長渕剛

長渕剛

1956年~現在に至る。
日本のシンガーソングライター、俳優、芸術家。
鹿児島県警の父母の次男として生まれる。幼い頃は体が弱くよく喘息の発作を起こしていたという。同郷の吉田拓郎、遠藤健司のフォークソングを好んでよく聴いていた。中学3年生の時にガットギターを購入し思うままに好みの楽曲をコピーしていた。九州産業大学在学時にライブハウス活動を精力的に行い、76年のポプコンで入賞を果たした。その後上京し1977年にメジャーデビュー。「純恋歌」「乾杯」など多数の大ヒット曲を持つ。83年には「家族ゲーム」で俳優としてもデビュー、個性派俳優で知られる。その後も音楽活動と並行し様々なドラマ・映画に出演し、才能の幅を広げる。2015年頃に自らの言葉を絵と書で表現する「詩画」を始める。自身の詩画展、第一回「俺の太陽」(1999年)、第二回「赤鬼」(2000年)、第三回「情熱」(2004年)、第四回「情熱」(2005年)、第五回「殺気 黒い血が流れる日」(2013年)を全国各地で開催した。その収益金の一部を阪神・淡路大震災で家を失った子供達等のために寄付した。
2023年に笠間日動美術館企画展「心のありか ─いのり・ふるさと・うた─」で詩画「不動明王~怒りが悲しみに変わる時~」が展示された。

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長渕剛の買取ポイント

長渕剛の作風

長渕剛と言えば、なんといっても「強さ」ではないでしょうか。
「詩画(しいが)」と呼ばれる作風が特徴的です。詩画は、真ん中に大きく絵があり、その周りに文字が細かく書いてある作風が多く、絵と文字を掛け合わせた作品と言えます。
描かれている絵も出身地のシンボルである桜島や、穏やかにほほ笑む仏像、自然の生き物など様々で、癒しを与えるものから、殺気と共に睨みを利かせてくるものまでバラエティに富みます。それらを取り囲む文字の羅列はまるで長渕の魂から絞り出されるようなストレートな言葉で、読むものを圧倒させます。しかしよく読むと、力強さの反面、そこには長渕の持つ「繊細さ」や「優しさ」を端々に感じ取ることが出来るのです。その芸術度の高さから非常に人気が高く、詩画は手ごろな大きさのものから数メートルを超える超大作まで作品も豊富です。また、その人柄から交友関係も広く、沢山の後進のアーティストにも多大な影響を与え続けている稀有な才能を持つ一人と言えます。

長渕剛の現在の評価と価値

歌手として確固たる地位を築きました。また熱心なファンが多い事でも有名で、コレクターの多くは歌手・長渕剛に魅了された人が多い印象です。
長渕剛の絵画作品は【詩画】と呼ばれる直筆作品と【版画】に大別されます。版画に比べると直筆作品の方が評価は高いですが、内容によっては価値が逆転するケースもあります。乾杯など長渕剛らしい言葉が描かれている版画は、描き込みが少ない直筆作品よりも評価が高くなるでしょう。
具体的には直筆作品は数十万円~50万円台、版画作品は数万円~20万円程度になる事が多い印象です。
作品の種類やコンディション等により査定額は大きく異なるため上記金額はあくまでも目安とお考え下さい。より具体的な買取金額が気になる方はお気軽にご相談ください。

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長渕剛の代表作品

  • 前へ歩く男

    (1998年)

  • 桜島

    (2004年)

  • 共に強く生きていこう

    (2000年)