ピーター・エレンショーの絵画・版画の買取価格とポイント
1913年~2007年 特殊効果クリエイター
1913年5月24日、イギリス・ロンドンで生まれる。第二次世界大戦中には、イギリス空軍でパイロットを務めた。
1947年アメリカに渡りディズニーと契約。ディズニー初の実写映画「宝島」の制作に参加した。以来、多くのディズニー作品に携わった。美術画家であった彼は、「海底 20,000 マイル」、「ベッド飾りとほうき」、「ブラックホール」などの映画のために制作した手書きの背景画で一躍有名となる。アカデミー賞で4回ノミネートされ、1964年、映画「メリー・ポピンズ」でアカデミー賞 最優秀視覚効果賞受賞。ピーターの子供であるハリソン・エレンショー、リンダ・トンプソンもまた父親の影響を受け、視覚効果アーティストとして活躍している。2007年2月12日、カリフォルニア州サンタバーバラにて永眠。
買取ポイント
ピーター・エレンショーの作風
ピーター・エレンショーは、30年以上に渡り、30本を超えるディズニー映画の制作に携わってきました。映画「メリー・ポピンズ」で、アカデミー賞特殊効果部門のオスカーを受賞した特殊効果クリエイターです。また世界でたった30人ほどしかいない、独自の世界観を持って自由にキャラクターを描くことを許可された、ディズニー公認のアーティストでもあります。
ピーターが描く作品は、壮大でありながらも細部にまでこだわった繊細なタッチと美しい色づかいが特徴的で、その美しい背景の中に命を吹き込まれたキャラクターたちの躍動感が見事に表現されています。さらには、観る者を作品の世界に惹きつけ、季節や温度、風の強さや水の音まで、まるで体感したかのようにリアルに伝わってくるのも魅力のひとつと言えそうです。
ピーター・エレンショーの特殊視覚効果における才能と経験は非常に高く評価されました。
1993年には、長期間に渡るディズニーでの活動に貢献したことが認められ、ウォルト・ディズニー・カンパニーから<ディズニー・レジェンド賞>を授与されています。ディズニーの歴史に名を刻んだ伝説のアーティストとして、彼の作品は現在も多くの画廊や美術館、ディズニー展などで紹介されています。
ピーター・エレンショーの現在の評価と価値
基本的に市場へ見かける作品はディズニー関連をモチーフにした版画作品となります。買取金額はディズニーのキャラクター、作品サイズ、コンディション等によって異なりますが、需要が高いキャラクターや作品であればあるほど評価しやすい傾向です。ピーター・エレンショーの版画作品のご売却をご検討の際はお気軽にご相談ください。
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