ディズニーのすごさ
世界的なエンターテインメントカンパニーといえば、私は一番に「ディズニー」を思い浮かべます。言わずもがなですが、ディズニーは今や世界一のテーマパークと言えるでしょう。実際に2019年、テーマパーク入場者数の殆どはディズニーとユニバーサルの2社が占めています。
2019年に最も来場者数が多かったテーマパークは、アメリカ・フロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールドにある4つのパークの内の1つ、『マジック・キングダム・パーク』。1年間で約2,096万人が訪れたそうです。
ちなみに3位~5位には日本のテーマパークがランクインしています。
3位:東京ディズニーランド 17,910,000人
4位:東京ディズニーシー 14,650,000人
5位:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 14,500,000人
日本人はテーマパークが大好きですね。
この来場者数だけでもビックリするような数字ですが、これに加えて映画・アニメなどの映像作品や、ディズニーのイメージを使用した様々な商品も世に出ていることを考えると、本当にすごい金額のお金が動いているのだろうと思います。
私達の生活においても周囲にはディズニー関連のモノが多くあり、影響力の高さがうかがえます。
ディズニー絵画の買取について
さて、ディズニーの凄さを数字で見たところで、本題の美術業界におけるディズニーについて見ていきましょう。美術業界にもディズニーに関する作品は多く存在し、それらは様々な形で市場に流通しています。実はディズニーランドやディズニーシー内にあるお土産屋さんでも、絵画をはじめとした美術品が販売されています。今回はそのお土産屋さんで気軽に購入できるものも含め、ディズニーの美術品に関してまとめます。
また、絵画・美術品の買取を専門で行う立場から、ディズニー関連絵画の種類や買取相場なども合わせてご紹介いたします。
ディズニー絵画の買取相場
絵画の買取では【誰が制作した作品か】という点が非常に重要です。ブランド品や自動車の買取で例えると、【どこのブランド・メーカーが制作したか】により大まかな評価は決まります。ディズニーに関連する絵画・版画作品は非常に多くの種類があるため、価値について一概には言うことは困難で、数千円代から数十万円代まで、非常に大きな幅があります。
すべての作品に対して具体的な金額をお伝えするのは難しいため、今回は大まかなジャンルに分けてまとめさせていただきます。
ディズニー関連の買取可能な絵画作品は大きく分けて3種類
ディズニーに関連する作品は数多くありますが、美術品という観点から見ると大きく3つのパターンに分けることが出来ます。① ディズニーのセル画
② ディズニー公認アーティストの作品
③ ディズニーとコラボレーションした作家たちの作品
それぞれ具体的に説明させていただきます。
① ディズニーのセル画
ディズニーの絵画作品で多く見かけるジャンルです。セル画とは、セルアニメ製作過程において用いられる画材「セル」とよばれる透明シートに描かれる絵を指します。
実際にアニメで使用されたセル画(直筆)も一部商品として出回っていますが、市場に流通している作品の多くは複製されたモノです。
一般的な版画作品と異なり制作枚数が多く、作品によっては5,000部も作られています。
セル画の買取金額はディズニー絵画の中で安価な傾向で、作品によっては数千円代となる可能性もあります。
② ディズニー公認アーティストの作品
著作権の管理が非常に厳しいことで有名なディズニー社が、自社のキャラクターを描くことを公認した数少ない作家たちの作品です。代表的な作家には、【デビッド・ウィラードソン】、【シム・シメール】、【ピーター・エレンショー】、【ジェームス・コールマン】、【トム・エバハート】らがいます。
題材がディズニーである点は共通していますが、作家ごとに表現方法が異なり、どれもディズニーキャラクターの新しい一面を垣間見ることができます。
買取金額に関しては【誰が描いた作品か】が重要です。作品の種類(油絵やリトグラフなど)も重要ですが、最初に確認すべき点は作家です。作家により評価が大きく異なります。
近年の傾向ですと、トム・エバハートの作品が高い人気を誇っています。
③ ディズニーとコラボレーションした作家たちの作品
②のディズニー公認アーティストとは異なり、スポットでコラボレーションした作家です。代表的な作家は【ヒロ・ヤマガタ】や【ラッセン】でしょう。
各作家が表現する独自の世界観に、ディズニーキャラクターを配置した作品が印象的です。コラボ作品は公認アーティストの作品の様に「キャラクターが主役」ではありませんが、各アーティストの作風とミックスした独特の良さを引き出しています。
買取金額はコラボレーションしたアーティストの相場に比例しますが、通常の作品よりは高い評価を得ています。
ディズニー絵画の買取時の評価は?
ディズニーの関連作品は絵画ファンだけではなくディズニーファンをも取り込むため、マーケットは大きいと言えるでしょう。ただし、買取金額は需要と供給の関係で決まるため、需要を上回る程の作品数がある場合、評価は厳しくなります。先述の通りセル画(複製)などはコレクターアイテムという要素もあり、制作数も非常に多いです。このような作品の買取金額は厳しい価格になる傾向です。
一方、公認アーティストの作品やスポットでコラボレーションした作品は、各作家の相場が基準となります。特にコラボレーションした作品は[通常のその作家の評価+α]といったイメージです。
ディズニー絵画の買取なら株式会社獏におまかせください
ディズニー作品だからといってすべてが高く評価されるわけではなく、どんな作家が描いたかにより買取金額は大きく異なります。絵画・美術品を専門に買取している当社では、作家名(アーティストやセル画など)・作品の種類(油絵やリトグラフなど)は勿論、表現されているディズニーキャラクターなども加味しながら、丁寧に査定をさせていただきます。
ディズニー絵画の売却をご検討の際は是非当社、東京の美術品買取専門店【獏】へお気軽にご相談ください。