ティファニーの食器・ガラスの
買取価格とポイント
ティファニーは世界的に有名な宝飾品、銀製品のラグジュアリーブランド。
1837年9月18日にアメリカで創業。チャールズ・ルイス・ティファニーとジョン・B・ヤングの2人がティファニーの前身であるティファニー・アンド・ヤングという会社を設立したのが始まりである。
初めての店はニューヨークにオープン。販売していたのは文房具や宝飾品などであった。当時は時価が一般的だったが、そんな中商品に値札をつけ値引き交渉は一切しないという革命的なポリシーを貫いた。
1845年には米国初のメールオーダーカタログを発行し、画期的な販売方法の先駆けとなった。このカタログは「ブルーブック」と呼ばれ、現在でも親しまれている。
1848年に宝石事業に進出し、1851年には米国企業初となるスターリングシルバー基準を適用。1886年、ダイヤモンドが最も美しく輝くセッティング(石留め)としてティファニーセッティングを発表。現在のエンゲージメントリングの定番となっている。
本店は1940年にニューヨークの5番街57丁目に移転、1961年の『ティファニーで朝食を』で映画デビューを果たしてからは、ニューヨークの観光名所にもなっている。
1974年、エルサ・ペレッティがデザイナーに就任し、有名なオープンハートやビーンズシリーズを発表。
テーブルウェアに関しても歴史は長く、ホワイトハウスで使用される陶器や各国の要人たちへの贈品などにも使われた。エルサ・ペレッティは、ホームコレクションを「家を飾るオブジェクト」と捉え、実用的でシンプルな作品を生み出した。日本では結婚式の引き出物としても非常に人気がある。現在はフランスの企業グループであるLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)に属する。
買取ポイント
ティファニーの作風
ティファニーのテーブルウェアで特に人気が高い「ブルーボックス」シリーズは、パッと目を引くティファニー・ブルーが魅力です。このティファニーのカンパニーカラーでもあるブルーは、コマドリの卵の色からきており創業当初から使われています。ティファニーのプレゼント包装デザインをそのまま写したようなかわいらしいコレクション。ティファニーらしさと白いリボンがポイントです。
鮮やかなグリーンリーフにサンザシの花が可憐にあしらわれている「ティファニーリーフ」シリーズは、ブランドの主張が控えめなところが幅広い人気につながっています。
「カラーブロック」シリーズは、大胆なツートンカラーで現代的でスタイリッシュな雰囲気を醸し出しています。色の組み合わせは、「ティファニー・ブルーと白」「グレーと白」の2種類です。
エルサ・ペレッティによる「サムプリントボール」も代表作の一つといえます。日本の茶道具を連想させるフォルムが特徴的。内側にブルーエナメルがハンドペイントされているスターリングシルバーのボールです。
そのシンプルで機能的なデザインから結婚祝いのギフトとして贈られることも多く、ペアのマグカップやペアプレートは非常に人気があります。その他にベビーギフトなども充実しており、美しい曲線が際立つシルバーのカトラリーは特に人気の商品となっています。