ロックウェルの版画の
買取価格とポイント
1894~1978 物故作家。
アメリカ・ニューヨーク生まれ。1910年にニューヨークの「ナショナル・アカデミー・オブ・デザイン」で勉強するため高校を中退する。その後、アート・ステゥーデンツ・リーグで美術を学び始める。1913年にボーイスカウト誌「ボーイズ・ライフ」誌のアートディレクターとなる。1916年に若干22歳の時に「サタデー・イヴニング・ポスト」誌の表紙絵を描く。1963年の休刊までの47年間、300点を超える表紙絵を描き続ける。1939年に第二次世界大戦のテーマに取り組む。1963年に「ルック」誌に移り、表紙絵を描く。1968年にニューヨークで個展を開催する。1972年には回顧展を開催する。1977年にフォード大統領より”メダル・オブ・フリーダム”を受賞する。1978年にマサチューセッツ州ストックブリッジにて永眠する。
より詳しい情報はNORMAN ROCKWELL MUSEUMをご覧ください!
ノーマン・ロックウェルの作品の買取ポイント
ノーマン・ロックウェルの作風|彼が描く”古き良きアメリカ”
アメリカ合衆国の画家でありイラストレーターとして有名です。アメリカの市民生活を描き、アメリカ全土で幅広い人気がありました。伝統的な「古き良きアメリカ」を代表する人気画家で、当時の実生活を軽やかに描くだけではなく、社会性が強い人種差別を主題とする作品も描く側面もあります。国内に流通するロックウェルの作品は版画が殆どです。直筆のイラスト等は国内では流通は少ないです。現在の市場動向を考慮して買取金額等を紹介させていただきます。
ノーマン・ロックウェルの現在の評価と価値
純粋な芸術家というより、イラストレーターとしての側面が強いでしょう。イラストレーターとし活躍しつつ、版画作品も多数制作しました。ロックウェルの版画作品は限定部数があるものの、直筆サインが記されていないものもあります。版画と同様に摺られている刷り込みサインや、エンボスサインがありますが、直筆サインの方が評価は高くなる傾向です。版画作品の買取金額は数万円台になる事が多く、10万円以上の作品は少ないでしょう。
ロックウェルの版画作品のご売却をご検討の際は、お気軽にご相談ください。
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ロックウェルの作品は見つかればかなり高額に
ロックウェルの作品は、誰しも一度はどこかで目にしたことがあるのではないでしょうか。
非常に多作な作家で、84年の生涯において2000以上の作品を残しましたが、1943年にスタジオで火事が起こり作品の多くを焼失してしまいました。残りもほとんど美術館に所蔵されており、現物を目にすることは極めてまれです。2006年には、1954年の「息子の旅立ち」という作品が1542万USドル(当時のレートで約17.8億円)で落札されたという記録も残っています。
ノーマン・ロックウェルの代表作品
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ウィンターモーニング (リトグラフ)
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お祈り(リトグラフ)
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ゴシップ (リトグラフ)