井田幸昌

井田幸昌の買取価格とポイント

1990年 ~ 現在に至る。
鳥取県生まれ。彫刻家である父の影響で幼い頃から芸術へ興味を持つ。高校卒業後、東京藝術大学に入学、2019年に大学院修了。2016年、当時長崎県立美術館学芸課長であった野中明氏の推薦により「VOCA展 2016」に参加。同年行われた現代芸術振興財団主催の「CAF賞」で「審査員特別賞」を受賞。2017年にニューヨークとロンドンに滞在し海外との違いを体感したことにより、自身で株式会社IDA Studioを設立。特定のギャラリーに属さない新しいロールタイプを確立した。2017年のロンドンでの個展を機に、パリ・北京・シカゴなど海外で個展を開催した。2018年Forbes Japanの「30 UNDER 30 JAPAN」の30人のうちの一人に選出される。そのほか数々の有名企業とコラボして作品を発表、香港オークションでアーティストレコードを更新するなど、今最も注目を集めている現代アーティストである。2021年には、民間人として初めて宇宙旅行へ旅立った前澤友作氏が作品を持っていきISSに飾ったことでさらに知名度を上げた。
2023年に米子美術館で「井田幸昌展 Panta Rhei|パンタ・レイ - 世界が存在する限り」が開催され、11月現在京都市京セラ美術館で開催された。

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井田幸昌の最新買取情報

  • Basquiat(シルクスクリーン)

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  • Woman(シルクスクリーン)

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  • Self portrait(リトグラフ)

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  • Portrait no.4(シルクスクリーン)

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買取ポイント

井田幸昌の作風

井田は高校卒業後に一度石屋に就職しており、その時の社会人経験が今のセルフプロデュースに役立っているそうです。彼がテーマとして掲げる「一期一会」は当時の親方の「人生一度きりだ」という一言にハッとさせられたからだそうで、作品のモチーフは「人間」が多く描かれています。ペインティングナイフを使った独特の荒いタッチで描かれる人間模様は不思議な魅力があり、力強い生命力を感じさせます。描く題材もエリザベス女王やアンディ・ウォーホルのような誰でも知っている著名人から、その日その時街で見かけた「誰か」であったり様々で、世界中を旅しながら出会った人との「彼らにはきっともう二度と出会えないんだ」という思いが彼に筆を握らせるといいます。
ペインティングだけではなく、シルクスクリーンや彫刻と言った立体作品にもチャレンジしており、制作の幅は広がる一方です。二度と出会うことのない「今」という瞬間を切り取る彼のフィルターを通して、私たちは何を見付けるのか、今後も目が離せません。

井田幸昌の現在の評価と価値

国内の現代アートマーケットでも需要が高い作家ではないでしょうか。前澤有作氏が宇宙へ行った際にISSに作品が飾られた事でも有名で、リコーから版画作品を出すなど話題に事欠かないアーティストです。
版画作品だけではなくキャンバス作品などの売却をご検討の際はお気軽にご相談ください。

井田幸昌の代表作品