ジョージ・ロドリーゲ

ジョージ・ロドリーゲの絵画・油絵・版画の買取価格とポイント

1944年~2012年 物故作家。
アメリカ・ルイジアナ州生まれ。小学3年の時、小児麻痺を患い寝たきりになったが、母親から、粘土と絵具を与えられ、芸術家となる転機となった。1968年に広告代理店のアート・ディレクターとして働くものの、翌年には広告代理店を辞めて絵の制作に専念する。初の個展を開催した翌年から芸術家として本格的に活動開始、数々の賞を獲得している。1975年に初めてシルクスクリーンを制作する。1989年にニューオリンズに自分のギャラリーを開き、ブルー・ドッグシリーズを描きはじめた。1995年に東京・南青山に「ザ・ブルードッグ・ギャラリー」をオープンする。2008年にニューオリンズで開催された北アメリカ首脳サミットの記念としてブッシュ大統領側の依頼により制作する。

ジョージ・ロドリーゲ
ロドリーゲのオフィシャルHP

ジョージ・ロドリーゲの最新買取情報

  • IN A SCARLET

    IN A SCARLET(シルクスクリーン)

    12

  • LUNAR BUNS

    LUNAR BUNS(シルクスクリーン)

    115,000

  • Mardi Gras’96

    Mardi Gras’96(シルクスクリーン)

    16

  • SWEETIE PIE PINK

    SWEETIE PIE PINK(シルクスクリーン)

    11

買取ポイント

ジョージ・ロドリーゲの作風

ジョージ・ロドリーゲといえば、<ブルードッグ>を題材にした絵画作品ではないでしょうか。ブルードッグは、ジョージ・ロドリーゲの愛犬ティファニーが亡くなった際に生まれました。なぜブルーかというと、生前は白黒の犬でしたが、死んだ彼女の魂は青色(ブルー)だったため、と言われています。90年代から本格的に日本へ紹介された作家は大人気となり、多くのファンを生み出しました。
国内に流通している作品の多くは版画ですが、油絵作品も残しています。作品の種類で評価が大きく異なるため、順に見ていきましょう。

ジョージ・ロドリーゲの現在の評価と価値

没後数年経過しましたが、現在でも人気が高い作家です。高価買取のポイントは、ブルードッグ・作品の大きさ・描き込み具合になります。

① 油絵
ジョージ・ロドリーゲの油絵作品はセカンダリーマーケット(二次流通)では殆ど見かけません。熱心なコレクターが多い印象で、手放す方が少ないのが要因ではないかと思います。その為、安定的な相場というものが形成されていません。
基本的に100万円を超える評価になりますが、具体的な価格はサイズ・図柄・コンディションにより判断させていただく形になります。原画作品ですが鑑定書等は必要ないため、お気軽にご相談ください。

② 版画
高価買取のポイントで述べた通り<ブルードッグ>が描かれているかどうかが重要です。美術品は往々にして作家の代名詞である構図が最も評価が高いです。
具体的な金額は油絵作品と同様にサイズや図柄などを考慮して決定されます。
数万円台になる事が多く、作品により10万円以上の可能性もあります。

また、額装にもこだわっており、ブルーをメインカラーにして作られていることが多く、トータルで雰囲気を楽しめる作家です。
版画は保存状態によりシミや退色などのダメージがでる場合があります。状態により評価が変わるため、現物確認後に最終的な判断をさせていただきます。

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ジョージ・ロドリーゲの代表作品

  • 犬(版画)

    背景はブルーですが、ブルードッグではありません。

  • FLOWER GIRL(版画)

    ジョージ・ロドリーゲの代表作、ブルードッグです。

  • HAWAIIAN BLUES(版画)

    ブルードッグで描き込みも十分です。