美術品の資産価値の鑑定を依頼するなら買取専門店への依頼がおすすめ
「自分の保有する美術品には資産価値があるのだろうか」「美術品買取を依頼するときの参考として価値を知っておきたい」保有する絵画や美術品の資産価値が気になる人はとても多いです。
美術品は、すべての美術品が価値を持つわけではなく、作者や年代・場所などさまざまな細かい評価基準にて価値を判別しています。
そのため、実績のない業者や素人だと複雑な価値の見分け方が難しいため、買取実績や経験が豊富な絵画買取専門店・獏への依頼がおすすめです。
本記事では絵画や美術品の価値を知りたい方に向けて、美術品が資産として成立するポイントや値崩れしにくいポイントを解説します。
所有する美術品の価値を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
すべての美術品は資産として成立するのか?
美術品に対して抱いているイメージは、金やプラチナなどと同様に資産のように捉えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。資産として成立するためには【その作品が比較的簡単に現金化できるかどうか】だと考えられます。金やプラチナは相場の上下はありますが容易に換金可能で、無価値になる可能性も低いです。しかし、美術品は作家・作品によっては期待した金額で換金できないケースや、換金すらできないケースもあります。
バブル期の一部作家などはいい例ではないでしょうか。
買取を行っている中で、バブル期に「将来必ず値段が上がる」などの営業セールスで購入したお客様にしばしば出合います。
バブル崩壊後を知っている立場からすると、そんな甘い話はないと分かりますが、その時代を生きていた人は疑わなかったと思います。異常なまでの不動産価格上昇は、人々の期待を煽り実体経済に則さないほど表面上の数字が膨らませました。その結果、人々は投資先を求めてゴルフ会員権や美術品などに辿り着き、今とは考えられない価格で売買されていました。適正価格で売買されていない作品は軒並み市場価格が下落して、作家によっては100分の1にまで下がっています。
1円でも換金できれば資産として成立できますが、購入金額の1%未満ですと資産性が高いとは言えないです。
美術品を購入する際は、個人の嗜好や予算で決めることが多いと思いますが、換金性を考慮するのであれば、ある程度の資産に成り得る作品かどうかを見極める必要があります。
美術品の値段はあってないようなもので、欲しいと思ってしまったらどれだけ高くても適正価格というのは暴論で、市場価格からかけ離れた値段設定をしている場合は淘汰されるべきですので信頼できる販売店を探すのが大事です。
美術品の価値は大きく分けて3つ
少し話が逸れますが美術品を構成する価値は「趣味としての価値」、「所有する価値」、「資産としての価値」の3つと考えています。① 趣味としての価値とは個人的な嗜好です。この作品が好きだ、この作品を飾ると気分が上がる、この作家を応援したい、などの個人的な感情を与えてくれる価値です。美術館・博物館での鑑賞もここに含まれます。
② 所有する価値とは自己満足と社会的な影響です。その作家・作品を購入して手元に置きたいという欲求と、その美術品を所有することで得られる社会的な評価です。ある作品を所有することにより交友関係が広がり、他社からの評価が高まることに対する価値です。
③ 資産としての価値とは換金性です。このブログでの重要なテーマで、作品を売却した時に現金化可能かどうかです。購入金額よりも高くなるという考えではなく、現金化できるかどうかです。100万円で購入した作品を売却する際に1万円でも200万円でも換金できれば資産として成立します。
どれかの価値が購入者の目的を満たしていれば購入の決め手になりますが、3つの価値がバランスよく高い作品に出合えることは幸せだと思います。
絵画・美術品の買取について詳しく知りたい場合はこちら
転売行動からみる美術品の資産性
インターネットオークションやフリマサイトが成熟したことにより転売行為を見かける機会が増え、最近ではマスクの高額転売が社会問題になりました。小売価格よりも高い金額で売れる可能性があるものは何でも転売屋の商品となります。市場原理と言ってしまえばそれまでですが、需要が供給を上回った際に発生します。美術業界でも現代美術と呼ばれるジャンルでは作家によって転売の対象となり、購入してすぐにアートオークションなどに出品されるケースがあります。アパレルやゲームなどに比べて市場規模が大きくないので簡単に換金は出来ないですが、1点あたりの単価が高いので利益を得やすいです。ただ、急激に上がるものは急激に下がる傾向があるのでタイミングを間違えると残念な買い物になってしまうでしょう。
資産価値がある絵画・美術品の見分け方まとめ
美術品の価値は一定ではなく、鑑定のタイミングでかなり変動します。美術品の高額買取を実現したい場合は、「美術品買取業者が探している作品」かどうかを確認してみましょう。
買取専門店のホームページには「買取強化中」と銘打った作品が載ってあることが多いので、『作家+買取』と検索してみるのをおすすめします。
正確な価値を自分自身で判断するのは極めて難しいため、大まかな価値を一旦知っておきたい場合は買取専門店へ査定依頼するのが1番早いです。
買取業者、特に東京の絵画買取専門店 獏では過去の経験や実績をもとに、適正な価格での価値をご提示・買取させていただくため査定時のトラブルも避けられます。
また買取専門店・獏では各作品ごとに適切な販路を有しているため、他店に負けない「高価買取」も十分に実現可能です。
無料出張買取や宅配・郵送買取も対応しているので、東京以外からでもお気軽に買取についてお問い合わせください。