ダニエル・アーシャム

ダニエル・アーシャムの買取価格とポイント

1980年 ~ 現在に至る。
アメリカ・オハイオ生まれ。12歳の時にハリケーンで自宅が全壊。その後同じ家を建て直す過程を見守るうちに、自分の周りの空間に意味があると思うようになる。ニューヨークのクーパー・ユニオンに通い、2003年にゲルマン・トラスト・フェローシップ賞を受賞。卒業後はマイアミでアーティスト仲間と「The House」という展示スペースを開始、そこでフランスの現代美術ギャラリー「ペロタン」と出会うことになる。その後世界的振付師マーサ・カニンガムよりステージデザインを依頼され、ダンスカンパニーと世界中を旅するという経験を経てから、2007年にはパートナーの建築家のアレックス・ムストーネンと「スナーキテクチャー」という会社を設立。この会社を通して建築・アパレル・インテリアなど様々なコラボレーションを行っている。最近では、ティファニーやクリスチャン・ディオールなどのハイブランドや、ユニクロとのコラボも意欲的に行っており、幅広い層の人々に注目されている現代アーティストの一人である。

ダニエル・アーシャムの公式HP
ダニエル・アーシャムについて
もっと知りたい方はこちら

現代アートの買取ならTAPIR

買取ポイント

ダニエル・アーシャムの作風

生まれつき色覚異常を持つことから、作品の多くが白と黒を基調とし、素材に石灰や火山灰、ガラス、黒曜石を使用するなどの作風で知られています。しかし最近の医療技術の発展により、色覚補正眼鏡を使用してフルカラーの作品も発表、制作の幅をどんどん広げています。
アーシャムの芸術活動のメインテーマは「フィクションの考古学」というもので、何十年・何百年先の未来から現在に戻ってきたような、腐食や劣化を伴う彫刻やブロンズ作品が有名です。
日本や日本文化が好きで、今まで20回以上も来日しているというアーシャムは、2020年にポケモンの生みの親の湯山邦彦とコラボも果たしました。ピカチュウやヒトカゲと言った人気キャラクターの体の一部を侵食させた立体作品などは、50体の限定部数に対し1500件以上の応募が集まるほど大人気となり、ポケモンとのコラボは今までに3回も開催されています。

ダニエル・アーシャムの現在の評価と価値

今を時めく人気作家のひとりです。特に日本のカルチャーであるアニメとのコラボレーション作品は非常に有名です。今後の評価も期待できる作家となりますが、査定額は買取時の相場を考慮させていただきます。
ダニエル・アーシャム作品のご売却をご検討の際はお気軽にご相談ください。

ダニエル・アーシャムの代表作品