出典元:ウィキメディア・コモンズ
蜷川実花(にながわ みか)は、花や金魚などを撮影した極彩色の写真などで人気を集めている女性写真家です。写真の世界で最も権威ある賞のひとつである木村伊兵衛写真賞の他、多くの賞を受賞している蜷川実花ですが、2007年以降は映画監督としても活動を開始しました。
写真でつちかった色彩感覚を活かし、色鮮やかな画面構成で観る人を魅了するのが蜷川実花の映画の魅力のひとつです。今回は女性ならではの視点から独特の世界観を表現する蜷川実花の映画作品を紹介します。
蜷川実花はこれまでに5つの映画を手がけています。1つずつ紹介しましょう。
・映画タイトル 人間失格 太宰治と3人の女たち
・ジャンル 恋愛、メロドラマ
・監督 蜷川実花
・脚本 早船歌江子
・公開 2019年9月13日
・興行収入 13.2億円
・メインキャスト
太宰治:小栗旬
津島美知子:宮沢りえ
太田静子 : 沢尻エリカ
山崎富栄 : 二階堂ふみ
・詳細
蜷川実花の監督4作目です。
太宰治の遺作「人間失格」の誕生秘話を、事実を基にしたフィクションとして映画化しました。R15+指定となっています。
【あらすじ】
太宰治(だざい おさむ)は、妻の美知子が妊娠中であるにもかかわらず、不倫や自殺未遂を繰り返していました。しかし、荒れた私生活とは裏腹に、ベストセラーをいくつも出して「時の人」としてもてはやされるようになります。作家志望の静子と激しく愛し合いながらも未亡人の富栄にも救いを求める太宰治は、夫の才能を心から信じている美知子に促され、やがて「人間失格」の執筆に取りかかるのでした。
・映画タイトル Diner ダイナー
・ジャンル スリラー、サスペンス
・監督 蜷川実花
・原作 平山夢明『ダイナー』
・脚本 後藤ひろひと、杉山嘉一、蜷川実花
・公開 2019年7月5日
・興行収入 12.4億円
・メインキャスト
ボンベロ:藤原竜也
オオバカナコ:玉城ティナ
スキン:窪田正孝
キッド:本郷奏多
・詳細
蜷川実花の監督3作目です。
2009年10月にポプラ社より刊行された、平山夢明の小説『ダイナー』を原作として制作されました。原作は第28回日本冒険小説協会大賞、第13回大藪春彦賞を受賞しています。
【あらすじ】
ボンベロは、殺し屋専用の食堂「ダイナー」を取り仕切る天才シェフです。かつては自身も殺し屋であったボンベロの生み出す極上の料理に、殺し屋達も魅了されていました。ある日、ダイナーにウェイトレスとしてオオバカナコが身売りされてきます。彼女が現れたことにより殺し屋同士の暗黙のルールが崩れてしまいます。そこへ最狂の殺し屋軍団がやってきて、ついにこの世で最も危険で美しい「殺し合いゲーム」が幕を明けるのでした。
・映画タイトル ホリック xxxHOLiC
・ジャンル 伝奇、オカルト
・監督 蜷川実花
・原作 CLAMP『XXXHOLiC』
・脚本 吉田恵里香
・公開 2022年4月29日(予定)
・興行収入 未定
・メインキャスト
四月一日君尋:神木隆之介
壱原侑子:柴咲コウ
百目鬼静:松村北斗(SixTONES)
九軒ひまわり:玉城ティナ
・詳細
累計1,400万部を超えて販売されたCLAMPの伝説的コミック『xxxHOLiC』(ホリック)の実写映画です。
原作のファンであった蜷川実花が約10年にわたって構想を温め、CLAMPの世界を圧巻のビジュアルで映像化しました。
【あらすじ】
人の心の闇に寄り憑く「アヤカシ」が視える高校生、四月一日君尋(わたぬき きみひろ)は、その能力を捨てて普通の生活を送りたいと願っていました。ある日、一羽の蝶に導かれて不思議な「ミセ」にたどり着きます。女主人の郁子は、彼に願いを叶える対価として、「いちばん大切なもの」を差し出すよう囁きました。同級生の百目鬼 静 (どうめき しずか)や九軒ひまわり(くのぎ ひまわり)と出会い「大切なもの」を探す四月一日に、「アヤカシ」の魔の手が迫ります。
・映画タイトル ヘルタースケルター
・ジャンル ホラー、ドラマ
・監督 蜷川実花
・原作 岡崎京子『ヘルタースケルター』
・脚本 金子ありさ
・公開 2012年7月14日
・興行収入 21.5億円
・メインキャスト
りりこ(本名:比留駒 春子): 沢尻エリカ
麻田 誠:大森南朋
羽田 美知子:寺島しのぶ
奥村 伸一:綾野剛
吉川 こずえ:水原希子
・詳細
蜷川実花の監督2作目です。
5年ぶり復帰の沢尻エリカ主演作品として話題になりました。
原作マンガは第8回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞しています。
【あらすじ】
トップスターのりりこには、誰にも言えない秘密がありました。それは、全身整形で「目ん玉と爪と髪と耳とアソコ」以外はすべてつくりものであることです。整形手術の後遺症に襲われるりりこが結婚を狙っていた人の婚約を知り、そこへりりこの座を脅かす後輩モデルも現れます。りりこは究極の美の崩壊と頂点から転落する恐怖に追い詰められ、現実と悪夢の狭間をさまようのでした。
・映画タイトル さくらん
・ジャンル 恋愛、歴史フィクション
・監督 蜷川実花
・原作 安野モヨコ『さくらん』
・脚本 タナダユキ
・公開 2007年2月24日(関東)/2007年3月31日(全国)
・興行収入 7.3億円
・メインキャスト
きよ葉(日暮):土屋アンナ/幼少期:小池彩夢
松本倉之助:椎名桔平
惣次郎:成宮寛貴
高尾:木村佳乃
粧ひ:菅野美穂
・詳細
蜷川実花が映画監督に初挑戦した歴史ドラマです。
日本の各界で活躍する女性トップクリエイターたちが集結しました。
一流写真家でもある蜷川監督が極彩色を駆使した鮮烈な映像美が見どころです。
【あらすじ】
主人公は、江戸時代に8歳で遊郭に売られた少女、きよ葉です。女性だらけの厳しい競争社会で、遊女になることを恐れたきよ葉は何度も脱走を試みますが、そのたびに失敗して折檻を受けることになります。きよ葉は先輩の遊女たちから遊郭で生き抜く道を学びながら、17歳で初店に立ち、たちまち吉原一の売れっ子遊女となりました。やがてきよ葉はうぶな青年、惣次郎を相手に初めて本物の恋に落ちるのでした。
蜷川実花は、極彩色の美しい写真や独特の世界観を描いた映画で大変人気のある写真家、映画監督です。写真家としては、Cプリントやプレキシグラスという技法を使った写真を多く発表しています。
そんな蜷川実花の作品などをお持ちで、売却を検討している方がいらっしゃいましたら当社にご相談ください。丁寧に鑑定いたします。
また、鑑定経験が豊富な美術品買取専門店、株式会社獏では、ご希望により簡単・手軽・便利のすべてを実現したLINE査定も可能です。
LINE査定なら、わざわざ店舗に足を運んだり直接スタッフと話したりする必要もありません。余計な手間や時間を一切かけずに査定できるので、仕事や家事で忙しい方に人気です。
美術品や骨董品の売却をご検討の方は株式会社獏にご相談ください。
蜷川実花は昭和から平成にかけて活躍した演出家、蜷川幸雄の娘として、豊かな才能を持ち合わせています。写真家として高い評価を得ており、その優れた色彩感覚を活かしてアーティスティックな映画をいくつも制作しています。蜷川実花の映画作品の見どころは、色鮮やかな映像美だけではありません。女性ならではの視点から描く、繊細かつリアルな描写も見どころです。
2020年には東京オリンピック・パラリンピック組織委員会理事を務めたり、2022年には最新作『ホリック xxxHOLiC』を発表したり、近年精力的に活動している蜷川実花からは目が離せません。蜷川実花の独特の世界観は、彼女の公式ブログやインスタグラムなどのSNSからも垣間見えるので、気になる人はぜひチェックしてみてください。
美術品買取 獏の買取方法や流れについてさらに知りたい方はこちら
》蜷川実花(にながわみか)の版画の買取価格とポイントを見る
蜷川実花(にながわ みか)は、花や金魚などを撮影した極彩色の写真などで人気を集めている女性写真家です。写真の世界で最も権威ある賞のひとつである木村伊兵衛写真賞の他、多くの賞を受賞している蜷川実花ですが、2007年以降は映画監督としても活動を開始しました。
写真でつちかった色彩感覚を活かし、色鮮やかな画面構成で観る人を魅了するのが蜷川実花の映画の魅力のひとつです。今回は女性ならではの視点から独特の世界観を表現する蜷川実花の映画作品を紹介します。
蜷川実花の映画作品を紹介
蜷川実花はこれまでに5つの映画を手がけています。1つずつ紹介しましょう。
人間失格 太宰治と3人の女たち
・映画タイトル 人間失格 太宰治と3人の女たち
・ジャンル 恋愛、メロドラマ
・監督 蜷川実花
・脚本 早船歌江子
・公開 2019年9月13日
・興行収入 13.2億円
・メインキャスト
太宰治:小栗旬
津島美知子:宮沢りえ
太田静子 : 沢尻エリカ
山崎富栄 : 二階堂ふみ
・詳細
蜷川実花の監督4作目です。
太宰治の遺作「人間失格」の誕生秘話を、事実を基にしたフィクションとして映画化しました。R15+指定となっています。
【あらすじ】
太宰治(だざい おさむ)は、妻の美知子が妊娠中であるにもかかわらず、不倫や自殺未遂を繰り返していました。しかし、荒れた私生活とは裏腹に、ベストセラーをいくつも出して「時の人」としてもてはやされるようになります。作家志望の静子と激しく愛し合いながらも未亡人の富栄にも救いを求める太宰治は、夫の才能を心から信じている美知子に促され、やがて「人間失格」の執筆に取りかかるのでした。
Dinerダイナー
・映画タイトル Diner ダイナー
・ジャンル スリラー、サスペンス
・監督 蜷川実花
・原作 平山夢明『ダイナー』
・脚本 後藤ひろひと、杉山嘉一、蜷川実花
・公開 2019年7月5日
・興行収入 12.4億円
・メインキャスト
ボンベロ:藤原竜也
オオバカナコ:玉城ティナ
スキン:窪田正孝
キッド:本郷奏多
・詳細
蜷川実花の監督3作目です。
2009年10月にポプラ社より刊行された、平山夢明の小説『ダイナー』を原作として制作されました。原作は第28回日本冒険小説協会大賞、第13回大藪春彦賞を受賞しています。
【あらすじ】
ボンベロは、殺し屋専用の食堂「ダイナー」を取り仕切る天才シェフです。かつては自身も殺し屋であったボンベロの生み出す極上の料理に、殺し屋達も魅了されていました。ある日、ダイナーにウェイトレスとしてオオバカナコが身売りされてきます。彼女が現れたことにより殺し屋同士の暗黙のルールが崩れてしまいます。そこへ最狂の殺し屋軍団がやってきて、ついにこの世で最も危険で美しい「殺し合いゲーム」が幕を明けるのでした。
ホリックxxxHOLiC【2022年話題の新作!】
・映画タイトル ホリック xxxHOLiC
・ジャンル 伝奇、オカルト
・監督 蜷川実花
・原作 CLAMP『XXXHOLiC』
・脚本 吉田恵里香
・公開 2022年4月29日(予定)
・興行収入 未定
・メインキャスト
四月一日君尋:神木隆之介
壱原侑子:柴咲コウ
百目鬼静:松村北斗(SixTONES)
九軒ひまわり:玉城ティナ
・詳細
累計1,400万部を超えて販売されたCLAMPの伝説的コミック『xxxHOLiC』(ホリック)の実写映画です。
原作のファンであった蜷川実花が約10年にわたって構想を温め、CLAMPの世界を圧巻のビジュアルで映像化しました。
【あらすじ】
人の心の闇に寄り憑く「アヤカシ」が視える高校生、四月一日君尋(わたぬき きみひろ)は、その能力を捨てて普通の生活を送りたいと願っていました。ある日、一羽の蝶に導かれて不思議な「ミセ」にたどり着きます。女主人の郁子は、彼に願いを叶える対価として、「いちばん大切なもの」を差し出すよう囁きました。同級生の百目鬼 静 (どうめき しずか)や九軒ひまわり(くのぎ ひまわり)と出会い「大切なもの」を探す四月一日に、「アヤカシ」の魔の手が迫ります。
ヘルタースケルター
・映画タイトル ヘルタースケルター
・ジャンル ホラー、ドラマ
・監督 蜷川実花
・原作 岡崎京子『ヘルタースケルター』
・脚本 金子ありさ
・公開 2012年7月14日
・興行収入 21.5億円
・メインキャスト
りりこ(本名:比留駒 春子): 沢尻エリカ
麻田 誠:大森南朋
羽田 美知子:寺島しのぶ
奥村 伸一:綾野剛
吉川 こずえ:水原希子
・詳細
蜷川実花の監督2作目です。
5年ぶり復帰の沢尻エリカ主演作品として話題になりました。
原作マンガは第8回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞しています。
【あらすじ】
トップスターのりりこには、誰にも言えない秘密がありました。それは、全身整形で「目ん玉と爪と髪と耳とアソコ」以外はすべてつくりものであることです。整形手術の後遺症に襲われるりりこが結婚を狙っていた人の婚約を知り、そこへりりこの座を脅かす後輩モデルも現れます。りりこは究極の美の崩壊と頂点から転落する恐怖に追い詰められ、現実と悪夢の狭間をさまようのでした。
さくらん
・映画タイトル さくらん
・ジャンル 恋愛、歴史フィクション
・監督 蜷川実花
・原作 安野モヨコ『さくらん』
・脚本 タナダユキ
・公開 2007年2月24日(関東)/2007年3月31日(全国)
・興行収入 7.3億円
・メインキャスト
きよ葉(日暮):土屋アンナ/幼少期:小池彩夢
松本倉之助:椎名桔平
惣次郎:成宮寛貴
高尾:木村佳乃
粧ひ:菅野美穂
・詳細
蜷川実花が映画監督に初挑戦した歴史ドラマです。
日本の各界で活躍する女性トップクリエイターたちが集結しました。
一流写真家でもある蜷川監督が極彩色を駆使した鮮烈な映像美が見どころです。
【あらすじ】
主人公は、江戸時代に8歳で遊郭に売られた少女、きよ葉です。女性だらけの厳しい競争社会で、遊女になることを恐れたきよ葉は何度も脱走を試みますが、そのたびに失敗して折檻を受けることになります。きよ葉は先輩の遊女たちから遊郭で生き抜く道を学びながら、17歳で初店に立ち、たちまち吉原一の売れっ子遊女となりました。やがてきよ葉はうぶな青年、惣次郎を相手に初めて本物の恋に落ちるのでした。
蜷川実花の作品の買取なら株式会社獏にお任せください!
蜷川実花は、極彩色の美しい写真や独特の世界観を描いた映画で大変人気のある写真家、映画監督です。写真家としては、Cプリントやプレキシグラスという技法を使った写真を多く発表しています。
そんな蜷川実花の作品などをお持ちで、売却を検討している方がいらっしゃいましたら当社にご相談ください。丁寧に鑑定いたします。
また、鑑定経験が豊富な美術品買取専門店、株式会社獏では、ご希望により簡単・手軽・便利のすべてを実現したLINE査定も可能です。
LINE査定なら、わざわざ店舗に足を運んだり直接スタッフと話したりする必要もありません。余計な手間や時間を一切かけずに査定できるので、仕事や家事で忙しい方に人気です。
美術品や骨董品の売却をご検討の方は株式会社獏にご相談ください。
蜷川実花の映画作品まとめ
蜷川実花は昭和から平成にかけて活躍した演出家、蜷川幸雄の娘として、豊かな才能を持ち合わせています。写真家として高い評価を得ており、その優れた色彩感覚を活かしてアーティスティックな映画をいくつも制作しています。蜷川実花の映画作品の見どころは、色鮮やかな映像美だけではありません。女性ならではの視点から描く、繊細かつリアルな描写も見どころです。
2020年には東京オリンピック・パラリンピック組織委員会理事を務めたり、2022年には最新作『ホリック xxxHOLiC』を発表したり、近年精力的に活動している蜷川実花からは目が離せません。蜷川実花の独特の世界観は、彼女の公式ブログやインスタグラムなどのSNSからも垣間見えるので、気になる人はぜひチェックしてみてください。
美術品買取 獏の買取方法や流れについてさらに知りたい方はこちら
》蜷川実花(にながわみか)の版画の買取価格とポイントを見る