福田平八郎の日本画買取

福田平八郎の買取実績

福田平八郎の買取相場

 

種類 モチーフ 買取相場
日本画 全体的に色を使用している作品 数十万~100万円以上も
日本画 伝統的な日本画風の作品 数万~10万円以上も

 

出張・宅配買取エリア

全国で出張買取を行っています
お気軽にお問い合わせください

東京・愛知・大阪・広島・福岡に店舗を構え、日本全国で買取を行っています。
迅速な対応を心がけておりますので、是非お気軽にご相談ください。
美術品を押し入れに閉まっている・お部屋に飾っている状態でも大丈夫です。

出張料金は
無料です!
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ください!

店舗情報


獏の買取の特徴

  • 迅速な訪問が可能です!

    当社では日本全国へ出張買取(出張費は無料)を行っております。
    売却するタイミングは「売りたいな」と思った時がベストです。迅速な訪問を心がけ、当日中に出張・査定・売却まで可能です。遺品整理などの理由でまずは見積希望の方もご相談ください。専門の鑑定士が対応させていただくため、高価買取をお約束します。

  • 無料で出張・査定いたします!

    全国どこへでも無料で出張買取を行っています。
    いきなり来てもらうのは・・とお思いの方は、電話・メール・LINEで作品の情報や画像を頂けましたら、おおよその買取額を提示する事も可能です。査定額にご納得いただけない際はお断りいただけます。もちろん出張料・査定料を請求する事はございません。便利な出張買取を安心してご利用ください。

  • その時の相場の適正価格でご提案

    常に「査定時点での最高評価の買取金額」をご提案させていただいております。
    美術品・骨董品の相場は日々変動いたします。当社では、お問い合わせ時点の相場を基に、買取価格をお客様にご提示します。仮に絵画といってもリトグラフやシルクスクリーンなどでも評価方法が異なります。専門店だからこそきめ細かなご提案を心がけております。

  • 「クーリング・オフ制度」に対応!

    「クーリング・オフ制度」に対応しております。
    当社から出張してご売却頂いた場合、8日間は返品可能です。
    品物を手離した後、「やはり売らなければ良かったな」と感じられることもあるかもしれません。期間以内であれば作品をお返しいたしますので、安心してお問い合わせ・ご相談ください。
    ※店頭・宅配はクーリング・オフ適用外となります

  • 下記のような絵画
    でも買取できます!
    • 作者不明の絵画作品
    • サインが読めない絵画
    • 額縁が無いもの
    • 汚れ・ダメージがあるもの
    • 美術品かどうか分からないもの
    • 鑑定書がないもの
    • 印刷・ポスターかもしれない
    • 昔から飾ってある古い作品

出張・宅配買取の流れ

  1. Step01

    まずはお気軽にお問合せ下さい。

    まずはお電話メールLINEにてお問い合わせください。
    ※内容により画像(写真)で判断させていただく場合もあります。
    お問い合わせ前に作家の名前や詳細など確認していただけるとスムーズですが、何も分からなくても大丈夫です。
  2. Step02

    出張査定(無料)

    出張買取(無料)専門のスタッフが約束の日時にご訪問させていただきます。
    当日、新たに査定して欲しいものがある場合も歓迎いたしますので、ぜひご用意ください。
    ※作品によっては後日買取金額の回答をさせていただく場合もあります。
  3. Step03

    現金お支払い

    査定金額にご納得いただけましたら、その場で現金にてお支払いします。
    当日中に作品も引き取りますので、基本的には1日で完結します。
    お振込にも対応しております。

    <必要書類>
    ※現住所が記載されているものに限ります。
    ・身分証明書 (運転免許証、保険証、パスポート、外国人登録証など)
  1. Step01

    電話/LINE/メールにてお問い合わせください

    美術品の詳細をわかる範囲でご教示ください。(作家名・サイズ など)写真を送付いただけると、より具体的な査定額のご案内が可能となります。
  2. Step02

    査定価格のご連絡

    いただいた情報を基に、おおよその買取金額をお調べしてご連絡いたします。
    査定は無料、金額にご納得いただけない場合は勿論お断りいただいて構いません。
    ※作品によっては、現物を見てからでないと判断出来かねる場合もございます
  3. Step03

    売却品を発送いただく

    査定価格にご納得いただけましたら、弊社から必要書類をお送りします。
    書類にご記入いただき、弊社東京本社宛に着払いにてお送りください。
    梱包材がお手元に無い場合、無料でお送りしますのでお知らせください。
    作品によってはお客様にご用意をお願いする場合もございますこと、予めご了承ください。
  4. Step04

    お荷物が弊社に到着

    コンディション等を確認させていただき、最終的な査定価格と登録番号を記載した「確認書」をお客様のご自宅へお送りします。
    ※最終的な査定価格にご納得いただけない場合はキャンセルも可能です。
    ※作品によっては返送時の送料をお客様負担とさせていただく場合がございます。
  5. Step05

    買取金額のお支払い

    必要な情報をご教示いただいた後、お客様指定の銀行口座へお振込みいたします。

取り扱い作家一覧

取り扱い作家一覧

獏で買取できる商品一覧

福田平八郎作品の買取相場

買取金額は数万円から100万円以上と様々です。誰が見ても良いなと思える作品であれば100万円以上も期待できますが、下絵のような作品であると10万円を下回る可能性もございます。他にはサイズ、コンディション等により影響されるため、ご売却をご検討の際はお気軽にご相談ください。

福田平八郎作品の評価ポイント

福田平八郎は自らの作品を「写実を基本にした装飾画」と評しています。その言葉の通り、平八郎の作品の魅力は、モチーフを簡略化しながらもその本質を正確に抽出した近代的な造形感覚にあります。日常的な自然の断片を主題とし、それを研ぎ澄まされた感覚で装飾的に描写する手法は、今なお新鮮な驚きを見る人に与えます。

1958年の第9回日展に出品して大きな話題となった「雨」は、規則的に並ぶ屋根瓦を大胆に切り取り、雨滴が瓦にシミをつくる情景が描かれています。幾何学的な線と形に単純化しながらも、瓦のずっしりとした質感が見事に捉えられており、雨が瓦に落ちる音が聞こえるようなリアルさも併せ持つ本作は、図録の表紙に採用されるなど高い注目を集めました。現代でも十分に通用する平八郎のデザイン性は、今日でも見る人を魅了し続けています。平八郎の作品には、漣や雨のように水に関連するものが多く、水中に遊ぶ鯉や鮎なども人気のモチーフですが、「芥子花」や「筍」、「花菖蒲」といった花や植物を描いた作例も多く残しています。断片的に捉えた芥子、反復された筍の描写にも、写実と装飾を融合する平八郎の優れたデザイン感覚が発揮されており、日本画に新風を吹き込んだ作風として変わらぬ評価を得ています。

福田平八郎について

1892年-1974年。物故作家。
大正から昭和に活躍した日本画家。大分市出身。文房具商を営む父馬太郎、母安の長男として生まれる。号に素僊(そせん)、九州。作品の「馬安」の印は父母の名による。1910年大分中学校在学中に絵画への志を立て、京都市立絵画専門学校別科に入学。1911年に京都市立美術工芸学校(現・京都市立銅駝美術工芸高等学校)に入学。1915年に京都市立絵画専門学校(現・京都市立芸術大学)に進学。在学中から第10・11・12回文展に入選して頭角を現し、帝展への改組後も第1回より入選、第3回出品作「鯉」は特選となり、宮内省(現・宮内庁)が買い上げる。その後も新文展、戦後日展と官展を中心に活躍。1924年に帝展の審査員に任命される。同年、京都市立絵画専門学校助教授に就任、1932年に教授となり、後進の育成にあたる。1930年、山口華楊、猪原大華とともに絵画専門学校から中国に派遣され、研鑽につとめる。同年、中村岳陵、山口蓬春らと六潮会に参加。1937年、第1回新文展の審査員に就任するが、病気のため京都市立絵画専門学校の教授を辞任し、以後制作に専念。1947年に帝国芸術院(同年末日本芸術院に改名)会員となる。1961年に文化勲章を受章、大分市名誉市民に推挙。1973年に小野竹喬、堂本印象らとともに京都市名誉市民として表彰。享年82才。
2023年に大分県立美術館で「コレクション展Ⅱ My Favorite Things 美術家たちのお気に入り」、東京国立近代美術館で「東京国立近代美術館70周年記念展 重要文化財の秘密」が開催された。

2024年に山種美術館で「没後50年記念 福田平八郎×琳派」、大阪中之島美術館と大分県立美術館で「没後50年 福田平八郎」が開催された。

福田平八郎

福田平八郎の作風

福田平八郎の代表作は、琵琶湖の湖面にきらめく光を描いた<漣(さざなみ)>です。1932年に制作された本作は、2016年に重要文化財に指定されました。金箔にプラチナ箔を重ねることで銀色に仕立てた画面に、群青の不定形な色面を配置して波紋を表した大胆な作品です。絶えず変化する水のきらめきを単純な色と形に還元することで装飾性を高めた本作は、第13回の帝展出品時に「風呂敷の模様」と批評されるほど従来の日本画の表現を超越していました。平八郎の試みは、六潮会に参加することで触れた西洋モダン・アートの抽象性を取り入れて、日本画の新境地を切り開いた先駆と位置付けられます。「漣」は、京都の写真家・岡本東洋が撮影した水面の写真を参考にしたことも近年指摘されています。写真のもつ客観性とモチーフの大胆な簡略化を融合した本作は、写生を基本としながら近代的感覚で画面を構成した平八郎の作風がもっともよく示されています。
平八郎の作風の基盤となったのは、絵画専門学校の恩師・中井宗太郎から受けた助言「客観的写実」の追求でした。第3回帝展で特選を受けた「鯉」は、なめらかに泳ぐ鯉の姿や動きを丁寧に写生し、水中の鯉の存在感を強調しながらも、断片的に捉えた水面や単純化された水の描写からは、のちの装飾的で感覚的な作風への萌芽を感じることができます。

福田平八郎の買取は獏にご依頼ください

福田平八郎の作品を売却するならぜひ獏にお任せください。獏は骨董品・美術品・絵画の買取専門店として、多くの実績があります。お客様の大切な品を丁寧に査定し、他社に負けない高価買取を実現します。全国対応の出張買取も無料で行っていますので、お住まいの地域に関係なくご利用いただけます。「どこに頼むか迷っている」「少しでも高く売りたい」とお考えの方は、お気軽にご相談ください。メール、LINE、電話で簡単にお問い合わせいただけます。お客様に安心してご利用いただけるサービスを提供いたします。