永楽善五郎の茶道具買取

永楽善五郎の買取実績

永楽善五郎をお買取りしたお客様の声

  • 「永楽善五郎-喰籠」をお買取り

    永楽善五郎-喰籠

    ★★★★★

    店頭買取 広島 男性・60代

    レビューコメント

    他店での査定よりも高価買取していただき、担当の方の専門性と誠実さに大変満足しました。納得のいく価格での取引ができ、感謝しています。

    査定士コメント

    高価買取にご満足いただき、担当者の専門性と誠実さを評価していただき、感謝しております。お客様に納得のいく価格を提供できたことを嬉しく思います。これからもお客様の期待を超えるサービスを目指します。
    山本

永楽善五郎の買取相場

種類 モチーフ 買取相場
陶磁器 茶碗 数万~10
陶磁器 茶碗(書付あり) 3~15
陶磁器 香合 数千~10
陶磁器 水指 数万~10

出張・宅配買取エリア

全国で出張買取を行っています
お気軽にお問い合わせください

東京・愛知・大阪・広島・福岡に店舗を構え、日本全国で買取を行っています。
迅速な対応を心がけておりますので、是非お気軽にご相談ください。
美術品を押し入れに閉まっている・お部屋に飾っている状態でも大丈夫です。

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無料です!
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ください!

店舗情報


獏の買取の特徴

  • 迅速な訪問が可能です!

    当社では日本全国へ出張買取(出張費は無料)を行っております。
    売却するタイミングは「売りたいな」と思った時がベストです。迅速な訪問を心がけ、当日中に出張・査定・売却まで可能です。遺品整理などの理由でまずは見積希望の方もご相談ください。専門の鑑定士が対応させていただくため、高価買取をお約束します。

  • 無料で出張・査定いたします!

    全国どこへでも無料で出張買取を行っています。
    いきなり来てもらうのは・・とお思いの方は、電話・メール・LINEで作品の情報や画像を頂けましたら、おおよその買取額を提示する事も可能です。査定額にご納得いただけない際はお断りいただけます。もちろん出張料・査定料を請求する事はございません。便利な出張買取を安心してご利用ください。

  • その時の相場の適正価格でご提案

    常に「査定時点での最高評価の買取金額」をご提案させていただいております。
    美術品・骨董品の相場は日々変動いたします。当社では、お問い合わせ時点の相場を基に、買取価格をお客様にご提示します。仮に絵画といってもリトグラフやシルクスクリーンなどでも評価方法が異なります。専門店だからこそきめ細かなご提案を心がけております。

  • 「クーリング・オフ制度」に対応!

    「クーリング・オフ制度」に対応しております。
    当社から出張してご売却頂いた場合、8日間は返品可能です。
    品物を手離した後、「やはり売らなければ良かったな」と感じられることもあるかもしれません。期間以内であれば作品をお返しいたしますので、安心してお問い合わせ・ご相談ください。
    ※店頭・宅配はクーリング・オフ適用外となります

  • 下記のような絵画
    でも買取できます!
    • 作者不明の絵画作品
    • サインが読めない絵画
    • 額縁が無いもの
    • 汚れ・ダメージがあるもの
    • 美術品かどうか分からないもの
    • 鑑定書がないもの
    • 印刷・ポスターかもしれない
    • 昔から飾ってある古い作品

出張・宅配買取の流れ

  1. Step01

    まずはお気軽にお問合せ下さい。

    まずはお電話メールLINEにてお問い合わせください。
    ※内容により画像(写真)で判断させていただく場合もあります。
    お問い合わせ前に作家の名前や詳細など確認していただけるとスムーズですが、何も分からなくても大丈夫です。
  2. Step02

    出張査定(無料)

    出張買取(無料)専門のスタッフが約束の日時にご訪問させていただきます。
    当日、新たに査定して欲しいものがある場合も歓迎いたしますので、ぜひご用意ください。
    ※作品によっては後日買取金額の回答をさせていただく場合もあります。
  3. Step03

    現金お支払い

    査定金額にご納得いただけましたら、その場で現金にてお支払いします。
    当日中に作品も引き取りますので、基本的には1日で完結します。
    お振込にも対応しております。

    <必要書類>
    ※現住所が記載されているものに限ります。
    ・身分証明書 (運転免許証、保険証、パスポート、外国人登録証など)
  1. Step01

    電話/LINE/メールにてお問い合わせください

    美術品の詳細をわかる範囲でご教示ください。(作家名・サイズ など)写真を送付いただけると、より具体的な査定額のご案内が可能となります。
  2. Step02

    査定価格のご連絡

    いただいた情報を基に、おおよその買取金額をお調べしてご連絡いたします。
    査定は無料、金額にご納得いただけない場合は勿論お断りいただいて構いません。
    ※作品によっては、現物を見てからでないと判断出来かねる場合もございます
  3. Step03

    売却品を発送いただく

    査定価格にご納得いただけましたら、弊社から必要書類をお送りします。
    書類にご記入いただき、弊社東京本社宛に着払いにてお送りください。
    梱包材がお手元に無い場合、無料でお送りしますのでお知らせください。
    作品によってはお客様にご用意をお願いする場合もございますこと、予めご了承ください。
  4. Step04

    お荷物が弊社に到着

    コンディション等を確認させていただき、最終的な査定価格と登録番号を記載した「確認書」をお客様のご自宅へお送りします。
    ※最終的な査定価格にご納得いただけない場合はキャンセルも可能です。
    ※作品によっては返送時の送料をお客様負担とさせていただく場合がございます。
  5. Step05

    買取金額のお支払い

    必要な情報をご教示いただいた後、お客様指定の銀行口座へお振込みいたします。

取り扱い作家一覧

取り扱い作家一覧

獏で買取できる商品一覧

永楽善五郎作品の買取相場

永楽善五郎の作品は、初代から18代目まで続く長い歴史を背景に、代ごとに買取相場が異なります。

初代・西村善五郎(宗禅)(生年不詳~1558)

初代西村善五郎は、大和国(現・奈良県)で春日大社の供御器を制作し、「西村」姓を名乗り始めました。その後、武野紹鷗の影響で土風炉を制作し、土風炉師として名を上げました。

買取相場

初代の作品は現存数が極めて少なく、希少価値が高いため、オークションや専門店での取引価格は非常に高額になることが多いです。状態や箱書きの有無が価格に大きく影響します。

2代・西村善五郎(宗善)(生年不詳~1594)

2代目は初代の子として誕生し、大和から堺に移住しました。茶道文化が発展する中、土風炉の制作技術をさらに磨き上げ、名工としての地位を確立しました。

買取相場

2代目の作品も市場に出回ることはまれで、入手困難です。状態が良ければ100万円以上の値がつくこともあります。

3代・西村善五郎(宗全)(生年不詳~1623)

3代目は堺から京都に拠点を移し、小堀遠州や細川三斎ら有力茶匠の支持を受けました。「宗全」の銅印を拝領し、土風炉や茶道具の制作で大いに活躍しました。

買取相場

作品が現存する場合は高額で取引されることが多いです。宗全風炉の作例は特に注目されています。

4代・西村善五郎(宗雲)(生年不詳~1653)

4代目宗雲は「風炉師善五郎」として箱書きを残す家例を定め、永樂家の制作技術をさらに洗練させました。

買取相場

4代目の作品は極めて稀少であり、市場で見つかることはほとんどありません。出品される場合、価格は高額になりやすいです。

5代・西村善五郎(宗筌)(生年不詳~1697)

5代目西村宗筌は奈良風炉の衰退期に活躍しました。実用的な土風炉を制作し、京都の土風炉造りを発展させました。

買取相場

作品が現存する場合、非常に高い希少価値を持ち、専門的な鑑定が必要です。価格は100万円を超える事もあります。

6代・西村善五郎(宗貞)(生年不詳~1741)

6代目宗貞は、5代目西村善五郎が築き上げた名声と信頼を継承し、京都の土風炉造りを支えました。

買取相場

市場に出回ることはごく稀ですが、状態や箱書きが揃っていれば高額で取引されることが期待されます。

7代・西村善五郎(宗順)(生年不詳~1744)

7代目宗順は、三千家との関係を深め、拠点を京都の下京から上京へ移しました。優れた技術と独創性で永楽家の地位を確立しました。

買取相場

作品は現存数が少なく、希少価値が非常に高いです。

8代・西村善五郎(宗円)(生年不詳~1769)

8代目宗円もまた、善五郎家の技術と名声を受け継ぎました。

買取相場

8代目の作品が市場に出ることは極めて稀ですが、保存状態が良い場合には非常に高額で取引されます。

9代・西村善五郎(宗厳)(生年不詳~1779)

9代目宗厳は、宗全印を用いて最後の代となった人物です。この印は宗全風炉の象徴として知られ、代々の技術と美意識を体現した作品が多く残されています。

買取相場

宗全印が残る作品は非常に高く評価されます。

10代・西村善五郎(了全)(1770~1841)

10代目は両親を早くに亡くし、三千家の庇護を受けながら成長しました。紀州徳川家の招きで茶陶制作に進出し、永樂家の発展に貢献しました。

買取相場

了全の作品は江戸時代後期の茶道文化を反映したものとして人気が高く、数万~数十万で取引されることがあります。

11代・永樂善五郎(保全)(1795~1854)

保全は「永樂」の姓を正式に名乗り始めた立役者です。多彩な技法を駆使した作品を数多く制作し、茶陶の名門としての地位を確立しました。

買取相場

保全の作品は人気が高く、状態や箱書きの有無により数千円から数十万円と幅広い取引されています。

12代・永樂善五郎(和全)(1823~1896)

12代和全は11代保全の長男として生まれ、御室窯や九谷窯など各地で活動しました。明治維新後の茶道衰退期には、日用品の量産にも取り組む一方で、伝統技術の再興にも尽力しました。特に仁清写しや布目手といった技法を用いた新しい意匠の作品が特徴的です。

買取相場

和全の作品は写しの技術が評価され、高額で取引されることがあります。状態が良い場合には10万円を超えることもあります。

13代・永樂善五郎(回全・曲全)(1834~1876、1819~1883)

13代回全は11代保全の養子、曲全はその弟子として永樂家を支えました。二人とも御室窯や九谷焼の改良に尽力し、茶陶の質の向上に貢献しました。

買取相場

回全や曲全の作品は数が少なく、特に回全の作は高額な評価を受けることがあります。作品の状態や箱書き次第で数万~10万円以上まで多岐にわたります。

14代・永樂善五郎(得全)(1853~1909)

14代得全は明治時代の茶道衰退期に活躍し、父和全とともに「菊谷窯」を開設するなど、永樂家の復興に尽力しました。博覧会への出品や九谷焼の改良に取り組み、永樂家の名声を近代に広める役割を果たしました。

買取相場

得全の作品は男性的な力強い作風が特徴で、特に呉須赤絵や仁清写しの茶陶が人気です。

15代・永樂善五郎(正全)(1880~1932)

15代正全は得全の甥として養子に入り、永樂家を継承しました。伊賀や信楽の写しを得意とし、12代和全の布目手の技術を復元するなど伝統技術の継承に努めました。 。

買取相場

正全の作品は、復元技術を用いた茶陶が注目されており、状態や需要に応じて数十万円から高額になることがあります。

16代・永樂善五郎(即全)(1917~1998)

16代即全は昭和期を代表する茶陶作家で、「源氏物語五十四帖」を題材にした茶陶シリーズで高い評価を受けました。千家十職の中でも特に文化的な活動に積極的に関わり、数多くの受賞歴があります。

買取相場

即全の作品は、茶道具としてだけでなく芸術作品としても評価されることが多く、数万から10万円以上で取引される場合があります。

17代・永樂善五郎(紘一)(1944年~)

詳しくは略歴をご覧ください。現代の陶芸界を代表する作家の一人です。土風炉の伝統を守りつつ、現代的な造形や意匠に挑戦しています。2021年に家督を譲り、「而全」と号しました。

買取相場

17代の作品は国内外で高い評価を得ており、状態や展覧会の出品歴により価格は数万から10万円以上で取引される場合があります。

18代・永樂善五郎(1972年~)

18代永樂善五郎は、2021年3月に襲名したばかりの新しい当主です。2023年5月には日本橋三越本店で襲名記念展覧会が開催され、多くの注目を集めました。16代が国内で茶道文化の普及に尽力し、17代が海外での活躍を広げたように、18代はその流れを受け継ぎながら新たな挑戦を続けています。これからの活動を通じて、永樂家の伝統を次世代へと繋ぐ活躍が期待されます。

買取相場

18代の作品は、まだ市場に多く出回っていないため、希少性が高く今後の評価が楽しみです。現在は展覧会出品作や新作が中心で、将来的に高い価値を持つ可能性があります。

永楽善五郎の評価ポイント

永楽善五郎の作品の中でも、交趾焼、金襴手、仁清写といった華やかな作品は特に人気があり、高価買取のポイントとなります。 また、共箱の有無も非常に重要です。共箱が付属している場合は、必ず査定時にお持ちください。さらに、作品の保存状態が良いことも高評価につながります。そのため、無理に拭き掃除をせず、現在の状態のままでお出しください。

 

永楽善五郎について

1944~現在に至る。(十七代目)

陶芸の伝統が深く根付く京都で十六代永楽善五郎の長男として生まれた。十六代永楽善五郎を父に持ち、幼少期からその姿を間近で見て育つ。父が茶道具の世界を世に知らしめた様子に触れた経験は、彼の研究熱心な姿勢を育む大きな原動力となった。 1966年、東京藝術大学で日本画を学び、大学院で陶芸を専攻する。以降、陶芸家として伝統を基盤にしつつ現代的な感性を融合させた作品を制作し続ける。1991年の「京都工芸二人展」(ドイツ・ケルン)を皮切りに国内外で数多くの展覧会を開催し、1997年には「国際色絵コンペティション’97九谷」で金賞を受賞するなど、高い評価を得る。1998年には十七代永楽善五郎を襲名し、家業を正式に継承する。2004年には表千家十四代而妙斎より「紘康庵」の号を授かる。 その功績により2006年に京都府文化賞功労賞、2009年に京都市文化功労者表彰を受けるなど、多方面で活躍。2021年には次代へと襲名を繋ぎながら、永楽家の伝統を今も支え続けている。

2025年に古川美術館で「十六代永楽善五郎 源氏五十四帖茶陶展-陶と書の饗宴 」が開催された。

永楽善五郎の作風

永楽善五郎の作風は、伝統と革新が見事に融合している点が特徴です。代々、茶道で使われる土風炉や茶碗の制作を中心としてきました。 土風炉とは、素焼きの陶器に黒漆を塗り固めた風炉で、茶道具の中でも特に重要な役割を果たすものです。この技術は、交趾焼や瀬戸焼などの茶陶にも応用され、代々の永楽家によって発展させられました。 また、永楽家では中国や朝鮮、安南などの古い作品を写す技術を磨き上げ、染付や金襴手、青磁といった多様な陶技を取り入れています。これにより、幅広い表現を持つ茶道具を生み出しています。近年では、土風炉の伝統技法を活かした現代的な茶道具制作にも取り組み、国内外でその作品が高く評価されています。

永楽善五郎の買取は獏にご依頼ください

永楽善五郎の作品を売却するならぜひ獏にお任せください。獏は骨董品・美術品・絵画の買取専門店として、多くの実績があります。お客様の大切な品を丁寧に査定し、他社に負けない高価買取を実現します。全国対応の出張買取も無料で行っていますので、お住まいの地域に関係なくご利用いただけます。「どこに頼むか迷っている」「少しでも高く売りたい」とお考えの方は、お気軽にご相談ください。メール、LINE、電話で簡単にお問い合わせいただけます。お客様に安心してご利用いただけるサービスを提供いたします。