ロジェ・ボナフェ

ロジェ・ボナフェの絵画・油絵・版画の買取価格とポイント

1932年~現在に至る。
フランスの洋画家。エロー生まれ。1950年にパリ・モンマルトルに居を構え、多くの画家と交流するなかで才能を開花する。1960年にフランス・オランジェで初個展。以降、世界各地で展覧会を開催する。1978年からパリのギャラリー・オプシディエンヌの専属画家を2年間務める。1985年にジョルジュ・ブラッサンス文化センター会館記念展を開催する。1988年にモンペリエ・ドゥヴォア広場のためのブロンズ像を制作する。この頃から『赤』の色調が多く登場する。1991年に東京芸術劇場にて個展を開催する。初のリトグラフを制作する。1992年にニューヨークのスプリング・ストリート、93年には韓国のジャン・アート・センターで個展を開催する。1994年に三越百貨店、95年には韓国やフランスで個展を開催する。以後、スペイン・スイスなどでも行う。フランスの元大統領のシラク氏は熱心なコレクターの1人。

ロジェ・ボナフェ

ロジェ・ボナフェの最新買取情報

  • 茜色の空

    茜色の空(リトグラフ)

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  • 黄色い野原

    黄色い野原(リトグラフ)

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  • 静物

    静物(リトグラフ)

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  • 木立のある風景

    木立のある風景(リトグラフ)

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買取ポイント

ロジェ・ボナフェの作風

ボナフェといえば<風景><静物><人物>をモチーフにした絵画作品ではないでしょうか。浮世絵を彷彿させるような輪郭線に単純化した対象物を配置する作品が特徴的です。原色を使用した大胆な色使いはアイコニックな作品と決定づけ、色合いだけ見るとコンセプチュアルアートの様な印象を受けますが、具象作品として成立しているのは色彩感覚のバランスが優れているのではないかと感じます。明るい色合いを自由に扱うことが出来るのは、ボナフェの出身であるモンペリエの陽気のせいでしょうか。
買取価格に関しては<赤>が高額査定のポイントです。赤はボナフェの代表的カラーです。赤を軸に制作されている作品はモチーフ関係なく評価が高い傾向です。パネルや紙に描かれている作品も多いです。

ロジェ・ボナフェの現在の評価と価値

根強いファンを持つフランスの人気作家です。現在の買取査定額は数十万円台の前半がボリュームゾーンとなります。作品の構図・サイズ・コンディションにより具体的な金額が変わります。構図は問わないですが、赤色を存分に使っている作品が高価買取しやすいです。人物よりも風景作品の方が市場に多く出回っている印象です。版画作品も多くはありませんが制作され、ボナフェの良さを上手に表しています。

買取の注意点としては、油絵は湿気等によりワレやカビなどのダメージが出やすく、版画作品に関してはシミや退色が発生しやすい点です。作品によっては数十年以上経過しているため、保管には注意が必要です。作品のコンディションも重要な査定ポイントとなります。
たまにですがインターネットオークションなどで贋作作品を見かけるため、取扱いには注意が必要な作家です。当社は十分な取り扱い実績があるため、お気軽にご相談ください。

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ロジェ・ボナフェの代表作品

  • 大きな青い糸杉

    大きな青い糸杉(油彩)

    サイズも大きく、ボナフェらしい風景画作品です。48万円で買取しました。

  • 登り坂

    登り坂(版画)

  • オレンジ色の空

    オレンジ色の空(版画)