横尾忠則

横尾忠則の買取価格とポイント

1936年 ~ 現在に至る。
兵庫県西脇市出身。幼い頃から絵本の模写をしていた。高校時代には通信で挿絵を学び、ポスターなどを描いていた。20歳までを西脇で過ごす。1955年に加古川の印刷所に就職してグラフィックデザイナーとして働き、その後大阪のナショナル宣伝研究者に入社、東京移転と共に上京。1964年ハイレッド・センターのシェルター計画に参加。東京オリンピックのピクトグラム作成に関わる。その後、映画の主演を務めたり、写真活動も始める。1972年、ニューヨーク近代美術館で個展を開催。1982年に画家宣言、以後美術作品に力を入れることとなる。2012年には、神戸市灘区に横尾忠則現代美術館開館。2019年9月同美術館にて、横尾自身のキュレーションによる個展である『自我自損』展を開催。2013年に豊島横尾館(香川県豊島)開館。1995年毎日芸術賞受賞、2001年紫綬褒章、2004年紺綬褒章、2011年旭日小綬章受章。2015年には高松宮殿下記念世界文化賞絵画部門受賞など、輝かしい経歴を持つ。

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買取ポイント

横尾忠則の作風

横尾忠則と言えば、鮮やかな色遣いと斬新な絵柄です。既存の概念を覆す配色を好んで使用し、見る者の心を掴む作品を多く輩出しています。油彩・版画・立体など幅広く活動しており、自身のHPでは雑貨やポストカード・画集や時計なども販売しています。そのキャッチ―で目を惹く画風から、アーティストのアルバムジャケットをデザインすることも少なくありません。他にも力士の化粧まわし、宝塚のポスターなども手掛けています。2004年から2012年までJR加古川線では、横尾の絵で車体を包み込むラッピング電車が公開され人気を博しました。
自身をメディア型芸術家と名乗り、多くのメディアに露出することによってセルフプロデュースを上手く進めており、自身のtwitterでは、「WITH CORONA」と称して著名人の肖像画にマスクをコラージュした画像をアップし続けるなど、いまだに時代を先どる観察眼を持っていることをうかがわせます。

横尾忠則の現在の評価と価値

美術業界の第一線で活動する作家です。二次流通では版画作品が殆どで原画作品の流通は少ない印象です。その中でも精一杯の評価をさせていただくため、横尾忠則の作品のご売却をご検討の際はお気軽にご相談ください。

横尾忠則の代表作品

  • 定期会員募集(シルクスクリーン)

    (1967年)

  • 聖シャンバラ(シルクスクリーン)

    (1974年)

  • ターザンがやってくる(シルクスクリーン)