五木田智央の買取価格とポイント
1969年~現在に至る。
東京都生まれ。小学校の頃から様々な雑誌にイラストを投稿していたという。当時から雑誌の種類に合わせて画風を変えるなど多才であった。特に自身が好きなプロレス雑誌に多く投稿しては編集者に褒められるということが多くあった。60~70年代のアメリカのサブカルチャーに刺激を受け、高校卒業後からイラストレーターとしてスタートする。2004年頃からキャンバスにアクリルグワッシュで白黒の人物像を描き始め、国内の個展で人気を博す。そのほか、ニューヨーク・ベルリン・ロサンゼルスなど海外での人気も高い。2014年に佐倉市のDIC川村記念美術館で個展「THE GREAT CIRCUS」を開催。出版物も多く、2000年には作品集「ランジェリー・レスリング」、2010年に「シャッフル鉄道唱歌」を発表している。現在も東京のアトリエを拠点に精力的に活動中。
買取ポイント
五木田智央の作風
90年代はイラストレーターとして沢山の作品を発表していた五木田ですが、2014年頃からは一転、モノクロの人物画が代名詞となります。そこに描かれる人物の顔の中心には普通では「ありえないもの」が描かれており、一見不穏な空気を漂わせながらどこかコケティッシュなユーモアも感じさせます。白黒の作品だけではなく、カラーのものや版画なども存在します。同じような傾向の作品は本人が飽きてしまうので、常に新しい自己表現を求めていると話す五木田の飽くなき探求心は、これからもあっと驚かせてくれるような作品を生み出してくれることでしょう。
五木田智央の現在の評価と価値
モノクロームで構成された人物画が印象的な作家です。国内外で活躍し日本現代アーティストの第一線で活躍しています。
キャンバス作品、ドローイング、版画など様々なジャンルで作品を発表していますが、最も評価が高いのは当然ながらキャンバス作品でしょう。買取金額でも数百万円台になるかと思います。
五木田智夫の作品のご売却をご検討の際はお気軽にご相談ください。
五木田智央の代表作品
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The Madman #1 (版画)
(2016年)
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cute special edition (版画)
(2015年)
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Uncovering Method(版画)
(2008年)