井田柿右衛門の作品を売却するならぜひ獏にお任せください。獏は骨董品・美術品・絵画の買取専門店として、多くの実績があります。お客様の大切な品を丁寧に査定し、他社に負けない高価買取を実現します。全国対応の出張買取も無料で行っていますので、お住まいの地域に関係なくご利用いただけます。「どこに頼むか迷っている」「少しでも高く売りたい」とお考えの方は、お気軽にご相談ください。メール、LINE、電話で簡単にお問い合わせいただけます。お客様に安心してご利用いただけるサービスを提供いたします。

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