今ではすっかり定着した「終活」という言葉。人生の終わりのための活動のことを指しますが、必ずしも死の準備のためだけの活動というわけではありません。むしろ今後の人生を前向きに、そしてより自分らしく充実した老後を送るために必要な活動なのです。また、残された家族の負担を減らすという意味でも重要な活動です。
この記事では、生前整理ともいえる「終活」に向けた片付けのコツやポイントを紹介しながら、詳しく解説していきます。
骨董品の買取に関するご相談は獏までお寄せください
終活をするにはまだ早いと思うかもしれませんが、死への準備とネガティブに捉えるのではなく、自分の時間が持てるようになるこの機会を生かし、セカンドライフを楽しむための活動として始めてみるのもいいのではないでしょうか。
まずは全ての物を紙に書き出してみる
片付けの手順として、まずは持っているものを全て出すところから始めましょう。ここで注意すべき点は、一度に全て出すのではなく、順序立てて計画的に行うこと。今日はこの棚だけ、次はこの部屋と小さな範囲から始めるのが挫折しないポイントです。
また財産の整理もしなくてはならないため、財産目録と呼ばれるリストを作成するのがおすすめです。土地、家、預貯金、有価証券などのプラスの財産の他、借金や住宅ローンなどのマイナスの財産もきちんと把握しておきましょう。
1年以上着ていない服や使っていないものは捨てるなど、自分なりのルールを決めるとはかどりやすくなるでしょう。終活における断捨離の場合は、整理整頓というよりは「手放す」ことを意識することが大切です。
ただし書類の処分に関しては慎重に進める必要があります。金融関係、不動産関係、保険などの書類は特に重要です。この機会に、今の保険が自分に適切であるかをいま一度見直しておきましょう。
現金や預貯金に関しては金融機関名や支店名、口座番号を、株式や有価証券に関しては証券会社名や支店名などをまとめておきましょう。
不動産に関しては所在地や土地の使用目的、建物の構造や面積などをまとめておくとよいでしょう。
車、貴金属・宝石、骨董品・絵画などの美術品、高価なブランド品や家具なども資産となり得る相続財産です。不要であれば生前整理の段階で専門の買取業者に査定をしてもらい、現金化しておくことで相続税を抑えられます。
事前に自分の希望を書き出すことで、今やるべきことが見えてくるかもしれません。
保険証書、通帳、印鑑などの貴重品はなるべく一つの場所にまとめておきましょう。いざという時にスムーズに手続きができ、家族に負担をかけずに済みます。
「獏」は絵画・美術品の買取専門業者です。生前整理で出てきたもので、価値を知りたい、売却をしたいとお考えのものがありましたらぜひ一度お問い合わせください。
自宅の片付けを何もしないまま亡くなってしまった場合、遺品整理を行わなければならないのは残された家族です。物の整理や処分はもちろん、相続に関する手続きにも手間取ってしまうことが考えられます。ある程度片付けをし、貴重品や大事な書類を整理しておけば、相続もスムーズに行え、家族への負担が軽減されることでしょう。
老後の生活を考慮し、動線上の障害物をなくしたり、高いところに積まれた物を片付けることで、安心・安全な住環境を整えることができます。
業者が自宅に来ることに抵抗がある、他の業者とも比較をしたいという方には店頭買取がおすすめ。予約制ですので事前にご連絡の上、商品をお持ちください。査定後、金額にご納得いただければその場で支払い可能です。
対面せずに売却したい、忙しくて時間が取れない、遠方にお住まいの方には宅配・郵送買取がおすすめ。電話やメールで作品の詳細をお伝えいただき査定いたします。書類や作品の郵送のやり取りのみで完結します。
この記事では、生前整理ともいえる「終活」に向けた片付けのコツやポイントを紹介しながら、詳しく解説していきます。
骨董品の買取に関するご相談は獏までお寄せください
「終活」を始める時期
40~50代頃から始める
終活を始める時期に決まりはありませんが、40〜50代の早めのスタートがおすすめといわれています。その理由はというと、家の中の片付けは体力・気力が必要な作業だからです。また、身辺整理を行っていく上で本当に必要なものを見極める判断力も必要になってきます。まだまだ元気に体が動き、頭も冴えている若いうちから始めるのが望ましいでしょう。早く始めることで、計画的に余裕を持って取り組むことができます。ちょうど子育てが終わってひと段落した時期
40〜50代というと、ちょうど子どもが自立し子育てが一段落することが多い年代です。子ども部屋が空き、荷物が減って夫婦二人の生活がメインとなる大きな変化の時期。家の中を整理するには絶好のタイミングです。終活をするにはまだ早いと思うかもしれませんが、死への準備とネガティブに捉えるのではなく、自分の時間が持てるようになるこの機会を生かし、セカンドライフを楽しむための活動として始めてみるのもいいのではないでしょうか。
片付けの上手な始め方
まずは全ての物を紙に書き出してみる
片付けの手順として、まずは持っているものを全て出すところから始めましょう。ここで注意すべき点は、一度に全て出すのではなく、順序立てて計画的に行うこと。今日はこの棚だけ、次はこの部屋と小さな範囲から始めるのが挫折しないポイントです。また財産の整理もしなくてはならないため、財産目録と呼ばれるリストを作成するのがおすすめです。土地、家、預貯金、有価証券などのプラスの財産の他、借金や住宅ローンなどのマイナスの財産もきちんと把握しておきましょう。
必要なもの・不要なものを分類していく
持ち物を出したら次にすべきは必要なものと不要なものに分類することです。ここでのポイントは「使える」「使えない」ではなく「使う」「使わない」で判断すること。捨てるかどうか悩む場合は、捨ててしまってから後悔しないためにひとまず保留用の箱へ。ゆっくり時間をおいて考えてみると、案外すんなりと判断がつくものです。1年以上着ていない服や使っていないものは捨てるなど、自分なりのルールを決めるとはかどりやすくなるでしょう。終活における断捨離の場合は、整理整頓というよりは「手放す」ことを意識することが大切です。
ただし書類の処分に関しては慎重に進める必要があります。金融関係、不動産関係、保険などの書類は特に重要です。この機会に、今の保険が自分に適切であるかをいま一度見直しておきましょう。
「資産」か「負債」か判断しておく
終活の身辺整理において、財産の整理は非常に重要です。前述のとおり財産目録を作成しておくと資産になるもの、負債になるものが把握しやすくなる上に、相続の際にも家族の手間が省けスムーズに進みます。現金や預貯金に関しては金融機関名や支店名、口座番号を、株式や有価証券に関しては証券会社名や支店名などをまとめておきましょう。
不動産に関しては所在地や土地の使用目的、建物の構造や面積などをまとめておくとよいでしょう。
車、貴金属・宝石、骨董品・絵画などの美術品、高価なブランド品や家具なども資産となり得る相続財産です。不要であれば生前整理の段階で専門の買取業者に査定をしてもらい、現金化しておくことで相続税を抑えられます。
不要なものは早めに処分する
分類の結果、不要と判断したものは自治体のルールにのっとって速やかに処分しましょう。使えるものを捨てるのはもったいなくて抵抗があるという人も多いはず。そんな時は人に譲ったり、リサイクルショップを利用するとよいでしょう。最近ではフリマアプリで簡単に売ることができるので、こちらもおすすめの方法です。また値段が付きそうなものについては専門業者に依頼し査定してもらい、買取をお願いしましょう。片付けを上手に行うコツ・ポイント
エンディングノートを作成、まとめてみる
身辺整理を行う上で効果的なエンディングノート。個人情報、死後の葬儀やお墓の希望、医療や介護の希望、財産や資産、相続の意思などはもちろん、家族や友人へのメッセージ、人生を振り返る自分史など、自由に書き込めます。法的効力はありませんが、家族に自分の意思をうまく伝えられるという面では非常に有効で、ぜひ活用したいアイテムです。事前に自分の希望を書き出すことで、今やるべきことが見えてくるかもしれません。
取っておくもの・捨てないものは適切に保管
写真や、お土産などの思い出の品はなかなか捨てられないものです。たくさんある写真はスキャンしてデジタル保存しておくとよいでしょう。またお土産や手作りのプレゼントなどは、写真に残しておけば思い出として保管できます。保険証書、通帳、印鑑などの貴重品はなるべく一つの場所にまとめておきましょう。いざという時にスムーズに手続きができ、家族に負担をかけずに済みます。
デジタルデータも忘れずに管理しておこう
パソコンやスマホのデータ、SNSや有料サービスのアカウントなどのデジタルデータの整理も忘れずに。近年では、ネット銀行やネット証券、FX、仮想通貨などのデジタル資産も増えています。このようなお金にまつわる情報は、悪用されてしまったりトラブルに巻き込まれる可能性があるのが怖いところ。またアカウント名やパスワードが分からないと、後々面倒なことになりかねないため、きちんと管理する必要があります。前述したエンディングノートにまとめておくとよいでしょう。何年に一度は見直して、変更するところはないか確認
片付けは一度行ったら終わりではありません。環境や自分の気持ちは変わるもの。年が経てば、物はまた増えてしまうものです。逆に必要だと思っていた物が時間をおいてみたら不要になることもあり得るため、1〜2年に一度見直すことが大切です。定期的に見直すことで、身の回りを効率よくスッキリと整理することができます。片付け後の理想の暮らしをイメージしながら進めるとよいでしょう。業者に頼むのも一つの手段
思った以上に物が多くて自分で片付けるのは難しい、とにかく早く片付けたい、処分したい大型の家具や家電があるなどのケースでは、プロの生前整理業者にお願いするのも一つの選択肢です。日用品や家財の整理、デジタルデータの整理、不用品の回収などを請け負ってくれます。財産の整理は自分で行う必要がありますが、財産目録の作成や遺言書の作成はお願いすることができます。できるところまでは自分で行い、部分的にお願いすることも可能です。ただし、業者選びは見積もりを取りながら慎重に行ってください。絵画・美術品は専門店に相談しましょう
家の物をすべて出していく生前整理では、かなり多くの物が出てくると予想されます。その中には、骨董品や絵画などの美術品があるかもしれません。素人では判断が難しく、捨てるに捨てられず片付けがはかどらないなんてこともあるでしょう。「獏」は絵画・美術品の買取専門業者です。生前整理で出てきたもので、価値を知りたい、売却をしたいとお考えのものがありましたらぜひ一度お問い合わせください。
終活のメリット
残される家族の負担や相続トラブルを防ぐ
終活の片付けをするメリットをみていきましょう。自宅の片付けを何もしないまま亡くなってしまった場合、遺品整理を行わなければならないのは残された家族です。物の整理や処分はもちろん、相続に関する手続きにも手間取ってしまうことが考えられます。ある程度片付けをし、貴重品や大事な書類を整理しておけば、相続もスムーズに行え、家族への負担が軽減されることでしょう。
居住環境の整理整頓もできる
片付けをすることにより不要なものを処分するため物が減り、持ち物が把握しやすくなります。そうすると無駄な買い物が減り、出費が抑えられるかもしれません。物が少ないということは、収納しやすい上に部屋が散らかりにくく、掃除も楽になるというメリットもあります。部屋がスッキリすると心も晴れやか。好循環が生まれます。老後の生活を考慮し、動線上の障害物をなくしたり、高いところに積まれた物を片付けることで、安心・安全な住環境を整えることができます。
自分の人生を振り返ることができる
普通に暮らしていると、自分の人生を改めて振り返る機会はありそうで意外とないものです。片付けをしていると、写真や思い出の品々を目にすることになります。つかの間、懐かしい時代に思いを馳せるのも楽しい時間。これまでの人生を振り返ると同時に、これからどう過ごしたいかを考えるよいきっかけになります。部屋も心もスッキリと、第二の人生を新たな気持ちで送ることができるでしょう。新しい目標ができる可能性も!
自分の人生を見つめ直すことで、気持ちの整理ができます。やり残したことや後悔がないように、これからどう過ごしたいかを考えるとやるべきことが見えてきます。あの時できなかったことにチャレンジしてみよう、もう一度あの場所に行っておきたいなど、新しい趣味や目的ができるかもしれません。前向きな気持ちで充実した老後が送れるようになると、家族や周りの人も安心することでしょう。まとめ
絵画・骨董品など美術品の生前整理ならお任せください
生前整理で出てきた美術品を売却したいというお問い合わせをよくいただきます。自分の子どもは美術品に関心がないからと、やむを得ず自分の代での売却を決意されるわけです。獏ではそんな大事な美術品を丁寧に査定させていただきます。美術品はその時々で価値が変わるもの。直近の相場も考慮した上で適正価格でご案内しますので、美術品に関しましてはプロにお任せください。獏では様々な売却方法に対応しております
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