トーマス・マックナイトの
絵画・版画の買取価格とポイント
1941年~現在に至る。
アメリカ・カンザス州生まれ。ウェズリアン大学を卒業後、コロンビア大学で美術史を学ぶ。その後、タイム誌に仕事を得て8年間働く。1972年にタイム誌を離れギリシャのミコノス島に避暑に向かいそこで本格的に絵を描き始める。1979年にミコノス島で休暇に訪れていたレナーテと出会い、翌年に結婚する。1980年代を通じて、セリグラフ(シルクスクリーン)で人気を得るようになる。1991年にアーバンリゾートフェア神戸’93のイメージアーティストに選ばれ、1992年から1994年にかけて日本各地で来日展、個展が開催される。
買取ポイント
トーマス・マックナイトの作風
トーマス・マックナイトといえば、海外の風景を題材にした絵画作品でしょう。ギリシャやフランスなどのリゾート地を中心に爽やかな風景を描いてきました。建物の室内から海を眺めているような構図が多く、部屋に飾るだけでバカンス気分を味わえます。原色を使用しない淡い色合いで構成され、デザイン化されたシンプルな調度品が配置される室内は洗練された雰囲気を醸し出します。アート作品としてインテリアとしても活躍できる作品ではないでしょうか。
トーマス・マックナイトの現在の評価と価値
一時期に比べると厳しい市場動向ですが、その中でも精一杯の査定額をご提案させていただきます。市場に流通する作品の多くは版画(シルクスクリーンやリトグラフなど)となり、買取金額は数万円台になる事が多いです。10万円を超えて買取できる作品はあまり見かけません。高価買取のポイントは【サイズ】です。マックナイトの版画作品はサイズが大きければ大きいほど高価買取しやすく、畳くらいあるサイズも珍しくありません。
買取時の注意点は【ダメージ】です。版画は保存状態によりシミや退色などのダメージがでる場合があります。飾らずに長期間保管しているとダメージが発生する確率が上がります。保管方法には注意が必要です。
トーマス・マックナイトの代表作品
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ゴンドラのリアルト(版画)
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ジオメトリック プール(版画)
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ベネチア(版画)