大河原邦男

大河原邦男の版画の買取価格とポイント

1947年~現在に至る。
東京都生まれ。東京造形大学にて機織や染色を学び、卒業後にアパレル会社勤務を経てタツノコプロの美術部に入る。タツノコプロでアルバイト同然の待遇だったが、美術部門の部長を務めていた中村光毅により、「科学忍者隊ガッチャマン」の敵メカのデザインを担当する事になる転機が訪れ、個性的なメカデザインの数々が高評価を受けて、日本初のメカデザイン専門の「メカニカルデザイナー」が誕生した。タイムボカンシリーズなどを担当する。
2023年に香港オーシャンパークで「高達之父・大河原邦男50周年展」が開催された。

大河原邦男の最新買取情報

  • ガンダム&ドム(リトグラフ)

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  • ラストシューティング(シルクスクリーン)

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  • 強襲~装甲騎兵ボトムズ~(シルクスクリーン)

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  • 刻~機動戦士Zガンダムより(シルクスクリーン)

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大河原邦男の作品の買取ポイント

大河原邦男のイラストなどの作風

1978年にフリーランスになると、サンライズのロボットアニメを手掛けるようになりました。「機動戦士ガンダム」のモビルスーツデザイン画では、兵器の様なマーキングやウェザリングを施す事でリアルさが強調され、ガンプラなど大ブームを起こし、現在に至るガンダムシリーズのメカデザインをつくりあげました。
そして「ファースト」とよばれる世界観を中心として、その後も続編や多くの派生作品が産み出されたのは周知の事実でしょう。
その多くの作品に大河原氏のメカニックデザインが採用され、初代ガンダムから30年以上経った2000年代ガンダムシリーズにも、そのデザインが如何なく発揮されていることにも注目されます。

大河原邦男の現在の評価と価値

日本が世界に誇る不朽の名作が版画作品になりました。アムロ・レイやシャア・アズナブルといったキャラクターは登場せず、大河原自身が手掛けたロボットのみで表現されている作品は無骨さと繊細さが合いまった至高の作品に仕上がっています。

アニメに使用されたセル画も市場に出回っていますが、当社がメインで扱うジャンルは版画作品です。

買取のポイントは<ガンダムが描かれているかどうか>でしょう。
ガンダム以外にも魅力ある機体をいくつもデザインしていますが、一番人気はガンダムです。ガンダムのポーズや作品構成によって判断させていただきます。

大河原邦男の版画作品は数万円台の買取価格にあることが多く、現在の相場では10万円以上は難しい印象です。作品のタイトルが分かれば概算価格のご案内は可能です。是非、お気軽にご相談ください。

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大河原邦男はアニメ業界で初のメカ専門デザイナー

実家が建設関係の仕事を営んでおり幼少期から建設機械が身近にあったので、機械工具で工作をして遊んでいたそうです。東京造形大学グラフィックデザイン科でデザインやテキスタイル・染色を学び卒業した後、一度はアパレル会社に就職しますが1972年にタツノコプロの求人を見付けて転職します。
入社してすぐ「科学忍者隊ガッチャマン」のメインスタッフになりタイトルロゴなどを担当していましたが、当時の上司であった中村光毅に「メカデザインをやってみないか」と声をかけられ、メインメカ以外の敵メカ及び乗り物のデザインを任されることになります。番組のエンドロールには、アニメ界初の「メカニックデザイナー」として中村と共にクレジットされました。

大河原邦男は稲城市にてさまざまなプロジェクトを実施

東京稲城市では、稲城出身である大河原邦男のデザインによる作品を設置したり、メカイベントを開催したりして町の活性化に取り組んでいます。
平成28年に「いなぎ発信基地ペアテラス」がJR南武線稲城長沼駅にオープンし、稲城の観光情報の発信や特産品販売のほか、プロジェクトの一環として同施設の前には高さ約3.6mの「ガンダム」と「シャア専用ザク」が設置されています。また、JR南武線の南多摩駅周辺が整備された平成29年には、「ヤッターマン」のキャラクター・ヤッターワンのモニュメントが設置されお披露目会が開かれました。
そして平成24年からは、大河原邦男を筆頭にアニメ・デザイン関係の制作陣がゲストに呼ばれて当時の制作秘話や現在の制作関係の逸話などの幅広いトークや、稲城市の観光活動・名所を紹介する「メカデザイナーズサミット」も行われており、令和4年現在で9回目となるアーカイブがyoutubeで公開されています。

大河原邦男の版画・イラスト作品まとめ

  • 哀・戦士~機動戦士ガンダムⅡ(版画)

  • ウド~装甲騎兵ボトムズより(版画)

  • 好敵手~機動戦士ガンダムより(版画)