ロバート・ラウシェンバーグ
の版画の買取価格とポイント
1925年~2008年 物故作家。
アメリカ・テキサス生まれ。1944年~45年にキャンプペンドルトンに駐在していました。この時の経験がラウシェンバーグの芸術家になる決意させる。1948年からパリのアカデミージュリアンで美術を学ぶ。1948年~52年の間にノースカロライナ州のブラック・マウンテン・カレッジとニューヨークで学ぶ。
1958年に初の個展を開催する。1964年にヴェネチア・ビエンナーレで最優秀賞を受賞する。1962年から、ウォーホルより一足先にキャンバスに写真を転写する「シルクスクリーン・ペインティング」の制作を開始する。1998年にニューヨーク・グッゲンハイム美術館が回顧展を開催する。
2023年に滋賀県立美術館で「SMoA Collection – 近現代美術Ⅰ – ネオ・ダダとポップ・アート」が開催された。
ロバート・ラウシェンバーグの最新買取情報
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Bellini#1(リトグラフ)
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無題(リトグラフ)
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Hommage à Picasso
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「Features&Currents」より(シルクスクリーン)
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買取ポイント
ラウシェンバーグの作風
アメリカ・ポップアートの代表的作家として有名です。絵画と物体を組み合わせた【コンバイン・ペインティング】で一躍注目を集めました。コンバイン・ペイントとは雑誌の切り抜きや消費社会の象徴であるコカ・コーラなどの瓶やラベルを用いた作品です。つまり、油彩・スクリーンプリント・日用品などの異なる素材を現代的に組み合わせた手法です。
1980年から90年代は特にコラージュ作品の制作に力を注ぎ、アートシーンで確固たる地位を築き上げました。
ラウシェンバーグの現在の評価と価値
2019年のクリスティーズで絵画作品《Buffalo II》が予想落札価格5000万〜7000万ドルの所、それを上回る8880万5000ドル(約97億円)の価格で落札された事も記憶に新しいです。1964年に制作されたこの作品はアメリカ人アーティストにとって重要な意味を持ちます。同年のヴェネチア・ビエンナーレに出品され、初めてアメリカ人アーティストとしてヴェネチア・ビエンナーレ絵画部門の最優秀賞を受賞しました。
当然ですが上記のようなマスターピースは国内のマーケットで見かける機会はまず無く、【版画】と呼ばれるシルクスクリーンやリトグラフ作品が多い印象です。
買取金額は数万円から100万円以上まで様々のため、ご売却をご検討の際はお気軽にご相談ください。