銅版画(エッチング・ドライポイント・メゾチント)

銅版画(エッチング・ドライポイント・メゾチント)の買取実績

銅版画(エッチング・ドライポイント・メゾチント)を買取のお客様の声

  • 「浜田知明-取引」をお買取り

    浜田知明-取引

    ★★★★★

    店頭買取/ 大阪/ 女性・60代/

    レビューコメント

    絵画の買取をお願いしました。担当の方が絵画の状態や価値を丁寧に説明してくれ、納得のいく査定額を提示していただきました。知識豊富で親切な対応に感謝しています。

    絵画の査定に関して、知識豊富な対応を高く評価していただき、ありがとうございます。お客様に納得のいく説明を提供することは、私たちにとって最優先事項です。

    立石
  • 「ベルナール・ビュッフェ-サンラザール駅」をお買取り

    ベルナール・ビュッフェ-サンラザール駅

    ★★★★★

    出張買取/ 東京/ 男性・60代/

    レビューコメント

    自宅の整理中に見つけた版画を査定してもらいました。出張買取をお願いしたのですが、担当の方が丁寧に説明してくださり、安心してお任せできました。査定額も思った以上に高く、納得のいく価格で買い取っていただけました。ありがとうございました。

    この度は弊社の出張買取をご利用いただき、誠にありがとうございました。お客様の大切なベルナール・ビュッフェの版画を安心してお任せいただけたこと、大変嬉しく思います。今後とも迅速かつ丁寧な対応を心がけてまいりますので、またのご利用をお待ちしております。

    小林
  • 「オーギュスト・ルノワール-海岸」をお買取り

    オーギュスト・ルノワール-海岸

    ★★★★★

    出張買取/ 名古屋/ 男性・50代/

    レビューコメント

    亡き祖父の遺品整理でルノワールの版画を査定していただきました。価値が分からず保管していましたが、担当の方が詳しく説明してくださり、安心して売却を決めました。自宅まで出張買取に来ていただき、スムーズに手続きが進んだのも助かりました。

    この度は大切なルノワールの作品をご売却いただき、誠にありがとうございます。作品の背景や状態を丁寧に拝見し、適正な査定を心がけております。ご満足いただけたようで何よりです。今後も安心してご利用いただけるよう努めてまいります。

    立石

査定士紹介

  • 小林 査定歴:13年 得意分野:美術品全般

    美術品・芸術品とは文化です。しかるべき状態で後世へ残すべきだと考えております。人それぞれ美術品に対しての好みや熱量は異なる事が多く、最も悲しいのは専門外の業者に処分依頼をしてしまうケースです。 詳しくみる
  • 山本 査定歴:6年 得意分野:九州エリアの陶磁器

    私には業務の中で大切にしている考え方があります。それは、「作品だけでなくお客様の思い出もお取り扱いしている」という事です。何気ない風景画や人物画が実はお客様にとっては思い出の場所だったり、ご家族を投影したものだったりします。それを手放されるという事は非常に苦しいことかと思います。 詳しくみる
  • 楜澤 査定歴:2年 得意分野:ファインアート

    小学生の頃にモーリス・ユトリロの≪コタン小路≫という作品に魅せられて絵画に関心を持ち始め、学生時代は西洋美術史を専攻しておりました。 美術館や画材・額縁店でのアルバイトを経て一度は教育関係の職に就いたのですが、やはり美術に関わるお仕事をしたいという思いが強く、獏に入社をして現在に至ります。 詳しくみる
  • 正村 査定歴:3年 得意分野:絵画・陶磁器

    美術品が昔から大好きで、縁があり美術品の買取専門店でお仕事をさせていただいております。 日々多くのお問合せやさまざまな作品やお客様と出会う中で気づき、私が大切にしていることがあります。 詳しくみる
  • 立石 査定歴:4年 得意分野:現代アート

    美術品に携わる仕事を始めてまず感じたのが、単に商品の売買を行う仕事ではないというところでした。 ほとんどの方にとって当てはまることだと思いますが、私もこの仕事をしていなかったら絵画や茶道具、骨董品などに触れることは少なかったと思います。 詳しくみる

取り扱い作家一覧

取り扱い作家一覧

銅版画(エッチング・ドライポイント・メゾチント)買取対応エリア

全国で出張買取を行っています
お気軽にお問い合わせください

東京・愛知・大阪・広島・福岡に店舗を構え、日本全国で買取を行っています。
迅速な対応を心がけておりますので、是非お気軽にご相談ください。
美術品を押し入れに閉まっている・お部屋に飾っている状態でも大丈夫です。

出張料金は
無料です!
お気軽にご連絡
ください!

店舗情報


買取方法・流れ


  1. Step01

    まずはお気軽にお問合せ下さい。

    まずはお電話メールLINEにてお問い合わせください。
    ※内容により画像(写真)で判断させていただく場合もあります。
    お問い合わせ前に作家の名前や詳細など確認していただけるとスムーズですが、何も分からなくても大丈夫です。
  2. Step02

    出張査定(無料)

    出張買取(無料)専門のスタッフが約束の日時にご訪問させていただきます。
    当日、新たに査定して欲しいものがある場合も歓迎いたしますので、ぜひご用意ください。
    ※作品によっては後日買取金額の回答をさせていただく場合もあります。
  3. Step03

    現金お支払い

    査定金額にご納得いただけましたら、その場で現金にてお支払いします。
    当日中に作品も引き取りますので、基本的には1日で完結します。
    お振込にも対応しております。

    <必要書類>
    ※現住所が記載されているものに限ります。
    ・身分証明書 (運転免許証、保険証、パスポート、外国人登録証など)
  1. Step01

    電話/LINE/メールにてお問い合わせください

    美術品の詳細をわかる範囲でご教示ください。(作家名・サイズ など)写真を送付いただけると、より具体的な査定額のご案内が可能となります。
  2. Step02

    査定価格のご連絡

    いただいた情報を基に、おおよその買取金額をお調べしてご連絡いたします。
    査定は無料、金額にご納得いただけない場合は勿論お断りいただいて構いません。
    ※作品によっては、現物を見てからでないと判断出来かねる場合もございます
  3. Step03

    売却品を発送いただく

    査定価格にご納得いただけましたら、弊社から必要書類をお送りします。
    書類にご記入いただき、弊社東京本社宛に着払いにてお送りください。
    梱包材がお手元に無い場合、無料でお送りしますのでお知らせください。
    作品によってはお客様にご用意をお願いする場合もございますこと、予めご了承ください。
  4. Step04

    お荷物が弊社に到着

    コンディション等を確認させていただき、最終的な査定価格と登録番号を記載した「確認書」をお客様のご自宅へお送りします。
    ※最終的な査定価格にご納得いただけない場合はキャンセルも可能です。
    ※作品によっては返送時の送料をお客様負担とさせていただく場合がございます。
  5. Step05

    買取金額のお支払い

    必要な情報をご教示いただいた後、お客様指定の銀行口座へお振込みいたします。
  1. Step01

    電話/LINE/メールにてお問い合わせください

    完全予約制となりますので、まずお問い合わせをお願いいたします。
    美術品の詳細や、来店希望店舗・来店希望日時をお知らせください。
    内容によっては、この時点でおおよその買取金額をお伝え出来ます。
    【電話問合せ先】0120-89-0007(通話料無料)
    【店舗所在地】
    東京店:東京都大田区大森北3-5-7ロイヤルビル1階 詳しくはこちら>>
    大阪店:大阪市中央区内平野町1-1-5 西大手前ビル103号 詳しくはこちら>>
    福岡店:福岡市博多区諸岡2-4-1大和ビル103 詳しくはこちら>>
  2. Step02

    店舗へ美術品をお持ち込みください

    ご予約日時に、売却を検討されている美術品を店舗へお持ちください。
    ※売却時には身分証明書が必要です
    現住所が記載されている運転免許証・マイナンバーカード・保険証・パスポート等をご持参ください
    ※駐車場のご用意はございません。恐れ入りますが、近隣のコインパーキングをご利用ください。
    なお、福岡店は専用駐車場がございますので、ご希望のお客様はご案内いたします。
  3. Step03

    査定価格をご提示

    美術品を拝見し、査定価格をお伝えします。
    当日に売却せず、一旦お持ち帰りいただくことも可能です。
    ※作品によっては査定価格のお伝えが後日となる場合もございます
  4. Step04

    買取成立 お支払い

    査定価格にご納得いただけましたら、その場で現金にてお支払いいたします。
    お振込みも対応可能です。
  1. Step01

    お申込み

    まずはお電話・メール査定・LINE査定からお問い合わせ下さい。
    作品画像や詳細を合わせてお送りいただけますとスムーズにやり取りできます。
    まったく分からなくても問題ございません。
  2. Step02

    簡易査定

    いただいた情報をもとに大まかな落札予想金額をご提案させていただきます。
    オークションという性質上、希望的観測ではなく相場通りの金額でご提案させていただきます。

    鑑定書の取得が必要な作品の場合は当社で代行も承っております

  3. Step03

    作品のお預かり

    簡易査定にご納得いただけましたら作品をお預かりさせていただきます。
    出張・お持ち込み・宅配にて対応しております。
    お住いのエリアや作品の内容によってご相談させていただきます。
  4. Step04

    代行契約

    現物を拝見させていただき作品コンディション等をチェックさせていただきます。
    その後、具体的な最低落札価格を設定させていただきます。
    最低落札価格に満たない場合はご返却させていただきます。
    ご納得いただけましたら契約書を交わさせていただきます。
  5. Step05

    業者間オークションへ出品

    契約書通り進めさせていただきます。

    オークションにより強みのジャンルが異なるため、作品によっては別日になるケースもございます



  6. Step06

    お支払い

    落札金額から手数料を差し引いた金額をお支払いさせていただきます。

    具体的な手数料は下記を参照ください


    お振込みの場合はオークション終了後3営業日以内にご入金させていただきます。

銅版画(エッチング・ドライポイント・メゾチント)のよくある質問

  • どんな銅版画が買取対象ですか?

    時代や作者、状態に関わらず、様々な銅版画を査定しております。有名・無名問わず買取査定をさせていただきます。

  • 適正な銅版画の価格を知る方法はありますか?

    適正価格を知るには、専門の買取業者に査定を依頼するのが最も近道です。知る人ぞ知る作家も多いジャンルなので絵画を専門で扱っている業者がオススメです。

  • 作品の価値はどのように判断されますか?

    価格評価は、年代、作者、保存状態、市場での需要に基づいて行います。銅版画にはエッチング、ドライポイント、メゾチントなど様々な種類がありますが、この種類による優劣はありません。

  • 銅版画の保管方法についてアドバイスはありますか?

    直射日光を避け、湿度と温度が安定した場所で保管してください。色が無い作品が多いため、他の版画とは異なり色が薄くなるリスクは少ない傾向です。ただ、シミなどは発生しますので保管には注意が必要です。

  • 古い銅版画でも価値はありますか?

    古くはレオナルド・ダ・ヴィンチのような1800年代の作品も存在します。そのため古い銅版画でも価値はありますが、近代の作家が制作した作品の方が評価は高い傾向です。

  • 銅版画に関する知識がないのですが…。

    弊社では、銅版画に関する知識がなくても安心してご利用いただけるよう、丁寧にご説明させていただきます。

  • サインが読めないですが、しっかりと査定してもらえますか?

    近現代問わず様々な銅版画作品を取り扱ってきました。作家が読めない作品に関しても過去のデータや経験に基づいて正確に評価させていただきます。

銅版画(エッチング・ドライポイント・メゾチント)の買取相場

2025年1月現在

作家名 モチーフ 買取相場
長谷川潔 静物 数十万~100万円以上も
パブロ・ピカソ 347シリーズ 20万~100万円前後
浜口陽三 さくらんぼ 数万~10万円以上も
南桂子 風景 数万円前後
千住博 ウォーターホール 数十万円前後
草間彌生 Infinity nets 50万~150万円前後
マルク・シャガール 人物など  数十万円前後
ベルナール・ビュッフェ 風景 数万円前後 
藤田嗣治 魅せられたる河 数万~50万円前後

銅版画(エッチング・ドライポイント・メゾチント)を高く売るポイント

綺麗な保存状態を維持しておく

作品の価値を高めるためには、汚れなどのダメージの有無が重要です。作品によっては半世紀以上経過しているものもあるため、多少のダメージが出るのは普通です。しかしながら、銅版画は色が無い作品が多いため汚れが目立ちやすいです。売却する際はキレイな方が良いでしょう。

作家の評判を把握する

知名度、画壇や美術史における高い評価、受賞歴を持つ作者の作品は、市場で高値で取引される可能性があります。近年は海外のマーケットでも需要があるかも重要な指針となります。

手彩があるかどうか

銅版画作品は基本的にモノクロです。色が付いている作品は作家自身が1点1点水彩などの絵の具で手を加えております。この行為を手彩色と呼んだりします。手彩色があると通常作品よりは高い評価になるでしょう。

銅版画の今後の動向

2025年現在、銅版画作品をメインにしている著名作家は出てきていない印象です。しかしながら、すでに亡くなった巨匠銅版画作家の需要も一定のため、大幅な値動きは少ないでしょう。

銅版画(エッチング・ドライポイント・メゾチント)とは?特徴・歴史をご紹介

定義

銅版画は、金属板(主に銅)を用いて印刷を行う版画技法の一つです。版面に直接描画や彫刻を施し、その凹凸を利用して紙にインクを転写します。繊細な線や豊かな濃淡表現が可能であり、レンブラントをはじめとする名だたる画家たちによって発展してきました。主な技法にはエッチング、ドライポイント、メゾチントがあります。

特徴

代表的な3つの技法の特徴をそれぞれ見ていきましょう。

・エッチング
銅板の表面に防食剤(グランド)を塗布し、針で描画した後に酸を使って線を腐食させる技法です。酸によってできた凹みがインクを保持し、繊細な線や精密なディテールの表現が可能となります。
・ドライポイント
鋼鉄の針(ニードル)を用いて銅板を直接引っ掻き、線を刻む技法です。刻んだ線の周囲に「バリ」と呼ばれる金属の盛り上がりが生じ、それがインクをためることで柔らかい線の表現ができるのが特徴です。
・メゾチント
銅板の表面全体に無数の微細な傷を付け、そこにインクを保持することで、なめらかな濃淡を表現する技法です。これにより、グラデーションが美しい仕上がりになります。

歴史

銅版画の歴史は15世紀にさかのぼり、最初はドライポイントが使用され、その後エッチングやメゾチントが発展しました。特にオランダではレンブラントによって技法が洗練され、19世紀にはフランスでさらに人気を博しました。
日本では、江戸時代後期に西洋文化の影響を受け、司馬江漢が1783年にエッチング技法を用いた銅版画を制作しました。これにより、日本国内でも銅版画の技法が広まり、明治時代以降は多くの芸術家が取り組むようになりました。

中世の金工ギルドと銅版画の関係

中世の金工ギルドは、金属加工や装飾品の制作を行う職人たちの組織であり、銅版画の技術もこのギルドの影響を受けて発展しました。特に、エッチングやドライポイントの技法は、金工技術の延長として発展し、金属の扱いに熟練した職人たちによって広まりました。例えば、エッチングの技法は、もともと金属に装飾を施すための手法として使われていました。職人たちは、防食剤を塗った金属に酸で模様を刻むことで、美しいデザインを作り出していたのです。
このように、銅版画は中世の金工ギルドの技術と密接に結びついており、技術の発展とともに、芸術的な表現の幅を広げていったのです。さらに、ギルドは銅版画の商業的な側面にも関与し、技術の普及とともに経済活動の一翼を担いました。

高価買取されやすい銅版画作家

    • 藤田嗣治

      代表的な銅版画シリーズの一つ<「魅せられたる河」より>は、繊細な線描と幻想的な世界観が特徴です。ほかにも多くの作品があり、藤田の銅版画は、柔らかな筆致や独特のマチエール(質感表現)を活かしながら、モノクロームの美しさを際立たせています。

    • パブロ・ピカソ

      多くの銅版画を残したピカソですが、特に「347シリーズ」と「156シリーズ」が高価買取の対象となることが多いです。「347シリーズ」は、愛や神話、闘牛など多様なテーマを探求した347点の作品からなり、即興的で自由な表現が特徴です。一方、「156シリーズ」は、より内省的で実験的な要素が強く、晩年のピカソの芸術的探究が反映されています。

    • 千住博

      千住博は、日本の現代美術を代表する画家であり、銅版画の分野でも高い評価を受けています。特に「ウォーターホール」シリーズは、滝をモチーフにした代表作であり、静謐で神秘的な雰囲気が特徴です。銅版画においても、流れる水の質感や光の表現が巧みに描かれ、幻想的な空間を生み出しています。

    • 草間彌生

      国内外で高い人気を誇る草間の銅版画は、美術市場でも非常に価値が高く、特に「Infinity nets」シリーズは高価買取の対象となることが多いです。この作品は、無限に広がる細密な網目模様が特徴で、銅版画ならではの繊細な線と深みのある質感が、草間独自の世界観を際立たせています。

    • 浜田知明

      日本の戦後版画を代表する作家の一人であり、「初年兵哀歌」シリーズが代表的な銅版画作品です。このシリーズは、浜田自身の戦争体験をもとに、兵士の苦悩や戦争の不条理を鋭い風刺と繊細な描写で表現しており、希少性が高いため、高価買取の対象となることが多いです。

銅版画(エッチング・ドライポイント・メゾチント)のお役立ち情報

記事一覧

獏で買取できる商品一覧

銅版画(エッチング・ドライポイント・メゾチント)買取は獏にご依頼ください

銅版画は作家や作品の希少性によって市場価値が大きく変わります。特に、ピカソや藤田嗣治、浜田知明などの銅版画は、美術市場で高い需要があります。当社では最新の市場動向をもとに適正な査定を行い、価値ある銅版画を正しい価格でお客様にご提案いたします。
ご自宅に眠っている銅版画はございませんか?保存状態に不安があっても、専門家がしっかりと価値を判断し、最大限の評価をいたします。額縁の傷や経年劣化があっても、作品自体に価値があれば買取が可能です。お手持ちの銅版画が思わぬ高額査定となることもありますので、是非、お気軽に美術品買取専門店獏へご相談ください。